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2026.03.04
オルゴールを聞きながらカフェタイムも♪歴史と技術が生み出す音色に癒される「ニデックオルゴール記念館すわのね」
美しい音色はもちろん、精巧に作られたゼンマイ仕掛け、それを守りインテリアや宝飾品のように鑑賞できるフォルムに心ときめく、オルゴール。日本では戦後から製造が盛んになり、その一大産地が下諏訪でした。今回はそんなオルゴールの産地にある、オルゴールの歴史や技術を知ることができる場所を訪ねました。貴重なオルゴールの音色を聴いたり、組み立てからオルゴール作りを体験したりと、オルゴールの世界を満喫することができましたよ。
諏訪大社秋宮の参道に佇む、オルゴール記念館
長野県諏訪地方は、歴史的な背景と良質な水資源・湿度の低い気候など環境的要因から時計などの精密機器産業が発展した土地として知られています。中でも戦後から日本での生産が本格化したオルゴールは、精密部品が生み出す芸術作品として下諏訪町で生産され、下諏訪はオルゴールの街として知られるようになりました。 「ニデックオルゴール記念館すわのね」は、そんな日本随一のオルゴール製造の地にある、オルゴールをテーマにしたミュージアム。諏訪大社秋宮の参道沿いにある瀟洒な建物からさまざまな形でオルゴールの魅力を発信しています。
日本と世界のオルゴールの歴史を紹介
1Fの展示室では、日本におけるオルゴールの歴史を年表と共に紹介。諏訪で創業した精密機器メーカー「三協精機」が国産オルゴールを本格的に製造し、1970年代には世界シェアも90%を超え、下諏訪はオルゴールの一大産地となりました。例えば受話器を置くと保留音として音楽が流れる「テレフォンオルゴール」は、昭和の家庭には必ず1台あったという実用的なオルゴール。オルゴールで培った技術によりその後もさまざな商品を開発していきました。
2Fは世界の貴重なオルゴールがずらりと並ぶ音楽ホールのような空間になっています。スイスで200年以上前に誕生したといわれるオルゴール。その後ディスクを変えていろいろな曲を奏でることができるディスクオルゴールが登場し、ドイツを中心に発展します。
ディスクオルゴールの発明により多彩な曲を奏でることができるように
移動もできる、手回しのオルゴール
自分でオルゴールを作ってその技術の凄さを体感
曲名がずらりと並んだパーツボックス
館内には体験工房もあり、自分でオルゴールの機械を組み立てることができる国内でも珍しい「オルゴール組み立て体験」をすることができますよ。 体験では、まず曲選びをします。約700曲の中から選べるのもオルゴールメーカーが運営する施設だからこそ。自分のお気に入りの曲や思い出の曲がきっと見つかるはずです。オルゴールを入れる箱やぬいぐるみも15種類以上から選ぶことができます。
振動板は曲に合わせて削られていてこれが響きを生み出します
宝石のような美しさや楽しい仕掛けも。多彩なオルゴールを贈り物に
その構造がよくわかるクリアボックス入りの手回しオルゴール
ショップコーナーにもさまざまなオルゴールがあり、ほとんどの商品は体験でも選んだ約700曲の中から好きな曲を選ぶことができます。木のおもちゃにオルゴールを入れて、動かすと音が鳴るようにしたものや、好きな写真や絵を飾れるフォトフレームに内蔵したオルゴールなど、日常の暮らしに寄り添ったオルゴールもありましたよ。
アンチモニーの宝石箱(5610円)
館内のカフェでオルゴールを聞きながらティータイム
1Fにあるカフェスペース
館内にはカフェスペースもあり、アンティークオルゴールの調べを愉しみながらティータイムを過ごすことができます。季節のケーキセットやパスタなどの軽食も楽しめ、ティールームだけでも立ち寄れるので、地元の人にとっても憩いの場所。よく見ると壁の間接照明は、カバーにディスクオルゴールの突起が施された本物のディスクが使われていて、漏れる光からもオルゴールの繊細な仕事が感じられますよ。
コーヒーと季節のケーキでほっとひと息
オルゴールのディスクがランプシェードに
ニデックオルゴール記念館すわのね
ニデックオルゴールキネンカンスワノネ
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