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2023.07.21
【日本三景】宮津・天橋立さんぽ&おすすめ絶景スポットへ
日本三景のひとつとして知られる、京都「天橋立」。宮津・天橋立エリアには、ぜひ訪ねたい観光スポットや名所がたくさんあります。 こちらの記事では「ことりっぷ海の京都」改訂版から、絶景、ランチ、スイーツ、パワースポットをめぐるおさんぽコースと、ひとあしのばして訪れたい天橋立のおすすめビューポイントをまとめてご紹介します。 見る場所により表情を変える絶景を、ぜひ堪能してくださいね。
日本三景のひとつ「天橋立」とは
天橋立駅から宮津・天橋立をおさんぽ
日本三景のひとつ「天橋立」とは
「天橋立」は、日本三景の特別名勝。全長約3.6km、幅 約20〜170mの砂州が、天に架かる橋のように見えたことから「天橋立」と呼ばれています。
天橋立駅から宮津・天橋立をおさんぽ
丹後観光の拠点として知られる駅。白砂青松(はくしゃせいしょう)をコンセプトにデザインされている
天橋立駅からスタートし、天橋立の南から北へ、名所をめぐるコース。由緒あるお寺や神社で歴史を感じたり、股のぞきで絶景を眺めたりと、見どころがたくさん。休憩やランチには、名物甘味&ごはんを味わいましょう。 天橋立桟橋と一の宮桟橋でレンタサイクルの貸出もしています。それぞれの桟橋で乗り捨てできるので便利ですよ。 また天橋立の松並木に沿って、天橋立桟橋から一の宮桟橋間を12分で観光船が行き来しています。海から眺める天橋立は格別です。
智恵の餅とお茶でいっぷく「文珠荘 勘七茶屋」
智恵の餅一皿300円はお茶付き。重太郎餅(きなこ餅)もある
1690(元禄3)年創業の老舗店で、「三人寄れば文殊の智恵」にあやかった名物、智恵の餅が味わえます。つきたてのやわらかい餅とほどよい甘さのなめらかなあんこが絶妙。智恩寺の参拝前にまずはここでひと息いれます。
ゆったり休める店内。店頭ではおみやげ用も販売している
文珠荘 勘七茶屋
モンジュソウカンシチチャヤ
智恵を授かる文殊さんを参拝「智恩寺」
本尊文殊菩薩像を安置する智恩寺の本堂、文殊堂
日本三文殊のひとつとして知られる、通称切戸(きれと)の文殊堂。京都府の指定文化財である丹後地方唯一の三門や、重要文化財に指定されている多宝塔など、見どころが多数あります。秘仏の文殊菩薩・脇侍 善財童子優闐王(うでんおう)像は、年3回限定で御開帳されます。
丹後地方唯一の三門。黄金閣とも呼ばれる
智恩寺
チオンジ
天橋立の中にあるお茶屋さん「はしだて茶屋」
名物のあさり丼1100円は、天橋立産のあさりの旨みがたっぷり。出石そばやあさり汁付き
天橋立公園内にあり、さんぽ中に気軽に立ち寄れる人気店。天橋立名物のあさり丼をはじめ、自家製の黒ちくわや干物の七輪焼きなどのほか、軽食や甘味までメニューが充実しています。海を眺めながら、のんびり食事を楽しめます。
はしだて茶屋
ハシダテチャヤ
恋愛の神様にお参りを「天橋立神社」
周りを海に囲まれているにもかかわらず、真水が湧く井戸(磯清水)がある。日本名水百選のひとつ
天橋立の中にひっそりとたたずむ神社は、恋愛成就のパワースポットとして人気。文殊堂の鎮守社として建てられたと伝えられ、八大龍王が祀られています。
天橋立神社
アマノハシダテジンジャ
伊勢神宮のふるさとへ「元伊勢籠神社」
数々の神話と伝説を持つ、神聖な神社として多くの参拝客が訪れる
伊勢神宮に祀られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢にうつられたことから、元伊勢と呼ばれる古社。本殿は伊勢神宮と同じ神明造りで、社殿にある五色の座玉など貴重な建築も見ることができます。
元伊勢籠神社
モトイセコノジンジャ
天橋立を高台から望める公園「天橋立傘松公園」
天橋立傘松公園からの眺めは昇龍観と呼ばれ、天橋立を望む絶好のスポットとして古くから知られる
天橋立を一望できる展望所があり、海抜130mの高台から龍が天に昇るような眺めが見られます。天橋立を股の間からのぞくと、天に橋がかかったように見えるとされる股のぞき発祥の地として有名です。
「知られざる京都の桜スポット4選」の記事はこちら
天橋立傘松公園
アマノハシダテカサマツコウエン
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