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2024.06.19
絵画の世界に没入。体験型アートイベント「Immersive Museum OSAKA 2024」
2024年6月1日(土)~8月21日(水)の期間、堂島リバーフォーラムにて体験型アートイベント「Immersive Museum OSAKA 2024」が開催中。大阪開催第二弾となる今回のテーマは “ポスト印象派” POST IMPRESSIONISM。 ゴッホをはじめ、ゴーガン・スーラ・セザンヌ “ポスト印象派” の画家たちが見た世界を、名画と共に体感してみませんか。
没入感を味わえるアート体験プログラム
Dive in Art 鑑賞する絵画から体験する絵画へ
音と映像により視覚体験を超えた “飛び込むアート”
絵画の中を自由に歩き、撮影もできる。イマーシブな体験を
ミュージアムグッズやAIによるゴッホが似顔絵を描くコーナーも

没入感を味わえるアート体験プログラム

「Immersive Museum OSAKA 2024」は、近年、演劇やアート界で世界的なトレンドとなっている “Immersive = 没入感” を味わえるミュージアムイベント。最新のテクノロジーで、かつて画家たちが目にし残したかった物語が、幾年の時を超えて動き出します。そんな新感覚のアートイベントが堂島リバーフォーラムにて開催中です。 日本開催第二弾となる今回のテーマは “ポスト印象派” POST IMPRESSIONISM。高さ6m、約450m2の巨大空間に、印象派の作家たちの視点で見た作品世界を再現し、アートの “鑑賞” 体を大きく進化させます。 足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んでくるのは、巨大スクリーンに映し出されたゴッホの「ひまわり」

会場の四方全てに映像が映し出され、どこから見ても楽しむことができる

Dive in Art 鑑賞する絵画から体験する絵画へ

会場内は、特別な音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に名画の世界を再現しています。それぞれ独自の視点や技法で新しい世界を描き出し、絵画の世界に革命を起こした画家たちの作品を、新たな視点から見ることができます。 本編は22分。ゴッホが “ポスト印象派” の物語の中へといざないます。 会場内に置かれたクッションに座り、リラックスしながら鑑賞してみましょう。迫りくる映像を全身で感じる、従来の美術館とはひと味違ったスタイルで名画の世界観に没入することができますよ。

共同生活を送っていたゴーガンとゴッホの作品

1886年に行われた印象派展の様子を再現

音と映像により視覚体験を超えた “飛び込むアート”

映像化した作品が、特別な音響効果に合わせて動き出します。絵が弾け、スーラの点描画を連想させる無数のカラフルな点が波打つように動き・混ざり合い・集積し、また新たなシーンへと展開していきます。 こちらはスーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

額縁から絵が飛び出し変化していく様は、躍動感とその力強さに一瞬にして引き込まれ、生きた絵画を見ているような迫力ある映像に息をのみます。

スーラ「サーカスの客寄せ」
小さな色の点を組み合せ作り上げるスーラの作品は、明るく、色彩豊かで、光の効果がとても魅力的です。 筆タッチの線が無数に舞い、次の作品へと移り変わる瞬間は圧巻の美しさ。画家たちが見た景色を追い、流れゆく時を感じる。まさしく “飛び込むアート” な世界が広がります。


ゴッホ「カラスのいる麦畑」
壁面・床面全てに投影された映像に包まれているうちに、まるで絵画の中に入り込んだかような不思議な感覚に。美しい絵画の中へと旅に出る、今までにない体験が待っていますよ。

絵画の中を自由に歩き、撮影もできる。イマーシブな体験を

スーラの点描画へのこだわりを引き継いだシャニックの作品
会場は空間内を自由に歩くことができ、動画を含めすべての作品の撮影が可能。クッションに座ってゆったり鑑賞するもよし、壁にもたれ全体を眺めながら撮影するなど、色んな楽しみ方ができます。 360度見渡せる広大な空間で、自由に鑑賞することができるので、それぞれに合ったスタイルで楽しんで。


セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とアルク川渓谷の陸橋」
独特な空気感を持ち、自然が静かに息づいているような穏やかな雰囲気が漂う、セザンヌの作品。 ゴーガンの作品は、エネルギッシュで情熱的な感情を大胆かつ力強い色彩で描くことで知られています。

ゴーガン「説教あとの幻影」

ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」/ 花びらが舞い散るラストシーン
ゴッホの絵画には激しくも切ない感情が溢れている作品が多く、代表作「ひまわり」は誰しもが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 イマーシブミュージアムでは、視覚や聴覚などさまざまな感覚が刺激され、本編終了後にはまるで別世界にいたかのような没入するアート体験ができます。 また、終了後にはフォト撮影の時間もあるので、お気に入りの絵画を見つけて一緒に記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。きっと自分だけの特別な一枚になるはず。


ミュージアムグッズやAIによるゴッホが似顔絵を描くコーナーも

絵の中のゴッホが動き、肖像画を描いてくれます
会場には「AIゴッホ」が似顔絵を書いてくれるコーナーが設置されており、1回500円で体験することができます。 発券されるQRコードでスマホにも取り込むことができるので、世界にたった一枚のAIゴッホによる似顔絵を、来場記念にぜひ。 また、クリアファイルやポストカード、その他にもアート展ならではのオリジナルグッズも販売されているので、可愛いミュージアムグッズもぜひこの機会に。種類もたくさんあるで、お土産選びも楽しめそうですよ。

左上 スカーフ(16,500円)右上 クリアファイル(800円)右下 アートパネル(1,000円)左下 ミニタオル(1,100円)

左上 ブックマーカー(242円)右上 ポップアップカード(1,320円)右下 ポーチ(2,100円)左下 ポストカード5枚セット(900円)
美術に詳しくない初心者も方もお子様も楽しめる、ここはあなたとアートの関係を変える場所。この夏は、新しいアートな世界へ出かけてみませんか。 最新のチケット情報は、公式サイトからご確認のうえ、おでかけくださいね。

Immersive Museum OSAKA 2024
イマーシブミュージアム オオサカ ニセンニジュウヨン
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文:milk
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