
132
2013.11.25
JR九州「特急 A列車で行こう」とシークルーズで巡る、天草ことりっぷ
熊本駅~三角駅を運行するJR九州の「特急 A列車で行こう(以下、A列車で行こう)」は、車内でジャズが流れるちょっぴり大人の観光列車。「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマにデザインされた車両でジャズを聴けば、旅行気分も高まります。天草へは、三角駅で天草宝島ライン「シークルーズ」に乗継ができ、イルカウォッチングもできるんですよ♪

駅のホームでジャズナンバーが流れはじめたら、A列車で行こうのお迎えです。


”A”ハイボール(500円)
熊本空港からリムジンバスで1時間弱、いつもより早起きして到着した熊本駅のホームでは、土日祝日を中心に1日3回、ジャズナンバーが一斉に響き渡ります。流れるのは、誰もが一度は聴いたことがある「A列車で行こう」。黒塗りの高級感漂う車両、A列車で行こうの到着です。 教会の多い天草をイメージして、車内はステンドグラスで彩られています。木目調の壁と相まってレトロな雰囲気。今日はこの列車に乗って、ちょっぴり大人の天草旅へ出かけましょう。 乗車したらまず行きたいのが、バーカウンター「A-TRAIN BAR」の車両です。バーカウンターでお酒を飲みながらソファでゆったりくつろぐことができるのはうれしいポイントです。 ここだけの名物、「"A"ハイボール」は熊本の特産「デコポン」を使用した柑橘の甘酸っぱい香りがたまらないハイボール。オーシャンビューの車窓を眺めながら楽しめるんです。 ちなみに、A列車の「A」は天草(Amakusa)や大人(Adult)という意味が込められているそうですよ。

乗り継ぎで天草クルーズを楽しみましょう

列車に揺られて40分、教会をイメージした三角駅に到着します。 駅から徒歩約3分で、A列車で行こうと同じ黒に金のラインが特徴的なクルーズ船「シークルーズ」が見えてきます。 A列車で行こうのコースには、天草クルーズも含まれているんですよ。今度はこの船で天草クルーズを楽しみましょう。 小さな島が点在する天草の絶景に見とれながら1時間ほどのクルーズを終えれば、いよいよ天草に到着です。 ※「シークルーズ」は別途予約が必要です。

遭遇率はほとんど100%!野生のイルカに出会いましょう


天草についたらお勧めなのがイルカウォッチング。この付近には200頭前後のバンドウイルカが棲息しており、たくさんの野生のイルカを見ることができます。しかも、1年を通して遭遇率はほぼ100%で、世界有数のスポットなんだそうです。 船に揺られてしばらくすると、海から背びれを出したイルカの集団に出会うことができます。人懐こい性格なので、近づくと船の周りを一緒に泳いでくれて感動!目の前で何度もジャンプするイルカを見ていると、夢中でカメラを向けてしまいますよ♪ 天草にはイルカウォッチングのほかにも、新鮮な魚介が売りのお寿司屋さんや、たくさんの教会群など見どころはいろいろ。 夕方になると小島に向かって沈む太陽が海に反射して、ここでしか見られないうっとりするような夕陽を見ることができます。 普段の生活のちょっとした息抜きに、週末ことりっぷしてみませんか?
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
もりことり
たびレポ
の人気記事
の人気記事