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2023.07.07
信州・白樺湖で爽やかな夏の休日を。新しくなった「白樺リゾート 池の平ホテル」で1泊2日旅
今年の夏旅は、暑い日常から離れ、涼しく過ごせる信州の高原にある湖畔で、リゾートステイはいかがでしょう。 白樺湖のレイクサイドに建つ「白樺リゾート 池の平ホテル」は、2023年4月に新本館が全面リニューアル。山々と湖を見渡す眺望の中でリラックスできる、上質な空間に生まれ変わりました。アフタヌーンティーや絶景の露天風呂&サウナ、ピーターラビットのガーデンなどをめぐりながら、1泊2日でレイクリゾートをゆっくり楽しんでみませんか。
清々しい高原の空気に包まれた湖畔のリゾートホテル

蓼科山を背に、周囲に溶け込むようなブラウンを基調とした新本館。目の前には白樺湖の景色が広がる
JR中央本線茅野駅から車で約30分、霧ヶ峰や美ヶ原高原まで高原ドライブが楽しめる観光道路「ビーナスライン」を走ると、白樺湖が見えてきます。白樺湖周辺は標高1450mに位置し、夏でも気温が30度を超える日は少ない避暑地として知られています。 その湖のほとりにたたずむのが、2023年4月にリニューアルオープンした「白樺リゾート 池の平ホテル」です。新しい顔となった新本館は「THE LAKE RESORT」をコンセプトに、周辺の自然をゆっくり楽しめる滞在型のリゾートホテルになりました。白樺湖の向こうには、トレッキングが楽しめる車山や霧ヶ峰など緩やかな稜線の山景色が広がっています。

木や石をふんだんに使い、洗練された雰囲気を醸し出すロビー
ホテル内に入ると、落ち着いたトーンにまとめられた高級感の漂うロビーやフロントが出迎えてくれ、非日常のリゾートステイの始まりに気分も高まります。ゆったりしたソファや椅子を配したロビーには、自然素材で作られた素敵なディスプレイも。 ロビーでリラックスをしたら、さっそくランチにしましょう。チェックインより早めに到着するのが、白樺リゾート流の楽しみ方です。
贅沢な時間が流れるアフタヌーンティー&ランチ

ウェルカムドリンクがついた「アフタヌーンティー 春」3500円
ロビー横にあるレストラン「RESORT FOOD HALL湖畔の風」へ。天井が高く、大きな窓が並ぶホールは明るく開放的です。パノラマビューの窓から白樺湖や山々を眺めるだけでも癒されていきます。 ランチとしてもおすすめなのが、ホテル特製の「アフタヌーンティー」。蓼科牛のカンパーニュサンドや季節のクロワッサンサンドなどの軽食、ムースやプリン、ミニケーキ、焼き菓子など華やかなスイーツがノリタケのプレートに盛りつけられており、丁寧に作られた極上スイーツに心も踊ります。 季節ごとにテーマが変わり、春から7月中旬まではいちごを中心としたかわいらしいスイーツが、夏はメロンなどを使った爽やかなスイーツがプレートを彩ります。さっぱりとした味わいの「信州りんごのフルーツティー」とともに、優雅な時間を過ごしてみませんか。 ※仕入れ等で食材が変更になることがございます

