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2021.09.07
ことりっぷマガジンのあゆみ
2014年5月に誕生した「ことりっぷマガジン」。ガイドブックではお伝えしきれない四季折々のとっておきや、旅好きな人にもっと旅をしてほしいという想いを込めて創刊しました。 年4回、日本各地、時には世界各地のすてきな場所を紹介し、「読むだけで旅した気分になれる」「いろんな街のいいところをみつけられる」という声をいただきながら、『旅のきっかけマガジン』としてみなさんの旅に寄り添ってきました。 今回は、これまで出してきたことりっぷマガジンについても少しずつ振り返ってみたいと思います。バックナンバー選びの参考にしていただけるとうれしいです♪
創刊号は「ひみつの京都へ」
創刊号はことりっぷの国内ガイドブックでも常に人気上位の『京都』特集でした。「京都の夏は暑い」とはよく耳にしますが、その観光のオフピークのときに、あえて「京都の夏には魅力がある!」ということをお伝えする内容に。 表紙は老舗の京菓子店、亀屋良長さんの和菓子。誌面にはオリジナルで作っていただいた和菓子も掲載していました。また、表紙にはエンボス加工がされていて、ぱっと見はわからないけど、手に取るとでこぼこしていることに気づく、というさりげない仕掛けも。 内容は夏ならではのかき氷、貴船さんぽ、鴨川の川床、祇園祭、社寺めぐり、舞妓さんに会いに行く・・・など、ガイドブックには載せていない季節特有の情報をふんだんに盛り込んでいます。
続々とつづくvol.2~vol.7
3カ月に1回の発行、季刊誌としてスタートしたことりっぷマガジンは、春夏秋冬・四季折々の観光情報、日々のお出かけに役立つ情報をお届けしてきました。
【vol.2】2014年秋号は「わたしだけの小さい旅みつけた」。キャンドルの入った表紙がかわいいと評判でした。誌面では岡山県の西南部にある「美星町」を紹介し話題に。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.3】2015年冬号は「あったか時間、はじまります」。東京都内を中心に楽しむ内容でした。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.4】2015年春号は「電車に乗って春色探し」。観光列車が流行りはじめた頃で、和歌山の「いちご電車」などを紹介していました。
【vol.5】2015年夏号は「こころうるおう 沖縄の森カフェ、海カフェへ」。沖縄本島に点在する自然豊かなカフェを紹介しました。この号は第二特集や第三特集もあり、今とは異なる構成になっています。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.6】2015年秋号は「ふわり、誘われ 香りをめぐる京都」。あえて秋の紅葉ではなく『香り』をテーマにした京都特集に挑戦しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.7】2016年冬号は「やさしく、心地いい 灯りと温泉」。熊本県の山鹿温泉や石川県の和倉温泉など、雰囲気のあるすてきな温泉を紹介しました。表紙は和菓子ユニット「ユイミコ」さんに作ってもらったオリジナルのおまんじゅうが彩っています。
kazumiさん登場のvol.8~vol.15
この頃からモデルのkazumiさんが表紙に登場。誌面でも旅を楽しむ様子が盛り込まれています。日本各地、いろいろなところに行っていただきました。
【vol.8】2016年春号は「はじまりの港町」。神戸や門司港など日本各地の港町を紹介しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.9】2016年夏号は「島がよんでる」。旅先に島ばかりを集めた「島本」です。奄美大島や伊豆大島、愛知県・佐久島など、さまざまな島を紹介しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.10】2016年秋号は「そろそろ、ひとり旅。」というテーマに。読者アンケートでもひとり旅をしている女性が増えてきたのを感じられた頃です。
【vol.11】2017年冬号は「“泊まる”を楽しむ」。 表紙の北海道・美瑛にある「スプウン谷のザワザワ村」が「日本じゃないみたい」「この場所はどこ?」と話題になりました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.12】2017年春号は「道くさ電車に乗って。」というテーマ。京都丹後鉄道や四万十川を走るしまんトロッコ、熊本の路面電車など、地元に密着した鉄道や電車を紹介しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.13】2017年夏号は「奥に満ちる。」というタイトル。ちょっと変わった「奥テーマしばり」の号でした。屋久島の森の奥、高野山・奥之院、青森・奥入瀬、奥多摩・・・といろいろな奥を集めた面白テーマです。
【vol.14】2017年秋号は「レトロの町で。」近江八幡や木曽路・奈良井宿、播州織の町・西脇など、ノスタルジックな風景の残る小さな町をいくつも紹介しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.15】2018年冬号は「こころとカラダにやさしい宿」。「デトックス」や「ファスティング」などが流行っていた時期で、“体の内側からきれいになる”をテーマとしていました。
