70
2024.08.25
京都のガーデンカフェ「マールブランシュ 上桂店」で、できたてモンブランや限定メニューを♪
2024年5月27日、京都の景勝地・嵐山の南方に位置する上桂エリアにオープンした「マールブランシュ 上桂店」。お濃茶ラングドシャ「茶の菓」で名高い洋菓子店による待望の新店舗です。四季の花々が咲き満ちるお庭を眺めながら、華やかに仕上げたスペシャリテのモンブランをはじめとしたデザート、パティシエが考えるお菓子屋さんならではの食事、できたてのベイクドスイーツなど、ここだけのメニューが楽しめます。
嵐山南の閑静な住宅街の一角へ
北に嵐山、南に桂離宮、西に世界遺産の西芳寺。洛西観光とあわせて訪れたい
阪急京都線桂駅で嵐山線に乗り換えて1駅目の上桂駅から北東方面へ徒歩14分ほど。住宅街の一角に「マールブランシュ 上桂店」はあります。2020年、創業地である山科にオープンした「ロマンの森」以来の新店舗で、「日常に彩りを」という思いを込め、四季の花々が咲き誇るガーデンカフェに。早くも町の洋菓子屋さんとして地域の人たちに愛されています。
アプローチにも花が咲き満ち、別世界へいざなわれるよう
道路側は洋菓子の販売スペース。花をモチーフにしたタイルのデザインもキュート
全面ガラス張りになった開放的な雰囲気の店内は、オープンキッチンのスタイル。オーブンから運ばれてきたできたての焼き菓子が店頭に並べられ、甘い香りが漂います。
冷蔵のショーケースにはマールブランシュの定番ケーキが並ぶ
上桂限定商品のほか、ロマンの森カフェで人気の焼き菓子も
手みやげにぴったりの「茶の菓」もそろう
店の奥にはお庭を望むカフェスペースが広がる
上桂店限定、ガーデンスタイルのモンブラン
「しぼりたてモンブラン ガーデンスタイル」1540円
マールブランシュの代名詞ともいえるモンブランの上桂店限定仕様も。注文後、サクサクのメレンゲをのせたひんやり冷たいマロンパルフェがワゴンで運ばれてきて、スタッフが目の前でガーデンスタイルのモンブランを仕上げてくれるのです。
流麗な手さばきでみるみるうちに華やかなひと皿が出来上がっていく
ラム酒がほんのり香るモンブランクリームをたっぷりと絞り出し、名の由来であるモンブラン山に降り積もる雪に見立てて粉糖を。エスプーマ仕立てのエアリーな生クリームの上にチョコレートクランチとピスタチオをのせ、モンブランの甘さと相性のいい甘酸っぱさのカシスソースをプレートにあしらって、仕上げにお花を添えたらできあがり! できたてのモンブランは、芳醇な香りと舌ざわりのなめらかさが際立ちます。
パティシエの技が光る食事メニュー
クロワッサン・プレーン、ミニスープ、コーヒーまたは京都紅茶が付く、「お菓子屋さんのガーデンフルーツサラダ」2200円
おすすめは、「お菓子屋さんのガーデンフルーツサラダ」。このときは、新鮮野菜に、フルーツトマトとグレープフルーツのコンポート、チーズクリーム、ハーブ、エディブルフラワーをちりばめた彩り豊かなひと品。コンポートは素材の色や香りを生かすため、シロップ漬けにする際の温度にこだわるのがパティシエならではの技。クロワッサンも上桂店独自の配合で焼き上げているそう。 ほかに、パティシエお得意のパイを生かした「ポットパイ」もスタンバイ。 ドリンクは、マールブランシュのオリジナルクラフトティー「京都紅茶」。焼き菓子のミルクの味わいやバターの香りとのペアリングを堪能するのにぴったりです。ポットでサーブされるので、たっぷり飲めるのもうれしいところ。
上桂店限定、焼きたてマドレーヌ
「上桂マドレーヌ」プレーン297円、ショコラ346円
ふんわりやわらかく焼き上げた「上桂マドレーヌ」は、プレーンと、アーモンドダイス入りチョコレートをかけたショコラの2種。北山本店限定の「北山マドレーヌ」は発酵バターの風味が印象的なのに対し、「上桂マドレーヌ」はコクのあるミルクのやさしい風味が口いっぱいに広がります。販売しているケーキや焼き菓子はカフェの席でイートインもOK。焼きたてをほおばってみて。
庇(ひさし)が深いため店内に差し込む光がやわらかく、窓辺の席は居心地抜群。水盤に揺らめく花影や、花の蜜を求めてひらひらと舞う蝶々を眺めていると、まるで楽園にいるよう。京都を訪れたならぜひ訪れてほしい一軒です。
マールブランシュ 上桂店
マールブランシュ カミカツラテン
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
文:佐藤理菜子 撮影:マツダナオキ
の人気記事