(左上)大きな窓からの眺めが気持ちいい (右上)「地産“信州蓼科牛”の欧風ビーフカレー」2700円 (左下)サクランボがかわいい「濃厚ベイクドチーズケーキ」800円 (右下)夏はテラスでいただくのもおすすめ
ホテルには和洋中の各シェフがいるため、ランチメニューはパスタや松花堂弁当、酸辣湯麺、丼ものなどバラエティ豊か。なかでも人気なのが「地産“信州蓼科牛”の欧風ビーフカレー」です。地元の信州蓼科牛がゴロゴロと贅沢に入ったピリ辛のカレーは、まさに王道のホテルメイドカレー。やわらかく甘みのある肉をローストしたトマトベースのカレーです。 カフェメニューのおすすめはホテルメイドケーキ。「濃厚ベイクドチーズケーキ」は、しっとりした食感のケーキで、チーズの濃厚さがたまりません。「厳選素材の苺ショートケーキ」は県産小麦や卵を使い、アカシアのハチミツに漬けたいちごを使った特製ケーキ。ランチやカフェは宿泊しなくても利用できますよ。
色とりどりの花畑とピーターラビット™の森へ
夏のメインは約80種類のユリが咲く花畑。山頂からは花畑越しに湖も見える
ランチ後はホテル横の展望リフトに乗って、花畑へ行きましょう。レイクサイドガーデン「黄金アカシアと花の丘 」は、6月ごろから秋にかけて、なだらかな斜面一面が美しい花々に覆われます。片道5分の展望リフト(有料)に乗れば、空中から花散歩が楽しめますよ。 6月中旬にはニッコウキスゲが咲き始め、7月中旬から8月中旬にかけて約10万株のユリも丘の斜面を彩り、圧巻の花畑に。帰りは色とりどりの花畑の中を歩きましょう。秋になると赤く染まるコキアやコスモスも見どころです。9月末には黄金アカシアが黄金色に染まり、10月下旬になると山のカラマツもはちみつ色になっていくそう。

(左上)花に囲まれた入り口 (右上)切り株の下で暮らすピーターラビット一家 (左下)ピーターがいる森に迷い込んだよう (右下)小さな家が点在。苔むしたガーデンは美しい
山頂ガーデンでもう1つ見逃せないのが「ピーターラビット™の森」です。木々が立ち並ぶ自然豊かなガーデンに入るとすぐに、木の切り株の中にピーターラビットたちの家が現れます。そのかわいさに思わず写真を撮りたくなるほど。この切り株がある「ピーターラビット™の森」を囲むように、ミニチュアガーデンが造られています。 小さな手作りのブランコがあったり、ミニチュアサイズの家が点在していたり、かわいらしいプランターを飾ったりなど、ピーターラビットの世界観が表現されたガーデンに心がときめきます。スタッフが手入れをしている小さな草花の中に、ひょっこり姿を現すピーターラビットも。自分だけのフォトスポットを探してみてくださいね。
湖を望むシンプルでナチュラルな和モダンルーム

ブラウンとクリーム色を基調としたやさしい色合いの「デラックスレイクビュー」。宿泊料金は新本館1泊2食付(1室2名利用)2万4200円~
チェックインをすませたら新本館の新しい客室へ。木のぬくもりにあふれ、和モダンにこだわった部屋はベッドスタイル。琉球畳が敷かれて足触りもよく、ゆったり過ごせる空間です。部屋数が最も多い「デラックスレイクビュー」は、名前の通り、白樺湖と車山、霧ヶ峰が見渡せる絶景ルーム。ソファセットが置かれ、夜はゆっくりおしゃべりも楽しめそうです。

(左上)「デラックスレイクビュー」から見る絶景 (右上)染色作家が池の平の自然を色鮮やかに表現したタペストリー (左下)バルコニーでのんびりできる「デラックスバルコニー」 (右下)夜は暖炉に火を着けて楽しんで
同価格帯の客室「デラックスバルコニー」は、バルコニーに可動式のチェア2つと、バイオエタノールの暖炉を設えているのが特徴。包み込まれるようなチェアに座り、揺らめく青い炎を眺めているだけで、リラックスできますよ。 部屋にはお茶菓子も。新本館の宿泊客にはウェルカム用のお菓子のほか、もう1つ箱菓子が用意されています。また、館内着以外にかわいい色浴衣が無料で着られるのも、新本館ならではのうれしいサービスです。お風呂に持っていくバッグも用意され、細やかな心遣いも感じられます。

(左上)ソファや畳でくつろげる「スイート」(右上)「スイート」の贅沢なビューバス(左下)色浴衣は5種類ほどから選べる (右下)「デラックスレイクビュー」のお茶菓子セット
最上階10階に設けられているのは「スイート」。眺望を楽しめるようにと、寝室とリビングを広々としたワンルームに。さらに、景色を眺めながらワーケーションもできるロングデスクがあるのも個性的です。 温泉大浴場があっても入りたくなるのが、ビューバス。スイートには湖を一望できる贅沢なお風呂がついています。ホテル内の水はすべて蓼科山の伏流水のため、お湯もやわらか。シャワーヘッドやドライヤーは「ReFa」で、ラグジュアリーなバスタイムになります。
温泉に浸かって絶景のレイクビュー&サウナを堪能