メモリアルイヤーを迎えたvol.16~vol.18
ことりっぷのガイドブックシリーズは2008年にスタートしました。2018年にはブランド10周年を迎え、お祝いムードに。また、秋にはことりっぷ初となる大型リアルイベント「ことりっぷマルシェ」も開催しました。
【vol.17】2018年夏号は「三度目の京都」。初心者ではないけどリピーターすぎない、京都に行くのが3回目くらいの人を想定した京都本です。ことりっぷマガジンとしても3回目の京都特集で、実は表紙は三度=サンドをかけたサンドイッチが・・・!人気で完売した号です。
【vol.18】2018年秋号は「旅とクラフト」。この号と同じタイミングで大型イベント「ことりっぷマルシェ」を初開催しました。クラフトをテーマにしたイベントで、これまでにマガジンで掲載されたものがマルシェで買えるなど、好評でした♪
「ことりっぷ旅するマルシェ」開催レポート
まだまだ続いていくvol.19~29
たくさんの読者にいろいろな情報をお届けすべく、さまざまなテーマでマガジンは続いていきました。
【vol.19】2019年冬号は「温泉×〇〇」。温泉にさまざまなテーマをかけてご紹介。表紙は山形県・白布温泉にある湯滝の宿 西屋のイケニャンおんでんくん♪ *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.20】2019年春号は「お茶にしよう」。東京のカフェを巻頭に、わざわざ行きたくなるような、秘境にあるカフェなども紹介。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.21】2019年夏号は「アートな瀬戸内たび」。この年に開催された「瀬戸内国際芸術祭」には国内外から多くの旅行者が訪れ、ことりっぷマガジンでも芸術祭の舞台である瀬戸内の島々はもちろん、起点となる高松や岡山、そして児島などひと足のばしてめぐりたいエリアも掲載しました。
【vol.22】2019年秋号は「わざわざ行きたい♪おいしい旅」。この頃に注目されていた「発酵」を裏テーマに、東信州や秋田、高知など、おいしいものをたくさんご紹介しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.23】2020年冬号は「あたらしい京都」。人気の京都特集の中でも、初めての冬の時期での特集でした。京都の「あたらしい」ものを求めて奔走! *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.24】2020年春号は「外国みたいな場所へ」。この号から世界中でコロナが流行し、旅行はもちろん気軽におでかけもできない状況に…。そんな時に「国内にある外国みたいな風景の場所」を特集し、「旅行気分を味わえた」と人気でした。
【vol.25】2020年夏号は「夏、したいこと。」というテーマで、旅に行った気分になれるような、絶景やおいしいものを集めました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.26】2020年秋号は「手仕事が生まれる場所へ」。人気のクラフトをテーマにし、青森のこぎん刺しや山梨のリネン、福井の漆器などを紹介しました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.27】2021年冬号は「あったかい宿と温泉へ」。この少し前からサウナブームがきており、北欧サウナが体験できる宿などを掲載しました。
【vol.28】2021年春号は「絵になる景色を探しに」。この号でも“旅に行った気分”になれる絶景を紹介。「この表紙の場所はどこ?」と話題になりました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 【vol.29】2021年夏号は「あたらしい旅のスタイル」。これまでになかったような旅のテーマやガイドブックでは取り上げていない旅先を紹介。淡路島や前橋、能登などを特集しました。
記念の30号目は「クラフトをめぐる小さな旅」
9月7日発売となった記念すべき30号目では、ことりっぷマガジンで人気のテーマ「クラフト」が再び登場です。 焼き物の兄弟産地の笠間と益子「かさましこ」を訪れたり、鳥取では食卓を彩る器を探す旅へ。また、家のなかと外、両方で使いたい<日本のいいもの>や、旅好きの料理家さんが旅先で出会ったお気に入りのうつわや雑貨、その旅先をイメージする料理なども教えてもらいました。
ことりっぷMagazine秋号 「クラフトをめぐる小さな旅」
創刊から7年目に突入した「ことりっぷマガジン」。 年4回のゆったりペースではありますが、これからも旅やおでかけすることが大好きなみなさまへ、日本各地の魅力あふれるすてきなモノ・コトや、季節ならではの楽しい情報をお届けしていきたいと思います。 ぜひ今後もご期待ください♪
特典たくさんの定期購読キャンペーンも実施中です
いま「Fujisan.co.jp」から定期購読のお申し込みをしていただくと、【2号分が半額】になるキャンペーンを実施中です。また、【ことりっぷガイドブックの専用ブックカバー】と【オリジナルノート】をお申し込みのみさまなにもれなくプレゼント!さらに先着順でことりっぷマスキングシールも付いてきます♪ たくさんのお得が詰まったキャンペーンは【9/15~11/30】の期間限定です。ぜひこのチャンスをお見逃しなく♪
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