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2021.08.01
匠の技が光る秘密の茶室でちょっと一服のご褒美♪日本橋「IPPUKU&MATCHA」
一般にほとんど流通するこのないシングルオリジンの宇治抹茶を楽しめる「IPPUKU&MATCHA(イップク アンド マッチャ)」。ショップの奥には匠の技で施された秘密の茶室があり、プライベートな空間でゆったりと本物を味わうことができます。心のスイッチをオフにしてしっとりとお茶を味わう時間を過ごしてはいかがでしょうか。
最高峰の宇治抹茶を気軽に楽しめる抹茶の専門店
地下鉄「三越前」A8番出口からすぐ
日本橋のタワービルの1階にショップを構える宇治抹茶の専門店「IPPUKU&MATCHA」。イタリア人が毎朝エスプレッソを飲むように抹茶を身近に感じてもらいたいという思いから気軽に立ち寄れるコーヒースタンドのようなお店をオープンさせました。お店の前にはテラス席がひろがり、カウンターで注文した本格的な抹茶のドリンクを味わえます。
ビジネス街でもある日本橋エリアのオアシスのようなショップ前のテラス
カジュアルに楽しむクロワッサンとのペアリング
(左から)「抹茶ラテダブル」(750円)「抹茶レモン」(600円)、「抹茶チョコレートクロワッサン」「焙じ茶チョコレートクロワッサン」(各480円)
テラスでは冷たい抹茶ドリンクや、温かいクロワッサン生地に抹茶チョコレートがトロリとしみこむ「抹茶チョコレートクロワッサン」などがいただけます。抹茶ドリンクはラテや搾りたてのレモン果汁をあわせたさっぱりとしたドリンクなど、抹茶の楽しみ方も広がりますよ。
秘密の茶室へと続く鏡の扉
(左)茶室の入り口の鏡の扉(右)注文カウンター
立ち寄りやすいテラスのほかにゆったりと過ごせるカウンター式の茶室もおすすめです。見た目以上に奥行のあるお店は鏡の効果で気づきにくい場所に扉があり、その扉の向こうが茶室です。宇治抹茶を楽しむだけにつくられた贅沢な空間はいつしか“秘密の茶室”と呼ばれるようになったのだそう。
バーカウンターをしつらえた秘密の茶室
茶室の利用は1時間ごとの予約制
左官職人によって仕上げられた落ち着いた色合いの壁に囲まれた茶室は、こぢんまりとしながらも照明が抑えられビジネス街にある隠れ家のような雰囲気です。一枚板のカウンターには背もたれのある座りやすい椅子がセットされ、人目や作法を気にせずゆったり過ごせる4席だけの特別感も漂います。
カウンターに座ると幻想的に見えるお茶道具
カウンターの向うでは日本にここだけというガラス製の風炉の上でお湯が沸き、畳敷きに炉を切った和室とは別の風情で涼やかな光景です。茶筅師が手づくりする百本立ての茶筅や茶杓など茶道具も日本の匠によってつくられたものが揃えられています。
極上の一服をたしなむために作られた江戸切子グラス
(左上)キラキラと光を反射する抹茶専用の江戸切子のグラス(右上・下段)抹茶は宇治焼の片口茶碗を使って丁寧に点てられる
京都宇治で栽培された単一品種単一茶園のシングルオリジンの抹茶は、旨味が強く甘みとコクがあるのが特徴です。この色鮮やかな極上抹茶をいただくのは抹茶専用の江戸切子のグラス。グラスの大きさと飲み口の厚みにまでこだわったオーダーメイドでよりおいしくいただけますよ。
スイーツでもとことん楽しむ抹茶の味わい
「本日のシングルオリジン宇治抹茶と宇治抹茶パフェのセット」(2500円)
抹茶に合わせたお菓子も、宇治の貴重な手摘み抹茶をたっぷり使用したマカロンやテリーヌなどが用意されています。なかでも「宇治抹茶パフェ」は抹茶のプリンやアイスクリームをグラスに品よく盛り合わせたデザートです。質のいい抹茶の甘みをステキな茶室で堪能してくださいね。
(左から)「宇治抹茶テリーヌマカロン」(380円)「宇治抹茶テリーヌ」(400円)
IPPUKU&MATCHA
イップク アンド マッチャ
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓
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