雄大な眺望が広がる「湖畔混浴 空」。横の椅子では足湯をしながら外気浴もできる
新しくなった新本館の「湖天の湯」では、自家源泉の樽ヶ沢温泉が注がれた天然温泉が楽しめます。なかでも話題になっているのが露天風呂の「湖畔混浴 空」。無料貸し出しの湯あみ着か、持参した水着で入る混浴エリアにあります。 温泉に浸かると、湯と白樺湖が一体化したような感覚に。話題のインフィニティ露天風呂になっています。おすすめの時間帯は、車山に夕日が沈むサンセットのころ。夜は星が瞬き、朝は朝日で湖面がきらめくのが素敵です。 混浴エリアには絶景の「展望サウナ-Ku-」もあり、山の稜線をイメージしたサウナ室に入ったあとに、伏流水の水風呂に浸かれば、ととのうこと間違いなしです。

(左上)混浴の「展望サウナ-Ku-」。ロウリュはセルフで (右上)混浴エリアの水風呂には冷たい打たせ水も (左下)木曽檜の湯船が心地よい「木の湯」。泉質は硫酸塩泉 (右下)内湯からつながる「石の湯」の露天風呂
朝晩で入れ替わる男女別の内湯と露天風呂は、木曽檜の香りに癒される「木の湯」と、天然石で造られた「石の湯」の2か所。それぞれフィンランド式のサウナも設置され、寝転がれるスペースが作られているのも、サウナーにとってはうれしいポイントです。洗面所には「ミキモト」のスキンケア用品がそろい、アメニティも充実しています。

(左上)「木の湯」のサウナ室。白樺の木がアクセントに (右上)湯上りラウンジの墨絵は車山を描いたもの (左下)ディスプレイもおしゃれな小上がり(右下)風呂上りは蓼科山の伏流水でひと息
温泉を楽しんだあとは「湯上りラウンジ」で休憩を。広々とした空間に座り心地のいい椅子が並べられ、奥には小上がりの畳コーナーもあります。 温まった体におすすめなのが、蓼科山の伏流水が味わえる名水バー。標高2531mの蓼科山を水源とし、岩や砂礫など天然のろ過で自然浄化された水はミネラルが豊富です。通常の伏流水のほか、ガスを加えた炭酸水もあり、冷たくおいしい水で体がすっきりしますよ。
バラエティ豊かな料理に目移りする夕食ビュッフェ

スタイリッシュな雰囲気のフードホール
夕食は「RESORT FOOD HALL湖畔の風」でビュッフェを楽しみましょう。フードホールに並ぶ和・洋・中・エスニックなど計13のカウンターには、信州の旬の食材を中心に使った料理や新鮮なサラダ、スイーツがずらり。各ジャンルのシェフが腕を振るう料理を、自由に選べるのがビュッフェの醍醐味です。 茅野市の名産、寒天を使った和え物や野沢菜の長漬けなど信州各地の郷土料理が並ぶのは「信州郷土 よらっしゃれ」。「海鮮市場 みずべ」では県内で養殖している信州サーモンなどのお刺身を。「肉バル ナミタス」は地元の諏訪美豚で作るコンフィや、信州味噌を使った牛すじの赤ワイン煮込みなど、お酒と合うメニューが並びます。県産食材にこだわる本格中華「中華料理 湖飯店」のおすすめは信州福味鶏の黒糖酢鶏。甘酸っぱく、やわらかな鶏料理は絶品です。

