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2014.03.05
ソフトな手ざわりと、カラーバリエに一目ぼれ♪ 神戸・元町 「STUDIO KIICHI(スタジオ・キイチ)」のレザーアイテム
※こちらの記事は、2014年3月5日に公開されたものです。 独特の文化やファッションセンスが根づく神戸を訪れたら、素敵なモノとの出会いも楽しみ。創業100年以上を誇る老舗が並ぶ元町商店街で、とても優しい色味の革小物が並ぶお店を見つけました。
工房を兼ねたショップで、縫製から刻印までひとつひとつ手作り

革張りの扉を開けると、店の奥が工房になっています
2010年に産声を上げたレザーブランド「STUDIO KIICHI(スタジオキイチ)」。 神戸の元町商店街にある工房を兼ねたショップでは『ALL MADE IN JAPAN』にこだわり、商品の企画からデザイン、製造、販売まで、すべて行っています。 代表を務める片山喜市郎さんは、生粋の「神戸っ子」。オーダーメイドのシューズを製造販売する靴屋さんに生まれ、物心ついたころからミシンや型、包丁など、革製品作りの道具類を目にして育ったそうです。 生まれ育ったこの商店街を、靴、かばん、小物、アクセサリーなど、『ものづくり』のお店があふれる場所にしたいと、自身のブランドを立ち上げました。
国産の上質な皮革を、兵庫県内で加工

ロールタイプのペンケース3780円(税込)。ファスナー付きもあります
定番の財布やキーホルダー、ペンケース、定期入れなどのほか、ミントタブレットの専用ケースといった遊び心あふれるアイテムも。発色の美しさはもちろんのこと、手に吸いつくようにソフトな質感も特徴です。 「国産の上質な原皮を、同じ兵庫県内のたつの市にあるタンナー(革なめし工場)で加工、染色してもらっています。このあたりは古くから皮のなめしの伝統技術で栄えた土地柄なのですが、地域によって加工に使う水が違えば、風合いと発色も違ってくるため、自分が理想とする革を作っていただけるところを探すのに苦労しました。日本の皮革ならではの発色の良さと、なめし技術を感じていただきたかったので、素材を生かしたシンプルなデザインが中心です」と、片山さん。
ころんとしたフォルムがかわいい、“がま口”

少々、レトロな形が大人気のがま口6480円(税込)。ブルーが特に人気です
財布のなかで一番の人気は、がま口タイプ。丸みを帯びた愛きょうのある形と、独特の“くたっ”とした質感がマッチし、女性ばかりか、男性の愛用者も多いとか。 ほかのブランドにはない繊細な色味もあり、定番の黒やブラウンより、ブルー、オレンジの人気が高いそうです。色違いのタッセルを組み合わせられるため、いく通りものバリエーションを楽しめます。
自分用にはもちろん、プレゼントにもうってつけ

港町をイメージしたイカリのロゴからも、神戸らしさが感じられます
ふれた瞬間からしっくりと手になじみ、長く使えば使うほど味わいが増すスタジオキイチのレザーアイテム。すべての製品にブランド名とともに、港町・神戸をイメージしたイカリのロゴが刻印されています。神戸を訪れた記念としてはもちろん、実用的なアイテムが中心なので、ちょっと気がきいたおみやげとして、プレゼントにしても喜ばれますよ。

STUDIO KIICHI
スタジオ・キイチ
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永田さち子
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