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2023.07.11
ヴィーガンパンの驚きのおいしさ!麻布十番『Te cor gentil』【パン野ゆりのパンライフ】|by PARISmag
毎日の暮らしのなかで少しだけ心が弾むような豊かさをお届けするWEBマガジンPARIS mag(パリマグ)から、『Te cor gentil』をご紹介します。

麻布十番駅から徒歩3分ほどにある『Te cor gentil』、はフランス語で「terre(地球)」と「corps(身体)」と「gentil(優しく)」を組み合わせた造語。
『テコールジャンティ』のオーナーさんが、動物愛護や環境の観点からお肉を食べるのをやめたことをきっかけに始めたパン屋×ヴィーガンのお店です。
コンセプトは、“地球に優しく、動物に優しく、私たちの身体にも優しく”

ズラリと並んだこのパンたちは全て、卵や乳製品、動物性の材料を一切使用していません! パン作りにおいて、卵や乳製品はある種欠かせない材料だと認識がありますよね。 ヴィーガンのパン屋さんは日本でもまだ稀な存在。 そんな希少なパン屋さん『テコールジャンティ』は、去年の秋に麻布十番にオープンしました。

原宿にある有名店『なんすかぱんすか』のシェフも務めた青柳吉紀さんの監修をはじめ、スタッフの皆さんが一丸となって作り上げた優しいパン。 SDGsにも積極的に取り組んでいて、「パンを食べることで社会貢献につながる」という、うれしい循環も◎。 早速パンを選んでいきましょう!

パンのラインナップは、25種類前後。 どれもこれもおいしそう…!


おいしそうなデニッシュ生地を発見! ゴロンとした「クイニーアマン」もそそられますね♫


原材料にもこだわり、小麦粉はなるべく国産小麦を使用しているそう。 添加物も極力使わず、身体に優しいパン。 卵や乳製品、バターが不使用だと、アレルギーで食事制限をしなくてはならないお子さまにも楽しんでもらえるので、とても魅力です。

上から時計回りに「あんバター」「パンコントマテ」「ピスタチオクロワッサン」
「ヴィーガン」というと、限られた素材で作るので、どうしてもどこか物足りないイメージがありましたが、『テコールジャンティ』のヴィーガンパンはなんて華やかなんでしょうか!

グリーンの層が綺麗な「ピスタチオクロワッサン」。 バターを使用していないので、クロワッサン特有のバターの香りはしないのですが、1口食べると仰天!!! 表面のクラストはパリッとフワッと軽く、口の中で解けていく食感はまさにクロワッサンそのもの。 バターの香りの代わりに、ピスタチオの青い香りが鼻をそそります♫


手前が「パンコントマテ」
個人的に大好物な「パンコントマテ」は、スペインでは定番のパン。 パンに、ニンニクと完熟トマトを塗り込み、オリーブオイルと塩をふりかけたもの。 お酒にも合うので自分でもたまに作ったりするのですが、パン屋さんで見かけることは少ないのでうれしい♫ 『テコールジャンティ』の「パンコントマテ」はカラフルなトマトがこれでもかと使用され、とってもジューシー。 ガーリックのほどよいアクセントとトマトの海に溺れそうなくらい、おいしい! ちなみに奥に鎮座する「あんバター」も満足度200%!!! 植物性のバターは、濃厚さもありつつ、どこかスッキリとしていて、あんこのコクと、塩バターパンの塩っけが口の中に広がり、最高の旨味になっていくのです。

ヴィーガンのパンと言われても疑いたくなるような、細部までおいしい『テコールジャンティ』のパンたち。 パンを食べるアクションが、地球にも自分にも優しいというのもうれしいですよね。 次のお休みはぜひ、『テコールジャンティ』へ行ってみてください! それではまたね!パンってサイコウ♫
Te cor gentil
テコールジャンティ
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