10月下旬から色づき♪天空の車窓からも紅葉を楽しめる

車はもちろん電車やバスでも行け、登山鉄道やケーブルカー、ロープウェイなどの乗りものも楽しい箱根。紅葉スポットだけでなく、移動中も紅葉を満喫できます。登山鉄道の線路沿いやドライブウェイ、ケーブルカーやロープウェイの眼下、車窓から望む遠くの山々など、さまざまな紅葉を楽しめます。標高の高いところでは10月から色づき始めますよ。

一枚の絵のような景色もすてき♪「芦ノ湖成川美術館」

全面ガラス張りの窓の幅は50ｍ。一幅の絵のような眺望が目の前に広がる

美しい景色や山々の向こうに富士山を望むスポットが数多くあるのも箱根の魅力。芦ノ湖の湖畔にある「芦ノ湖成川美術館」もそのひとつです。こちらは平山郁夫、山本丘人、加山又造など、巨匠から現代の新進まで約4000点の日本画を収蔵しています。 作品とともにぜひ堪能したいのが、展望ラウンジからの眺望。芦ノ湖と箱根神社の鳥居、箱根の山々とその向こうの富士山という箱根らしい景色を一度に眺められます。

Yoshitaka / PIXTA

芦ノ湖には遊覧船も。成川美術館から徒歩3分の場所に場所にある元箱根港からは、「箱根海賊船」（写真）や「箱根芦ノ湖遊覧船」が出港。湖を周遊するほか、ロープウェイ発着場までの片道利用もできるので、湖上からの紅葉を楽しみながら移動するのもいいですね。

芦ノ湖の名産も楽しめる湖畔のそば処「深生そば」

お店は箱根神社一ノ鳥居のすぐ前。遊覧船乗り場やバス停にも近い

名水の里でもある箱根で味わいたい名物のひとつ、そば。観光の途中に立ち寄るのにもぴったりなのが、芦ノ湖畔の「深生（しんしょう）そば」です。古式石臼挽製法で挽き、熟練した職人が手打ちして本来の持ち味を生かしたそばを、芦ノ湖を望みながらいただけます。

そばや定食、一品料理などが揃う。デザートにぴったりのそばの実アイスも

制作体験も♪モダンな寄木細工の「金指ウッドクラフト」

寄木細工発祥の地にある工房＆直売店。アクセサリーや食器、箱類などが揃う

箱根の名産品のひとつ、箱根寄木細工。江戸時代の後期に宿場町だった箱根町南部の「畑宿」で生まれたのが始まりといわれます。もともとの樹木の色を生かして組み合わせ、模様を作り出す技法は、日本でも屈指の樹種の多さを誇る箱根山系ならではの伝統工芸品です。

制作体験で使うパーツは40個。見本もたくさん用意されているので初めてでも安心