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2015.03.16
すてきな京の紙ものがそろう京都「ロッカク」
※こちらの記事は2015年3月16日に公開されたものです。 春は、出会いと別れの季節。大切な人への感謝の気持ちやあなたの思いを文字にしたためてみませんか。京都のペーパーアイテムショップ「ROKKAKU(ロッカク)」には、オリジナリティあふれるデザインのカードがたくさんそろっています。
京都の街なかエリア。落ち着いた雰囲気の六角通にあります
京都市営地下鉄烏丸御池駅5番出口から六角通を東へ徒歩7分。3筋目の堺町通を超えたところに建つスタイリッシュなお店が、オリジナルのペーパーアイテムを扱う「ロッカク」です。 店内に入ると、ぐるり一周紙ものばかり。季節の花やフルーツなどをあしらったポストカードや便箋、京都らしい文様がモダンにデザインされたぽち袋などが、彩りも豊かに並んでいます。
カラフルな箔押しが魅力。職人の技が光ります
花散歩セット(8枚1123円)
「ロッカク」のアイテムの特徴は、何といってもカラフルな箔押し加工。箔押し加工とは、金や銀のキラリと光る箔をはじめ、顔料を使ったマットな箔を、金属でできた凸版で熱と圧力をかけて紙に転写する加工のことで、高級な菓子箱などによく見られるすこしへこみのある印刷加工です。 店内に並ぶアイテムは、すべて同じビル内にある工房で製作されたもの。熟練の職人が紙と箔の相性を考えながら、一枚一枚手作りしています。単色のものはもちろん、ひとつの模様に何色もの箔が重ねられているものもあり、その技はまさに職人技。季節の花や生き物などをあしらった人気の「花散歩シリーズ」にも、カラフルな箔と金箔、銀箔が巧みに使われています。
箔押しの魅力を存分に生かしたオリジナルデザイン
「京都といえば」(写真上)と六角形カードセット「折り紙」(同下・464円)
専任のデザイナーが他のどこにもないものを、と生み出したデザインはどれも魅力的。花や生き物、フルーツなどのほかに、京都に関連したモチーフのものも多く、京都タワーや五重塔が描かれた「見ておきたいもの」、いろいろな和菓子が描かれた「あまいもの」、くしやかんざしが描かれた「かわいいもの」の3種の丸いカードと封筒がセットになった「京都といえば」(648円)は、おみやげに人気。いずれも箔で押したときに単調に見えないように、細かな部分にまでこだわってデザインしています。 カードを裏返してみましょう。箔押し加工をすると、通常は裏側の凹みが残ります。けれども「ロッカク」のアイテムにはそれが見られません。「メッセージを書いて使ってもらうものですから、箔押しの跡がつかないよう気をつけています」とスタッフの安田さん。美しいパターンなのに脇役に徹するという粋な姿勢が表れています。
春には桜のモチーフもそろいます
「京うららカード・はる」(写真左)と「一筆箋セット・桜」(同右)。ともに封筒の色を選ぶことができる
その他にも、四季折々のあいさつなどに使ってもらえるようにと、季節に合わせたデザインをそろえています。春はもちろん、桜モチーフ。金箔で押された舞妓さんに、ピンクで押された花びらがはらはらと舞う「京うららカード・はる」(226円)や、折り重なる桜が華麗に描かれた「一筆箋セット・桜」(486円)のほか、ちょうちょの形のカードもあります。メールでのやりとりも便利ですが、この機会に文字に思いを乗せてあなたの気持ちを届けてみませんか。
ROKKAKU
ロッカク
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清塚あきこ
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