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2024.09.11
サロンスタイルの京町家カフェ「MAISON TANUKI」で、アフタヌーンティーや夜パフェを♪
烏丸御池エリアにある「MAISON TANUKI(メゾン タヌキ)」は、築100年を超える京町家をリノベーションした、サロンスタイルのカフェ。旬の素材をふんだんに使った月替わりの「アフタヌーンティ」をはじめ、夏から初秋まではかき氷、それ以降は季節替わりのパフェが楽しめます。今夏からは、金・土・日曜と祝日限定で苔庭をモチーフにした“夜パフェ”も新登場。和モダンな空間で甘いひとときを過ごしませんか。
アクセス便利な街なかの一軒

一文字瓦や鐘馗さんなど昔ながらの趣を残しながら再生
地下鉄の烏丸線と東西線が交わる烏丸御池駅から西へ徒歩5分。御池通のひと筋南の姉小路通に面した2階建ての京町家が「MAISON TANUKI」です。 お店の名前を日本語にすると「たぬきのおうち」。思わずクスッと笑みがこぼれる愛らしい名前の理由は、「たぬきって、昔話でもおなじみの存在ですよね。たぬきの家に遊びに来て楽しく化かされたような、そんなワクワクを感じながらゆったりと大人の休日を味わっていただけたら」と、店主の鈴木遼さん。

軒下に掲げたこちらの看板を目印に

箱詰めにしてくれるので手みやげにもおすすめ
1階の入り口すぐのスペースには、純国産もみじ鶏の美豊卵を使ったマドレーヌをはじめ、フィナンシェ、クッキー、ビスケットなど1個から選べる焼き菓子が並びます。お茶と一緒に軽やかに楽しめるよう、砂糖や油脂の分量を調整し、大人向けの味わいに仕上げているそう。

焼き菓子を販売しているスペースはかつて土間だった場所

落ち着いた雰囲気の1階テーブル席
店内は、吹き抜けになっていて開放的な雰囲気。1階奥に坪庭を望むテーブル席、階段を上がった2階には、ゆったり座れるソファ席や、ひとりでも気楽に過ごせる窓辺のカウンター席もあります。家具はオランダなどから届いたアンティークが中心。町家の空間と調和しています。

2階の姉小路通側にはゆったり座れるソファ席も

坪庭の緑を眺めながらくつろいで
月替わりの「アフタヌーンティ」

月替わりの「アフタヌーンティ」3500円
メインメニューは、旬の素材やテーマに合わせて趣向を凝らした月替わりの「アフタヌーンティ」。このときは、桃が旬を迎える8月の「国産桃のアフタヌーンティ」。もものミニパフェ、もものショートケーキ、トンカ豆と白桃のパンナコッタ、白桃のマカロンなど、フレッシュな桃や桃のコンポートを使用した桃尽くしのプレートと、セイボリー(3種のティーサンド、全粒粉のスコーン、ベーコンとトマトのキッシュ)、2種のドリンクが付いていました。 9月のテーマはお月見、10月はハロウィン、11月はお芋や栗など秋の味覚、12月はクリスマスがテーマになる予定とのこと。
週末限定の夜パフェ

「苔玉庭園グラスパフェ」1480円
7月からは、金、土、日曜と祝日の17時から23時まで、白砂を詰めた特製の升にさまざまな具材を重ね合わせ、「庭園さんぽを楽しむような気分に」と考案された新メニュー「苔玉庭園グラスパフェ」がお目見えし、人気を集めています。フレーバーは、「抹茶」と季節替わり(このときはいちご)の2種。抹茶は、本場宇治の老舗茶商・丸久小山園の上質な抹茶をふんだんに使用しています。

エディブルフラワーで鮮やかに
週末は夜の11時まで開いているので、ディナーの後の二軒目使いにもぴったりです。華やかなスイーツを味わいながら、季節の移ろいを感じてみてはいかが。

MAISON TANUKI
メゾンタヌキ
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文:佐藤理菜子 写真:マツダナオキ
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