73
2022.02.01
江ノ電をのんびり眺めていただくパティシエ自慢のスイーツ♪稲村ケ崎「イナムラ カフェ」
海に近いローケーションでありながら静かな住宅街にあるため隠れ家的な存在の「イナムラ カフェ」。南側に張り出したウッドデッキのテラスでは、都内で腕をふるったパティシエが手づくりするケーキをいただきながらのんびりとした時間が過ごせます。稲村ケ崎の海岸を飛ぶトンビのピーヒョロロ~の鳴き声も聞こえてくる湘南らしい雰囲気のただようカフェですよ。
江ノ電を眺めてくつろぐ高台の一軒家カフェ
江ノ電稲村ケ崎駅から徒歩1分
鎌倉と江ノ島の間をゆっくり走る江ノ電の稲村ケ崎駅を降りるとのすぐそばにある「イナムラカフェ」。駅には近くても車の行きかう幹線道路からは少し離れているせいか静かなエリアで、まわりには住宅街が広がります。
開放感あふれる高台からの眺め
明るい日差しのさすシンプルな店内
コンクリートの階段を登った先にある扉を開けると南向きの窓から明るい日差しが入り、その先にウッドデッキのテラスが張り出しています。まるで海のそばにある知り合いの家を訪ねるような一軒家で、ガタンゴトンとゆっくり走る江ノ電の音もノスタルジックに響いてきます。
目線の下は江ノ電稲村ケ崎駅のホーム
切り盛りするのはパティシエのオーナー

(左上)ケーキの並ぶショーケース(右上)テラスに遊びに来るスズメ(左下)壁にはやわらかいタッチの絵画いくつも掛かる(右下)リゾート感のあるテラス
長年にわたって都内のパティスリーでパティシエとして活躍していたオーナーシェフの米津治さんが、海に近くて静かなここの立地を気に入ってカフェをオープンさせたのだそう。おだやかな米津さんのお人柄が伝わるようなシンプルな店内は、地元の画家さんの絵画も掛かりとても和やか。海辺を悠々と飛び回るトンビの鳴き声も聞こえ、テラスではスズメがさえずる温かみのあるカフェです。
白いパラソルのもとで味わうクオリティー確かなスイーツ
鮮度にこだわったコーヒー豆を使用し砂糖やミルクを入れなくても楽しめる酸味の効いたブレンド「スペシャリティーブレンド」(550円)「ショートケーキ」(550円)
ケーキはどれもパティシエの力量が問われるようなシンプルなケーキで、コーヒークリームをやわらかいスポンジ生地で巻く「モカロール」(350円)や「シュークリーム」(350円)、フルーツのタルト類などオーソドックスなランナップ。それぞれに丁寧な手仕事がしっかりとほどこされ、なかでも「ショートケーキ」はなめらかな生クリームの美味しさが際立つしっとりとした味わいです。テラスの開放感も感じながらゆったりとした気分で楽しんで。
ふんわりとしたマロンクリーム「モンブラン」(600円)「アプリコットのタルト」(450円)
パティシエのつくるサクサク生地のキッシュ
「アイスほうじ茶ラテ」(530円)トロリとしたネギの甘味たっぷり「しらすとネギのキッシュ」(800円)
軽食ではモチモチとした「パスタ」(900円)や「キッシュ」が一日中いただけます。パティシエの作るキッシュは外側のパイ生地がサクサクとしていて少し甘め、新鮮な鎌倉野菜を使ったサラダと温野菜が添えられます。「ほうじ茶ラテ」や「自家製ジンジャーエール」(650円)などドリンク類も豊富で「グラスワイン」(500円)を選べばオシャレな昼下がりに。江ノ島を臨む七里ガ浜や稲村ケ崎の海辺で遊んだあとに立ちよってはいかがでしょうか。
イナムラ カフェ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
高橋茉弓
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
の人気記事
















































