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2015.02.13
京都のシュークリーム専門店「クレーム デ ラ クレーム」のシュートリュフを味わって♪
※こちらの記事は2015年2月13日に公開されたものです。 「Crème de la Crème(クレーム デ ラ クレーム)」は、京都にあるシュークリーム専門店。期間限定で登場するシュートリュフは、サクッとした香ばしいシューと口どけのよいチョコレートの調和が絶妙です。
創業明治4年の老舗が手がけるシュークリーム

お店は”見せるファクトリー”をイメージ
京都市営地下鉄丸太町駅の5番出口のほど近く、烏丸通沿いにある明るいクリーム色の建物が目印のお店は、明治初期に創業した焼き菓子の「石田老舗」が手がけています。 クリームイエローを基調にした店内は吹き抜けで、あたたかな光とつくりたてのシュークリームの香りに満ちています。1階のショーケースの中には、定番のカスタードクリームから京野菜を使ったユニークなものまで何種類ものシュークリームがずらり。奥は厨房になっていて作業工程を見ることができます。店内はさながらお菓子のファクトリーのようで、なんだかわくわくしてきます。2階のカフェではシュークリームはもちろん、オリジナルのデザートもいただけます。
冬のお楽しみ、シュートリュフはパティシエこだわりの4つの味

「シュートリュフ3個入」(756円)。左からキャラメル、ダークスイート、ミルク
今日はどのシュークリームにしよう……迷う時間も楽しいですが、冬にぜひ味わってみたいのは「シュートリュフ」です。チョコレートをまとった香ばしいシュー生地の中に、ガナッシュがたっぷり。風味豊かなベルギー産チョコレートが贅沢に使われています。 ミルク、ダークスイート、キャラメル、アールグレイと、4つの味があります。ミルクは純正生クリームを使っているので、やさしくクリーミーな口あたり。ダークスイートはビターのほろ苦さが際立っています。キャラメルは自家製のキャラメルを用いたオリジナル。まろやかなコクが印象的です。アールグレイはチョコレートの甘みと香り、そして紅茶のさわやかさが広がります。それぞれの素材がシュー生地と見事なハーモニーを奏でています。 4種類の他に、バレンタインデー用としてシャンパンが使われたものや、ホワイトデー用にはイチゴ味が登場するそうですよ。 シュートリュフは箱詰めの販売で、テイクアウトのみ。3個入りから24個入りまでがあり、それぞれ入るトリュフの種類と個数が決まっています。販売期間は2月1日~4月中旬ごろの予定です。
大正時代の味を再現したものから京野菜を使ったものまで

ショーケースには何種類ものシュークリームがお待ちかね
シュークリームの種類の多さは専門店ならでは。大正時代のレシピをもとに作られた「大正かすたぁど」(140円)は、どこか懐かしい味がします。ユニークなのは旬の京野菜を用いた「京野菜シュー」(各種194円)。12~2月のラインナップは堀川ごぼう、京にんじん、やまのいも、聖護院かぶらです。クリームはそれぞれの野菜本来の甘みが引き出された上品な甘さです。季節ごとに素材が変わるので、訪れた際に新しい味に出あえるのも楽しみのひとつですね。
2階のカフェではシュークリームがいただけます

明るくカジュアルな雰囲気のカフェスペース
天井が高く開放感のあるカフェスペースでは、セルフサービスでシュークリームやオリジナルのデザート、飲みものがいただけます。天窓から光を取り入れた明るい空間で、ていねいに作られたシュークリームを味わい、心地よいひとときを過ごしてみませんか。

Crème de la Crème
クレームデラクレーム
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田中昭美 写真:杉沢栄梨
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