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2016.06.30
都内で見つけた!“島ごはん”が楽しめる貴重なお店3選
季節ごとに旬の素材を生かして、その土地の風土にあった調理方法でつくる離島料理。島の人々が古来より受け継いできた郷土料理は、ひとたび口にすれば、そのおいしさに魅了されてしまいます。 今回は、そんな島の料理を都内で味わうことのできるおすすめのお店をご紹介します。都内の離島料理のお店へ足を運んで、おいしい島めぐりの旅へ出かけませんか?
テイクアウトもできる伊豆諸島料理。竹芝「鼈甲鮨」

竹芝客船ターミナルにある「鼈甲鮨」は、伊豆諸島で愛されてきた郷土料理のべっこう寿司を味わえるお店です。 べっこう寿司とは、島唐辛子と醤油で漬け込んだ刺身をご飯に乗せた、ちょっぴりピリ辛のにぎり寿司のこと。料理研究家の沙希穂波さんが伊豆諸島の島々で食べられているさまざまなレシピを探り、白身魚と梅ゴマ酢飯、明日葉の青葉を使った極上の一品を生み出しました。 最後の一貫は取っておき、ポルチーニと椎茸、鰹のだし汁をかけ、寿司茶漬けにしていただきます。

テイクアウト用に「べっこう寿司」を船形のお弁当に詰めた「島島弁当」(700円)もあります。1日20個限定の人気商品なので、お早めに。

○鼈甲鮨 [住所]東京都港区海岸1-12-2 竹芝客船ターミナル内 [TEL]03-3433-4820(東汽商事株式会社) [時間]11:30 ~14:30 [休]土曜・日曜、祝日
リゾート気分で過ごせる沖縄料理店、自由が丘「Hai-Sai」

とろとろのラフテー。泡盛「ハイビスカス」(グラス650円)と一緒に味わって
自由が丘駅すぐのこちらのお店は、カフェのようなおしゃれな空間で、おいしい沖縄グルメが味わえるダイニングです。チャンプルーやソーキ、ミミガーなど、独特の異国情緒あふれる料理が多くの人を魅了している沖縄。食物繊維が豊富な海ぶどうや、コラーゲンたっぷりのラフテーなど、美容と健康に効果的なことも沖縄料理の魅力です。

かめ出し古酒など泡盛の種類も豊富で、美しい色合いの琉球ガラスのグラスで味わうことができます。泡盛ビギナーには、シークワーサーなどで割ったカクテルがおすすめ。こ こでの女子会は、リゾート気分で盛り上がれそうです。

○Okinawa Dining Hai-Sai [住所]東京都目黒区自由が丘1-29-14 Jフロントビル [TEL] 03-5731-6863 [時間]17:30 ~翌0:30(金・土曜、祝前日は~翌4:00、日曜、祝日は16:00 ~23:00) [休]無休
長崎県五島列島の“おいしい”がいっぱい。渋谷「上五島」

上五島特産の金太郎まぐろのほか、8 種類が味わえる「ごっつ丼(特)」(1500円)
五島列島の新上五島町をテーマにしたこちらのお店には、日本有数の漁場である上五島から、脂ののった金太郎まぐろやヒラスなど、五島灘育ちの鮮魚が毎日届きます。数あるメニューの中でも、極上の魚をリーズナブルに堪能したいなら、名物の「ごっつ丼」がおすすめです。「ごっつ」とは、五島の方言で「ごちそう」という意味だそう。そのままでも、丼のふたに刺身を乗せて定食風にしても、食べ方はお好みで。最後はアツアツのアゴ出汁をかけてお茶漬けにしてどうぞ。

漁の浮きに使うビン玉が趣のある照明に。店内奥には小上がりの掘りごたつの個室もある

○日本列島酒場 上五島 [住所]東京都渋谷区宇田川町37-35 [TEL] 03-6427-8067 [時間]11:30~14:00、17:30~22:30 [休]無休
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