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2013.08.29
月に2度のお楽しみ 「大江戸骨董市」で古きよきものを発掘
良質のアンティークが手に入るフリーマーケット形式のイベント「大江戸骨董市」。自分好みの逸品を探しに、毎月第一・三日曜日は有楽町に出かけてみませんか?
出店数約250店の一大イベント

毎月第一・三日曜日に有楽町の国際フォーラムで行なわれる蚤の市イベント「大江戸骨董市」。古き良き物のよさを見つめ直し、日本文化を再発信したいとスタートし、今年10年目を迎えるこのイベントに、日曜日の昼下がりに出かけてみました。 会場に一歩足を踏み入れると、まずは店舗の多さにびっくり。毎回約250の店舗が出店するというから、その規模の大きさは国内随一。客層も20~30代の若者から年配の方まで幅広く、さらに海外の方の姿も目立ちました。
お手軽な小物から貴重なお宝まで多彩なラインナップ

ひとつずつの店舗を見て行くと、陶器やガラスなどの食器類から、絵画や着物、アクセサリー、おもちゃまで幅広いジャンルのアンティークがズラリ。価格も数百円のプチプライスなものから、数万円の高価なものまで幅広く並んでいます。ジャンルも価格帯も幅広いので、あらかじめ目的の品と予算を決めてから行くと迷いがなくていいかもしれません。中でもそば猪口は、数千円から購入ができ、気軽に手に取れるアイテムのひとつです。出店する店舗はほぼすべてが古物商許可証を持った骨董品店なので、商品のクオリティも高く、掘り出し物に出会える確立も高いのがうれしいですね。
乙女心を刺激する西洋アンティークも豊富です

イベント名には“大江戸”とついていますが、国内のものだけでなく西洋アンティークも多く見られます。西洋の家具やガラス製品、雑貨などが並び、乙女心をくすぐられるキュートなものがたくさん。過去にどんな国でどんな人が使っていたのか…などを考えながら選ぶと、違った楽しみがあるかもしれません。店舗の人に声をかけて商品の歴史を教えてもらうのも面白いですよ。場合によっては値段交渉もしてみてもいいかも。 古いものの良さをもう一度見直し、生活の中に取り入れて大切に使う。そんなことを改めて考えるきっかけにもなりそうな「大江戸骨董市」。ぜひあなたも足を運んで、自分だけのお気に入りを見つけてみては?
大江戸骨董市
おおえどこっとういち
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沼上歩美
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