(左上)いろいろなお店をめぐるように楽しめる (右上)「信州郷土 よらっしゃれ」の品よく盛られた小鉢(左下)焼きたてのジューシーな肉が味わえる (右下)「中華料理 湖飯店」の人気メニュー、信州福味鶏の黒糖酢鶏
ビュッフェの楽しみのひとつは、目の前で調理をしてくれること。「鉄板dining ほとり」ではシェフが鉄板で肉を焼き上げ、アツアツのやわらかな肉が味わえます。「にぎり処 結び」は目の前で職人が寿司を握ってくれますよ。 「白樺ファーム1450」には新鮮な高原野菜が並びます。オリジナルの人参ドレッシングが人気で、ショップでも販売しています。管理栄養士が監修したヘルシーなサラダデリもぜひ味わって。最後はもちろんデザートを。バスクチーズケーキからココナッツ団子、柏餅まで、和洋中の本格的なスイーツがそろいます。 ※メニューは取材時の内容です。

(左上)各店の好きな料理を少しずついただけるのが楽しい (右上)デコレーションもかわいいプレミアムショートケーキ (左下)新本館の宿泊客専用の飲食スペース「Private Kitchen SEASON」 (右下)コクのある黒ビール「ドンケル」
ドリンクはノンアルコールが無料、アルコールは有料です。おすすめは池の平レイクサイドプラザ内のビール工房で作るクラフトビールで、ドンケルとピルスナーの2種類。蓼科山の水のおいしさも実感できます。 新本館の宿泊客はホール内の「Private Kitchen SEASON」で、和洋中のワンプレートと長門牧場のアイスのサービスもあります。ビュッフェメニューと一緒に楽しみましょう。
信州の魅力を発信する「しらかば仲見世」でお買い物

提灯も飾られた仲見世。懐かしいお祭りのような雰囲気も楽しめる
「湖天の湯」のそばにオープンしたのが「しらかば仲見世」。和の趣で温泉街を歩いているような雰囲気です。おまつり広場の中央には、由緒ある「諏訪大社」の神事「御柱祭」で祀られていた御柱が飾られています。 コンセプトは「信州五感のショーケース」。アンテナショップ的な存在として、信州のメーカーの食品や諏訪地域の地酒、木曽漆器や飯田水引といった信州の伝統工芸品など、おいしさや魅力を伝えたい商品をセレクトしています。

(左上)「郷土Bar信州」のカウンター (右上)湯上りは八ヶ岳高原牛乳が人気(左下)3種類の「日本酒飲み比べ」850円、「すずらんハム 絶品ハム食べ比べ」600円、「長門牧場 牧場チーズ食べ比べ」500円 (右下)八幡屋礒五郎の山椒みそや、南信州菓子工房のりんご飴など
角打ちスタイルの屋台「郷土Bar信州」もあります。カウンターでは酒蔵が立ち並ぶ諏訪の地酒の飲み比べや、信州産ワイン、白樺リゾートの地ビールも味わえ、信州食材のおつまみもそろいます。お酒には近隣の牧場のチーズや駒ケ根高原で作られたハムを合わせるのもおすすめ。気に入ればショップで購入もできるので、食べ比べてみるのもいいですよ。 湯上りには冷たいドリンクがぴったり。仲見世で祭り気分も味わいながら、地元の八ヶ岳高原牛乳やたてしなサイダーなどで喉をうるおしては。
気持ちよく目覚めた朝はおいしい朝食を

山景色を眺めながら朝食をいただく優雅なひととき
朝食も「RESORT FOOD HALL湖畔の風」で、ビュッフェスタイルでいただきます。13の個店も個性的な朝食メニューに様変わり。夜は寿司をふるまっていた「にぎり処 結び」は、野沢菜など具材を上にトッピングしたひとくちおにぎりの提供に。「鉄板dining ほとり」では、目の前で八ヶ岳農場の新鮮な卵を使った目玉焼きとベーコンを焼いてくれます。 朝食ならではのメニューは「スイーツ&ベーカリー Hana」の焼きたてパン。クロワッサンやメープルパウンド、バターロールなど数種類のパンが並びますが、人気なのがフレンチトースト。ほどよい甘みで、しっとりふわふわの食感がたまりません。

