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2015.01.08
小麦の香りがたまらない♪ 玄麦から作るオーガニックパンの店
東京の下町、神田明神からすぐところにある「神田明神下御臺所町 三井製パン舗」は、オーガニック原料を使用したパン屋です。水に浸すと芽が出る“生きた小麦”を製粉するところからパン作りをはじめているため、小麦の香りと味がとっても豊かです。
お店は神田明神のすぐ近くです

御茶ノ水駅から徒歩約10分。神田明神から徒歩3分ほどに位置する住宅街に「神田明神下御臺所町 三井製パン舗」は佇んでいます。近くを通りかかるとパンの芳ばしい香りがふわ~っと漂い、吸い込まれるようについお店の中へ入ってしまいます。 代表の三井宏生さんは、現在は閉店してしまった“マクロビ界の幻のパン屋”といわれている「der Akkord(アコルト)」で修行を積み、2011年に奥様とともにお店をオープン。おいしさを第一に考え、天然酵母やオーガニック材料にこだわり、ベジタリアン・ヴィーガンにも対応するパンを作っています。 店内のショーケースには食パンから惣菜パン、菓子パンまで常時30~40種類ほどが並び、どれにしようか迷ってしまいます。レシピ自体はなんと100種類以上もあるそうで、その中から毎日選びながら商品を作っているというから驚きです。
餡にニッキを練り込んだ、懐かしくて新しいあんぱん

こちらは生八ツ橋などでおなじみのニッキ(シナモン)を粒あんに練りこんだ「神臺(じんだい)あんぱん」(378円)。ちなみにメニュー名は、お店の町会名「神臺会」に由来しているそうです。きめが細かくもちっとした生地で粒あんを包んだ、お饅頭のような一品で食べ歩きにぴったりです。 メインカットは「とまとの食パン(半斤)」(432円)。水を使わず、全粒粉に有機トマトを合わせて作っているので、食べるとトマトの甘酸っぱく爽やかな味わいが口の中に広がります。
有機野菜をたっぷり使った惣菜パン

写真手前は毎日具材が変わる「本日のフォカッチャ」(540円)。この日はれんこんとしいたけ、春菊のサラダ、ドライトマトが使用され、チェダーチーズとカマンベールのダブルチーズがアクセント。 奥は、美しい楕円の形をしたサクッサクの「オーガニックカレーぱん」(357円)。中には有機ひよこ豆に10種類以上のスパイスを加えた、超本格的なベジタブルインドカレーが入っていて、カレー好きも納得の味わいです。 ソフト系以外にも、ライ麦や全粒粉で作るハード系パンも豊富で、様々な系統のパンがそろっています。イートインスペースもあるので、町歩きの途中に立ち寄ってみて。

神田明神下御臺所町 三井製パン舗
かんだみょうじんしたおだいどころまち みついせいぱんほ
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上浦未来
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