まるで夢のよう。美しいケーキや焼き菓子がずらり

東京メトロ表参道駅B2出口から徒歩3分ほどのところにあるのが、「ピエール・エルメ・パリ 青山」です。入り口の扉を開くと、目の前にはマカロン、ショコラ、ケーキ、そしてクロワッサンやクグロフなどのヴィエノワズリーが並ぶショーケースがお目見え。

できたてのデザートを、サロンのような空間で

奥のサービスカウンターは、DJブースにもなる

多角形の美しい大理石を配した階段を登ると、オートパティスリー（高級菓子）の体験空間「Heaven（ヘブン）」に到着。オープンキッチンの開放的かつモダンな空間には、「出来立てのデザートを、ホームパーティさながらの親密な空間で味わってほしい」というエルメ氏のメッセージが込められているそうです。 こちらで提供されるのは、季節によって内容が変わるデセール。パティシエが作り上げてゆく様子を目の前で楽しむことができます。

「Heaven(ヘブン)」限定のメニュー

薄いアメ細工の上に桜の花びらの塩漬けがあしらわれた「デセール ジャルダン ジャポネ」（2160円）

6月末まで展開している季節限定の「デセール ジャルダン ジャポネ」は、日本の庭園をテーマにした一皿。メインの桜風味のマスカルポーネクリームは、グリオットチェリーやトンカ豆、レモン等で風味づけをしているそう。 パリッと響くアメ細工の歯ごたえ、ラズベリーの弾けるような酸味、マスカルポーネとチェリーの甘くまろやかな組み合わせ、ひとさじごとに異なる食感のコントラストも新鮮です。

カジュアルなカフェスペースも

手前から「マドレーヌ イスパハン」（432円）、「クロワッサン イスパハン」（540円）、「テ イスパハン」（486円）

2階のラグジュアリーな時間とはうって変わって、リニューアル後の1階ブティックには、ピエール・エルメ・パリの味をよりカジュアルに楽しめるよう、購入した商品をその場でいただけるカフェスペースが新たに併設されました。フランス版「フィガロ」誌で世界一と評されたクロワッサンも登場。香ばしい出来立ての焼き菓子やヴィエノワズリーを、コーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。 また、青山ブティックではショコラを気軽に楽しめるよう、一粒づつ購入することも可能。ピエール・エルメ・パリの味覚を色々なシーンで体験してみてくださいね。