(左上)焼きたてパンやウインナー、スープ、ビーフシチュー、牛乳など好きなものをチョイス (右上)見た目も食欲をそそる「ひとくちおにぎり」 (左下)目の前で調理してくれる目玉焼き (右下)ヘルシーなサラダは朝食にぴったり
「白樺ファーム1450」には朝食にかかせない牛乳もあり、信州のおいしい空気、おいしい水で育てた牛から採れる新鮮な牛乳が味わえます。高原野菜などを使った新鮮なサラダやフルーツ、管理栄養士が体のことを考えて作ったビュッフェサラダを朝はたっぷりいただきましょう。
「しらかばマルシェ」はりんごのおみやげが充実

(左)ザクザクの食感が楽しい「信州りんご&バターサンドクッキー」や、県産りんごのアップルパイケーキ「林林檎」、ぷるんとした「信州産シャインマスカットジャム」がおすすめ (右上)オブジェの下にはりんごのスイーツがたくさん (右下)オリジナルジャムや新本館のオープン記念のお菓子も
ロビー横にある「しらかばマルシェ」は、りんごのオブジェが印象的なショップ。信州の特産のりんごやシャインマスカットのおみやげが充実したコーナーや、ホテルオリジナルのスイーツや朝食でも味わえるオリジナルジャムが目を引き、おみやげとして渡したくなるものが集まっています。 ショップ内にはアウトドアブランドの「モンベル」コーナーも併設。車山トレッキングのための山ギアを、ここでそろえていくこともできますよ。
朝は湖畔や花のガーデンをおさんぽ

ホテルの近くには白樺の木越しに白樺湖が見える場所も
高原の朝は清々しい空気を吸い込みながら、白樺湖畔のおさんぽからスタート。白樺湖は農業用水のため池として造られた人工湖ですが、周囲の自然は豊か。1周約3.8kmのウォーキングコースも用意されています。 そんなに遠くへ行かなくても、池の平ホテル前の芝生ひろばから池の平レイクサイドプラザあたりの湖畔を歩くだけで気分がリフレッシュされますよ。風のない日は湖面に山が鏡のように映り込むそう。夏は車山も緑になり、いっそう美しい景色になります。

(左上)「花のガーデンエリア」は有料のスポット (右上)ベンチに座ってゆっくり過ごして(左下)色とりどりの花が咲くガーデン (右下)ミニレマン湖。湖畔の周りも散策できる
レイクサイドガーデンには「花のガーデンエリア」もあります。こちらは「池の平ファミリーランド」内にあり、白樺湖のほとりに約30種類の花々が咲くので、花の時期は歩いてみてはいかがでしょう。 白樺湖畔にはもう1つ小さな湖が。ミニレマン湖と呼ばれ、湖面には水草のアサザが浮いています。6月から8月ごろまで小さな黄色い花を咲かせるそう。「池の平ファミリーランド」の白鳥ボートに乗って眺めるのもおすすめです。
愛らしいピーターラビットアイテムをおみやげに

(左上)オリジナルトートバッグやクッキー、ぬいぐるみなどどれもキュンとするアイテム (右上)ブルーを基調としたアイテムが並ぶ (左下)ピーターのイラストが貼られた窓の向こうには湖が見え、湖水地方のような気分に (右下)プレゼントにもぴったりのクッキー
食事処やみやげ店のある「池の平レイクサイドプラザ」の1階には、「ピーターラビット™ 森のショップ」があります。入り口付近にはピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターや、ピーターラビットの仲間たちの紹介が展示され、絵本も並んでいます。 ショップにはお菓子をはじめ、ぬいぐるみ、食器、タオル、文具、御朱印帳までさまざまなアイテムがそろいます。さりげなくかわいいデザインなので、日常にも使いやすいものばかり。春夏秋冬それぞれのイメージでデザインされた4種類のトートバッグは、池の平のオリジナルグッズです。
湖畔で癒しのアクティビティ・焚き火を満喫

薪割り+焚き火セット(マシュマロ付き)1時間2500円。湖を眺めながら焚き火ができる最高のロケーション
2日目は、湖畔で気軽なアクティビティに挑戦するのもおすすめです。「池の平レイクサイドプラザ」前の湖畔に「LAKESIDE FIREBASE」があり、女性でも難なく、薪割りと焚き火の体験ができます。本格的な焚き火は自分では難しそうでも、道具も用意されているので、手軽にトライしてみたいという方にぴったりのプランです。 まずは薪割りから。薪割り台の上に薪を乗せ、ハンマーでたたいていくと、薪が台の刃に食い込んで半分に割れます。少し力がいりますが、スタッフがアドバイスをしてくれるので安心。続いて暖炉のような焚き火台に薪を組み、着火剤をかけて着火すれば完了です。

