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2023.05.24
浅草やスカイツリーが徒歩圏内♪レトロ可愛いクリームソーダや焼きたてホットケーキを「ブラウン喫茶デルコッファー」
浅草や東京スカイツリーまで歩いて行くことができ、観光やショッピングに便利な本所吾妻橋にある「ブラウン喫茶デルコッファー」。焼きたてのホットケーキや厚切りトースト、クリームソーダなど昔ながらの喫茶店メニューが楽しめる老舗純喫茶です。2代目店主こだわりのブラウンカラーの内装や、昭和レトロなガラスの器・アデリアレトロで提供するドリンクなど、老舗ながらもキュートな一面も魅力的です。観光地の喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
本所吾妻橋で約35年の老舗純喫茶
ブラウンの看板に緑の暖簾が目印
都営浅草線・本所吾妻橋駅から徒歩1分。浅草と押上の中間に位置し、目の前には東京スカイツリーが見える交差点の角にある「ブラウン喫茶 デルコッファー」は、1988年創業の老舗純喫茶。現在は創業者である父親からお店を受け継いだ娘さんが、2代目店主としてお店を営んでいます。
窓から差し込む明るい日差しとブラウンの色合いが美しい
木を基調とした温かみのあるブラウンカラーの店内は、まるで友人の部屋に遊びにきたようなアットホームな雰囲気が広がっています。内装は、2代目店主の娘さんが創業者から引き継いだ時に、お店のイメージカラーをブラウンに一新。改装前は白の壁紙に昔ながらの家具が並んでいたのを、古き良きところは残しつつ常連さんに限らず誰でも入りやすくなるように変えていったのだそう。 店内のあちらこちらに、クスっと笑えるユニークな小物や雑貨などにも、2代目店主の人柄や個性が感じられます。
ひとりでもくつろげるカウンター席
まるで自宅にいるような気分になれる窓のトルコ刺繍のレースカーテンは店主さんがオーダーメイドしたもの
ブラウン喫茶のイメージガール
ブラウン喫茶とイラストレーター凪さん(@nekokawaii1012)のコラボ作品
店内奥の壁に飾られる女性の絵は「昭和レトロなブラウン喫茶の可愛い女の子」をコンセプトに、イラストレーター凪さんが描いた作品。うつむき加減の美しい切れ長の目、珈琲を飲みながら寛ぐ女性の姿は、ブラウンカラーのお店のイメージにぴったりです。 絵には、窓の花柄面格とレースカーテンを背景へ忠実に再現。女性が手に持つレトロなブラウンカップは、お店自慢の「ブレンドコーヒー」を注文した時に、実際にこのカップで提供しているものです。
「ブレンド」(530円)※ブラウンカップは「ノリタケ・バーサトーン/クローバー」のもの
人気の定番厚切りトースト
「焦がしチーズトースト」(550円)
そんなこだわりの店内では、ちょっとお腹が空いたときに食べられるトーストやサンドイッチなど軽食メニューが豊富に揃っています。定番の厚切りトーストシリーズは、注文を受けてからイギリスパンを8つのサイコロ状にカットして食べやすいように提供しています。 おすすめは、厚切りトーストに負けない量のチーズをどっさりトッピングした「焦がしチーズトースト」。トースターから焼きあがったら、バーナーでチーズに焦げ目をしっかりつけて、仕上げにブラックペッパーをふりかけてピリッとした辛味をアクセントに。こんがり焦げたチーズの香りがたまりません。冷めないうちにアツアツをどうぞ。
「シュガートースト」(500円)
最近、厚切りトーストシリーズの仲間入りになった「シュガートースト」は、たっぷりのバターと砂糖をのせた朝食やおやつにぴったりのトーストです。仕上げにバーナーで表面を焦がして提供するのもこだわりのひとつ。焦げた砂糖がカリッとした食感となり、まるでブリュレを食べているような味わいに。じゅわっと広がるバターの塩味と甘いシュガーの組み合わせに思わず笑顔がほころびます。
専用の銅板で焼く自家製のホットケーキ
「自家製銅板焼きホットケーキ」(800円)
「自家製銅板焼きホットケーキ」は、先代からの大切な軸となるレシピや材料は守りつつ2代目店主さんが改良を重ねたお店自慢の看板メニュー。卵の攪拌の微調整や材料の追加をほどこし、最後までしっとりと味わうことができます。 生地にはバターをプラスしており、銅板で焼くと店内はバターの香りに包まれて思わずほっこり。一口目は何もつけずにそのままで食べてみてください。添えてあるメープルシロップは(+150円)ではちみつに変更することができますよ。
アデリアレトロのグラスで楽しめるクリームソーダ
左:「クリームソーダ/ローズ(いちご味)」(750円)、右:「クリームソーダ/グリーン(メロン味)」(750円)
「クリームソーダ」は、ローズ(いちご味)、グリーン(メロン味)、ブラウン(コーラ味)、ベージュ(ジンジャエール味)の4種類があり、希望をすれば花柄がとても可愛いアデリアレトロのグラスで提供してくれます。一番人気はグリーンですが、店内のブラウンカラーに合わせたコーラ味のクリームソーダもおすすめです。
「アイス珈琲」(530円)
店主さんが一目ぼれしてからドリンクに使用されることになったアデリアレトロのグラスやマグカップ、グッズなどはお店でも販売しています。2代目店主さんこだわりの、レトロ可愛い空間とおいしい喫茶店メニューでゆっくりと過ごしてみてくださいね。
ブラウン喫茶デルコッファー
ブラウンキッサデルコッファー
https://www.instagram.com/derkoffer.cafe/
モーニングタイム:オープン~11:00、平日のみランチタイム:11:30~14:30、コンセント利用可
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南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ
テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
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