【京橋】変わらぬ味で愛される明治創業の老舗「京橋 桃六」

明治2年に創業した京橋の老舗和菓子店「京橋 桃六（ももろく）」。杵と臼で毎日つくお餅や手作業で煮る小豆など、手間を惜しまない味わいで愛されるお店です。場所柄、地元の人はもちろん、歌舞伎役者や大女優の手土産として購入されることも多いそう。 商品はお団子や大福、どら焼きなどの定番から、オリジナル和菓子、お弁当まで。季節限定のいちご大福は、お昼過ぎには売り切れてしまうこともある人気の一品です。

【浅草ほか】160年以上も続いている甘味処「浅草 梅園」

江戸末期の1854年、浅草寺の別院・梅園院の一角に茶屋として創業した「浅草 梅園（うめぞの）」。東京名物となった「元祖あわぜんざい」で知られます。現在は浅草と日本橋に甘味処があって店内でも和菓子を販売するほか、南関東の商業施設に販売店があります。 こちらのいちご大福は、甘みと酸味のバランスがいい大粒のいちごを、なめらかなこしあんともっちりした食感の生地で包んだもの。年末から春にかけての限定商品です。

【千駄木】週末のみオープンする谷中の隠れ家「空薫」

多くの人でにぎわう「谷中ぎんざ」近く、通りに出た小さな看板を目印を進んだ先にある小さな一軒家「空薫（そらだき）」。“小豆ときな粉が香る家”をコンセプトに、建築設計事務所と同居しておもに週末のみ営業する、隠れ家的な和菓子のお店です。 こちらのいちご大福は、選りすぐりの大粒いちごが主役。皮もあんもいちごが透けて見えるほど薄いのが特徴です。食感や甘みの絶妙なバランスが、いちごをさらに引き立てます。