【人生初の断食禅寺体験ー@浜松・龍雲寺】
梅雨も明けて、毎日猛暑続きですが、お変わりありませんか?お久しぶりです(•‿•)
女性は更年期をすぎると太りやすいと聞いてたけれど・・・
先月のぎっくり腰をきっかけに、体をシェイプアップしようと、浜松・龍雲寺のやさしい断食道場に3泊4日で行ってきました。(7月15日から18日)
ここの道場にしたのは、禅寺なので早寝早起きしながら、坐禅など心も整える場があること。
そしてストレッチやピラティスなどの体作りのプログラムもあって、部屋は個室で過ごせるなど、自由度が高いこと。
一日一食の精進料理が提供され、空腹時間がありながらも無理ないデトックスが期待できそうと思ったからでした。
坐禅は過去に2度、鎌倉の建長寺、京都の建仁寺で体験して以降、今は家で週に数回瞑想の時間を設けてるから大丈夫。
分からないなりに楽しそう、やってみたいと思ったら、腰の回復と共にすぐ申し込みました。
龍雲寺は佐鳴湖畔にあり境内も広く、ここが開かれたのは南北朝時代(約700年前)と歴史も古いです。
いわゆる観光地的な寺ではないのですが、一般に開放され、庭園や涅槃堂にある金澤翔子さんのしも拝観できます。(枯山水庭は2枚め)
ダウン症の天才書可家と呼ばれる金澤翔子さんの「世界一大きい般若心経」は圧巻です。(3枚め)
横16m×縦4mの大きな書画の前で坐禅をしたり、毎朝は梅湯を頂いた後、住職さまより説話を拝聴したり。
夜は坐禅のあと、睡眠前のストレッチをゆったりと受けました。
お風呂に入って、22時には就寝なんですよ。
坐禅は朝晩20分ほど、拍子木と鐘の音を合図に行われましたが、上記の般若心経の空間か、落差15mの滝のある池泉回遊式庭園「清浄庭」のどちらかを自由に選べます。(トップ写真)
私は毎朝の始まりは、滝と蝉しぐれで賑やかなこちらで過ごしました。
流れ落ちていく水から心が洗われ、目にする蝉や鳥や鯉などに命の尊さを感じて、活力を頂いたのを覚えています。
最終日には写真手前の砂利のあたりに蟹を見つけた話をしたところ・・・
隣で坐禅をしていた方に、坐蒲(ざふ、坐禅用のクッション)のそばに蟹が歩いて来て集中できなかった。
そのあとは私の方へ動いたのよ~と聞いて、ビックリ!!
全くもって気付かなかったのです(笑)
(4枚め)一日一食のお待ちかねの精進料理。
食前には皆で経本の食事五観文を大きな声で読み上げてから、有難く頂戴しました。
それぞれの希望に応じて、多少のご飯量はコントロールできます。
私は130gにしていますが、通常の7割くらいかな。
覚悟していたけれど、18時の夕食までの午後に、お腹が空いた~の葛藤が若干ありました。
自由参加のプログラムを体験することで気が紛れたり、何より他の皆さんと親しくなれて心強かったです。
13時からは仏教体験で、火曜は日替わりの「枯山水線引き」体験をしました。
鉄の熊手で砂紋を描いていきます。(奥に見える△状の熊手で模様を消せる)
真ん中がミソなのですが、何とか私も素敵に完成!(5枚め)
早朝5時20分に起きて、集合6時20分に合わせて、テキパキ動く自分は相当にミラクルでしたが、部屋から佐鳴湖がいつも拝めたのは最高でした。
後日談ですが、体重は申し込んだ時より2kg減、帰宅してお通じが戻って更に800g減となりました。
身体が固くて運動苦手な私が、これから1ヵ月どうなるか?
ストレッチと坐禅毎日実践+食べる量をゆるやかに減らしながら、この先を楽しみにしたいです。
長文になりました。
次の投稿は、個室からも臨めた佐鳴湖散策です。
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2024.07.21

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