小田原フラワーガーデンは、1995年にオープンした植物公園です。メイン施設の「トロピカルドーム温室」では年間を通して熱帯植物・亜熱帯植物が楽しめるほか、関東最多級の約300品種500本の梅が咲き誇る「渓流の梅園」、約160品種360株のバラが春と秋に楽しめる「バラ園」、約180品種1,000株の「ハナショウブ池」など、四季を通じてさまざまな花を観賞することができます。

秋バラの見頃が到来

小田原フラワーガーデンのバラ園では、2022年10月現在「秋バラ」が開花をはじめました。約160品種360株のバラが植栽されており、ハイブリット・ティー（大輪系）、フロリバンダ（複輪系）など、スタッフが丹精込めて管理した美しい「秋バラ」を楽しむことができます。 2022年の見頃は、10月下旬～11月中旬がピークとなる見込みです。

気温が下がり昼夜の寒暖差が大きくなる秋は、バラの蕾がゆっくり生長するため、より色濃く、香り豊かな花となり、バラ本来の美しさが際立ちます。気温の上昇と共に一気に開花する春バラのボリューム感も見応えがありますが、ゆっくりと次々に咲き、一輪一輪の花姿の美しさをじっくりと観賞できるのが「秋バラ」の魅力です。

この「秋バラ」の花数が多くなる時期にあわせて開催され、バラの魅力を五感を使って堪能できる「オータムローズフェスタ」。駐車場・入園料ともに無料です。 美しく、香り高い「秋バラ」をこの機会にぜひ堪能してくださいね。

いつでもバラの花を楽しめるよう剪定時期を工夫

2022年「秋バラ」の見頃は10月下旬～11月中旬の見込みですが、10月から12月までの間なら、いつでもバラの花を楽しめるよう剪定時期を工夫しています。植栽スタッフが天候や品種ごとの性質を見極め、複雑に剪定時期を調整することで、花が途切れることのないバラ園をつくりあげています。 長期間楽しめる「秋バラ」ですが、やはり花数が多くなる『オータムローズフェスタ』期間中が特におすすめです。

今年の秋バラの特徴

昨年度のバラの人気投票１位「シャルルドゴール」

今年の秋バラは、全体的に背が高めで、一輪一輪が背筋を正しているかの様に凛としています。 園内では、多彩なバラの世界を楽しめるよう、甘い紅茶のような香りやスパイシーな香りなど6種類の香りの違いや、人気投票上位の品種を紹介するパネルも展示します。 「秋バラ」の香りや色・形の違いを感じながら、お好みの一輪を見つけてみてください。

ガイドツアーやワークショップなど毎週末にはさまざまなイベントを開催

オータムローズフェスタ期間中は、スタッフが一緒に歩きながらバラ園の楽しみ方を解説するガイドツアーや、バラの咲く中でマリンバの音色を楽しむコンサート、地元のグルメなどを味わう移動販売車など、毎週末さまざまなイベントを開催します。 ●スタッフによるバラ園ガイドツアー スタッフがバラ園を一緒に歩きながら見どころや、ガーデナーならではのこだわりの楽しみ方、育て方などを紹介します。 開催日：2022年11月3日（木・祝）、6日（日） 時間：11:00～11:30 定員：20名（当日受付／雨天中止） 参加費：無料 ●ROSEクリーム作り ローズエッセンシャルオイルと蜜蝋などの無添加の素材で作ります。 開催日：2022年11月3日（木・祝） 時間：13:30～14:00 定員：10組（当日受付） 参加費：300 円

●ROSEバスボム作り 園内で採れたバラの花びらを入れた発泡入浴剤を作ります。 開催日：2022年11月5日（土）、12日（土） 時間：11:00～11:30 定員：10組（当日受付） 参加費：200円 ※「ROSEクリーム作り」と「ROSEバスボム作り」は、開始30分前から整理券を配布し、参加希望者が定員を超えた場合は抽選を行います。 ※その他のプログラムについては、公園WEBサイトをご覧ください。

バラを味覚で味わえる特別なジェラートや、自宅でも楽しめるバラのお土産

テイクアウトカフェ「ハイビスカス」では、バラの優雅な香りと桃の優しい甘さが絶妙にマッチした、小田原フラワーガーデンオリジナルの特別なジェラート「ローズピーチジェラート」を販売しています。バラ園の景色とともに味わって。 またお土産コーナーでは、バラを使用したローズティー、ローズラスク、入浴剤などを販売しているほか、フラワーショップ「PICCOLO」では、園内に植栽されているバラの中から人気の高い品種を中心とした「バラ大苗」の販売、八重咲チューリップ、ムスカリ、水仙など、春のガーデンが楽しみになる秋植球根も販売しています。 ＊　＊　＊ 詳細は、公式サイトをご覧ください。 バラを五感で楽しむイベントを、この機会にぜひ楽しんでくださいね。