秋の宝物を探しているような特別メニュー

今回新たな鉢庭として、素材の色合いを生かした可愛い一口菓子が枝先に登場する“秋の落ち葉拾い”がお目見え。銀杏やもみじをふわふわとした人参のカステラや柚子で表現し、パリパリのサツマイモチップが秋の落ち葉を彷彿とさせます。 まるで森林の中で落ち葉拾いを楽しみながら、秋の宝物を探しているような高揚感を感じられる特別なメニューです。 また、深まる秋をアースカラー調のドリンクで表現したウェルカムドリンク、横浜の三渓園公認の「濱手箱」、ディナーでも好評のフォアグラ最中、みりんや米麹の優しい甘さが特徴の和テイストスイーツ6種など、深まる秋を愛でるメニューが多数そろいます。

ウェルカムドリンク「玉露ほうじ茶　KAHO煎と米麹のエスプーマを添え」は、伝統的な栽培、製茶技術を持つ職人の手で全て手摘みで丁寧に作られている高級茶ロイヤルブルーティーです。 今回は玉露ほうじ茶を使用し、前回同様、お米の甘みを泡に仕立てた、米麹のエスプーマを添え、季節毎に変わるお茶菓子と共にいただくスタイルでいただけます。

「濱手箱①」は、国の名勝に指定された横浜の日本庭園「三渓園」をイメージした箱庭の重です。 秋らしく紅葉の形をした干菓子や、抹茶の粉をふり、苔むした岩に見立てたチョコブロックと共に楽しめます。

「濱手箱②」は、鯛の昆布〆、才巻海老、烏賊火取りの3種が一口サイズで味わえる手毬寿司、ふんわりとした出汁巻き玉子と、うま味のあるコンビーフをパンで挟んだオリジナルパンサンド、リッチな味わいのフォアグラを一口最中で挟んだフォアグラ最中、食感のよい赤蒟蒻に蓮根チップを添え、赤レンガに馬車道をイメージした蒟蒻れんが煮がそろいます。

「甘味」は、ぷっくりとした塩豆と、つるりとのど越しのよい緑茶の豆寒天、三浦産のバターナッツを蒸して裏ごし、白玉に仕上げた大納言とさつまいもの白玉、神奈川県相模原の恵壽卵を使用して焼き上げた固めな触感の和三盆プリン、シナモンを加えて炊いた酸味のある旬の紅玉、熟した柿のソースと干し柿を添えたフレッシュな柿、岡山県産の大粒なみずみずしいシャインマスカット、料理長自らセレクトした神奈川のいちご農園より直接仕入れたいちごがそろいます。

「秋の落ち葉拾い（新作）」は、落ち葉に見立てたパリパリのサツマイモチップとともに、枝先には素材の色合いを生かした一口菓子が並びます。 もみじと銀杏を表現しているカステラは伊達巻の作り方をヒントに、魚のすり身をごく少量加えることで軽い塩味とうま味がプラスされています。「もみじ」は人参、「銀杏」はカボチャのペーストを加えることで、風味と自然な色合いを演出しています。 また、枝豆ベースのずんだ餅を詰め、新蓮根のカリカリとした小気味よい食感の蓮根菓子、こしあんにクルミや干しブドウをプラスし黄身の衣で包み、サクッと揚げたゆずがそろいます。

また「茶菓」は、蓋をあけると湯気とともに、香りが広がる出来立ての薯蕷饅頭が登場します。 つくね芋と上新粉で仕上げた、粘りのあるお餅の中には、うらごししたサツマイモに、干し芋、干しイチジク、ドライフルーツを加え、白砂糖は使用せずごく少量のはちみつで甘みを加えています。素材の味を生かした、滋味深い味わいが特徴です。 予約方法など詳細は、公式サイトをご覧ください。 深まる秋を表現した体に優しい和スイーツを、ぜひ体験してくださいね。