(左)とろりと溶けておいしい焼きマシュマロ(右上)4本の薪を割っていく(右下)火が付きやすいように組む
しばらくするとパチパチと薪がはぜる音がし、薪のいい香りがしてきます。揺らめく炎と音、香りに癒されます。用意されたベンチに座って、ぼーっとするのもいいですよ。火が落ち着いてきたら、おまちかねの焼きマシュマロタイム。串にさし、火にかざしてきつね色になったら食べごろです。香ばしくて甘いマシュマロをどうぞ。
LAKESIDE FIREBASE
レイクサイドファイヤーベース
世界を旅した気分になれるテディベア美術館

(左上)大きな船に乗って出航するベアたち(右上)スイスのアルプスで出会ったベア (左下)7人のこびとがモチーフに(右下)サファリを楽しむベアたち。衣装や小物にも注目を
旅の最後は「蓼科テディベア美術館」へ。建物入り口ではベアのグッティー館長が出迎えてくれます。ロンドンからテディベアたちが船に乗って世界一周をし、蓼科に集結するというストーリーがあり、世界15か国、18のテーマでテディベアが展示されています。館内には1万1000体以上のテディベアがいるという、ファンにはたまらない美術館です。 海外のメーカーなどで作られたベアたちに、オープン当時の美術館スタッフがテーマにあった衣装や小物を作って着せたそう。ケニアのサファリやエジプトでラクダに乗るベア、アラジンと魔法のランプ、イギリスのロイヤルウエディングなど、さまざまなシチュエーションを再現しています。撮影は自由なので、お気に入りのベアを探してかわいく撮影してみては。

(左上)テディベアの歴史を垣間見れる貴重な展示 (右上)シュタイフ社で作られたキュートな「テディベア フレデリック」 (左下)誕生日が足に刻まれた誕生日ベア「令和MIRAI」1980円 (右下)スタッフが描いたポストカードも素敵
館内にはドイツのシュタイフ社やハーマン社、イギリスのメリーソートなど長年愛されてきた海外メーカーなどの貴重なテディベアコレクションも展示。日本の作家が作った世界最小のベアも見どころです。 ミュージアムショップでは、海外メーカーや作家もののテディベアも販売。シュタイフ社などのベアは上質の生地を使うため手触りもよく、手足にパーツが入っていて動いたり、鳴いたりします。高価ですが、心がときめくベアに出会えるかもしれません。ほかにも文具や食器、ぬいぐるみなどかわいいアイテムもそろっていますよ。

蓼科テディベア美術館
タテシナテディベアビジュツカン
「白樺リゾート 池の平ホテル」までは予約をすれば茅野駅からバスの送迎や、新宿や名古屋からの直行バスもあります。車が運転できなくても、1泊2日でレイクリゾートを存分に楽しめるので、夏旅に訪れてみませんか。

白樺リゾート 池の平ホテル
シラカバリゾートイケノタイラホテル
【アンケート&プレゼント】抽選でペア宿泊券をプレゼント

アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で2名様に、白樺リゾート池の平ホテルの新本館「デラックスレイクビュー」のペア宿泊券をプレゼントいたします。 みなさまのご応募をお待ちしております♪ 応募期間:~7月21日(金)まで 賞品の発送:8月上旬頃 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。 ※宿泊券は、土曜・休前日、4/28~5/6、7/20~8/31、12/25~1/7以外でご利用いただけます。 ※2024年3月31日まで有効。
応募はこちらから
BEATRIX POTTER™ © Frederick Warne & Co.,2023
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細江まゆみ、写真:加藤熊三
白樺リゾート 池の平ホテル

2023年4月リニューアルオープンした、信州・白樺湖の高原レイクリゾート。 ホテルを中心に、温泉、美術館、遊園地、スキー場など、充実したアクティビティをお楽しみください。
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