西中洲の水上公園に佇む中国料理店

2016年夏、地下鉄天神駅から徒歩5分の水上公園に誕生したレストラン施設「SHIP’S GARDEN（シップスガーデン）」。博多湾に漕ぎ出す船をモチーフにしたこの建物の2階に「星期菜NOODLE & CHINOIS」はあります。

メニューはカジュアルな麺料理と、フレンチのサービスで供される“シノワズリ”スタイルの香港料理。 ランチタイムは酸辣香湯麺（800円）に焼売（2個360円～）などの点心を付けて気軽に。ディナータイムはちょっぴり豪華に水出し中国茶のウェルカムティー、アミューズと続くコース料理（5000円～）を楽しむなんて、シーンに合わせて使い分けられるのがいいですね。 そして、ランチとディナーの間、ちょうど小腹が空く午後3時から5時の間に注文できるのが「香港ハイティー」（1800円）なのです。

中国の飲茶をアフタヌーンティー式に楽しむ

白牡丹や凍頂烏龍茶など5種の中国茶のなかから好みのものを選んでオーダー。しばらくするとセイロが運ばれてきます。内容は日替わりですが、この日はおいしそうにぷっくり蒸し上がった海老蒸し餃子と香港シュウマイでしたよ。

アツアツの点心をいただき終えると、タイミングよく、ミニ茶棚に行儀よく並べられたひと口サイズの中国菓子のお出ましです。

香港ハイティー（奥の茶棚に並べてある菓子類は2人前のボリューム）

中国風蒸しカステラに、アーモンド杏仁クッキー、蓮の実の焼き菓子など全部で9種。これだけで、なかなかのボリュームですが、さらにココナッツミルクとマンゴープリンが登場。

冬場は透明のカーテンを取り付けて寒さ対策万全のテラス席

中国茶はポットサービスで2杯までおかわりできます。ときには穏やかに流れる時間を、ゆっくり、たっぷり味わい尽くしてはいかが？ お友だちとの他愛のない会話を楽しみながらはもちろんですが、一人前からの注文もOKとのこと。読書をしながらなど、気ままに過ごすのもいいですね。