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2025.05.21
皇室ゆかりのばら園から涼スイーツまで。新緑の町をおさんぽしながら、お伊勢参りへ
2000年前から神々が鎮座し、祈りの場所として信仰を集めてきた伊勢神宮。周囲に広がる神宮の森や山々が新緑や花々で彩られる初夏は、ぜひ訪れてほしいベストシーズンです。この時期におすすめのスポット巡るおさんぽコースをご紹介するので、花や地元グルメ楽しみながらお伊勢さんでパワーチャージする旅に出かけてみませんか。
外宮でまずは朝詣で。伊勢の恵み満載の朝粥でパワーチャージ
参詣前に「五十鈴茶屋」の和洋菓子でほっこりスイーツタイム
見ごろは5月末ごろまで。皇室ゆかりのバラも咲き誇る「神宮ばら園」
おかげ横丁のグリーンスポット「伊勢路栽苑」でテラリウムづくりを体験
宇治山田駅前のレトロ喫茶「モリ」で伊勢のソウルフードを満喫
外宮でまずは朝詣で。伊勢の恵み満載の朝粥でパワーチャージ

衣食住の神様としても知られる豊受大御神を祀る外宮の参道
伊勢の豊かな森の中に鎮座する、伊勢神宮。2000年前より多くの人が祈りを捧げてきました。正宮と呼ばれる外宮と内宮はそれぞれ伊勢市駅前、五十鈴川沿いにあり、両方を詣でるのが習わしとなっています。 まずは伊勢市駅から徒歩5分ほど歩いて外宮を参詣しましょう。朝の清々しい空気の中参詣すれば、気持ちも新たになりますよ。参詣後は、外宮の目の前にお店を構える「あそらの茶屋」へ。朝詣での折に楽しんでもらえるよう、朝限定でお粥を提供していて、体に優しいご馳走がいただけます。
あわびの朝かゆ
あわびやさざえ、伊勢海老をプラスした朝粥もあり、豪華な朝ごはんをいただくこともできますよ。1Fにはお粥に添えられていた珍味・佃煮などは1階で販売もしているので、気に入った品をぜひお土産にしてみてくださいね。
「あそらの茶屋」紹介記事はこちら
あそらの茶屋
アソラノチャヤ
参詣前に「五十鈴茶屋」の和洋菓子でほっこりスイーツタイム
外宮前からバスに乗り、伊勢神宮・内宮へと続くおはらい町の入り口にある「野遊びどころ」へ。こちらには伊勢銘菓として知られる「赤福 五十鈴川店」や和食処「野遊び棚」など、伊勢の伝統建築を再現したお店が並んでいます。こちらにある「五十鈴茶屋 五十鈴川店」で和スイーツをいただきましょう。
「あずき ふらっ茶」(700円)
五十鈴茶屋の中でも五十鈴川店限定で発売しているのが、北海道産小豆を使って作るフラッペ風のドリンク「あずき ふらっ茶」。おかげ犬サブレや生クリーム、小豆などがトッピングされていて、ほっくり優しい味わいですよ。こちらは若手のスタッフたちにより考案されたメニューなのだそう。小豆の甘さと見た目のかわいらしさに、ほっと癒されるドリンクとなっています。
五十鈴茶屋 五十鈴川店
イスズチャヤイスズガワテン
見ごろは5月末ごろまで。皇室ゆかりのバラも咲き誇る「神宮ばら園」

おはらい町を抜け内宮を参詣したら、伊勢神宮参詣者をもてなしてきた宿泊施設「神宮会館」内にある庭園「神宮ばら園」へ。こちらでは約450株ものバラが育てられていて、開花時期である毎年初夏と秋だけ無料で開放しています。今から40年ほど前に地元の愛好家がこの地にバラを献納したことをきっかけに整備され、今では品評会なども開催されているバラの名所です。


敬宮愛子内親王殿下のご誕生を祝して、名付けられたバラ、プリンセス・アイコ
園内には休憩室もあり、期間中は週末などにキッチンカーも出店します。見ごろは5月中で開園時期は年により異なるので、HPをチェックして来園を。大輪のバラから小さなつるバラまで色とりどりに咲き誇る、この時期だけの絶景を楽しんでみてくださいね。

神宮ばら園
ジングウバラエン
日本、三重県伊勢市宇治中之切町152 神宮会館
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Writer
田口真由美

好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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