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2022.12.17
鎌倉の街歩きで立ち寄りたい♪ほっこりとした雰囲気の漂う焼き菓子のお店「TOROkko」
アンティークのショーケースに焼き菓子が並ぶ「TOROkko(トロッコ)」。店主が一人で手づくりする厳選した素材を使ったお菓子はどれもやさしい味わいで、イートインの開催日には自家焙煎のコーヒーやワインでほっこりとしたティータイムも過ごせます。鎌倉の散策途中に立ち寄ってみませんか?
のどかな鎌倉の住宅街にあるお菓子屋さん
鎌倉駅西口から徒歩約5分
白色の引き戸が目印の「TOROkko」は、古民家をリノベーションした一軒家のお店。にぎやかな鎌倉駅から北鎌倉方面へと続くエリアの静かな住宅街にとけ込むようにたたずみます。引き戸を開けるとすぐ左側のカウンターにショーケースがあり、丁寧に焼き上げたスコーンやクッキーなどの焼き菓子が並びます。
お店のなかはチュラルな雰囲気が漂う
見ているだけでもわくわくする木枠のショーケース
「オーガニックレーズンバターサンドクッキー」(400円)
焼き菓子は店主のお菓子職人・原田郁未さんが仕込みから焼き上げまで、一人で仕上げる手づくりです。北海道産の全粒粉や発酵バター、きび砂糖、平飼いの新鮮な卵など質のいい素材を使ったナチュラルなおいしさで、アクセントに使うレモンやレーズン、スパイスなどもオーガニック素材です。
温みのある店内からはお菓子職人の原田郁未さん(右)とコーヒー焙煎士の原田安曇さん(左)ご夫婦のお人柄が伝わる
普段見慣れたサイズよりもすこし大きく、やや厚めにカットしてあるのが特徴的です。お花の形のクッキーで挟んだレーズンバターサンドなど形もかわいく、パウンドケーキやショートブレッドなど常時10~15種類ほど。取材時には地元の食材を使った「鎌倉県産人参ケーキ」(780円)やフランスのブルターニュ地方の焼き菓子「チェリー&ファーブルトン」(450円)、巨峰とチョコレートがゴロゴロ入った「タルト」(1000円)など、どれも持ち帰りたくなるほど心がわくわくするラインナップでした。
「TOROkko」のロゴも原田郁未さんのデザイン「朝焼き きび砂糖プレーンスコーン」(350円)
朝焼きスコーンは定番のプレーンタイプに加えて、抹茶やチョコチップなど季節感のある種類も登場します。きめの細かいほろほろとした食感も人気の秘密。
自家焙煎のコーヒーにほっとなごむ鎌倉のひととき
布の真ん中でくくるスタイルがおしゃれな窓辺のカーテン
カウンターの反対側はアンティークのテーブルやイスを置いたスペースになっていて、イートインの開催日にはショーケースから選んだ焼き菓子をこちらで味わえます。
ネルドリップ式で淹れる自家焙煎コーヒー
ドリンクは紅茶などのほか焼き菓子と相性のいいコーヒーもセレクトされ、ご主人の原田安曇さんが手回しの焙煎機で自家焙煎しています。南部鉄器の鉄瓶で沸かしたお湯で淹れるので、かどの取れたまろやかな味わいに。好きなお菓子と一緒にのんびり味わって。
左から時計回りに「朝焼き きび砂糖プレーンスコーン」「朝焼き 有機レモン&ホワイトチョコレートスコーン」(590円)バニラビーンズの入った「マドレーヌ」(330円)「自家焙煎コーヒー」(600円)
季節のケーキをワインとのぺアリングで
赤か白を選択「ナチュラルワイン」(900円~)「長野県紅玉りんごタルト」(950円)
ベイクドチーズケーキや季節のタルトなどイートイン限定のスイーツもあり、ワインと楽しむのもおすすめです。由比ガ浜の鈴木屋酒店のスタッフがセレクトした自然派ワインで、夏場のティラミスや秋から冬のはじまりにかけてのリンゴのタルトとのペアリングもいつもと一味違ったティータイムに。静かな鎌倉の雰囲気を楽しみながらのんびりと過ごしてくださいね。
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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