チョコレートの甘い香りに導かれてお店へ。コーヒースタンドのように開放的な雰囲気のこちらでは、家電メーカー「SHARP」の協力を得て「Dari K」が開発した世界初のマシンを導入しています。 焙煎したカカオの皮をむいて砕いた「カカオニブ」からチョコレートを抽出するのは、通常48～72時間を要しますが、この最新マシンならわずか3～5分！自家焙煎の挽きたてカカオ本来のフレッシュさを最大限に引き出したドリンクやスイーツが味わえるんです。

手軽なドリンク＆スイーツメニューがずらり

「出来立て生チョコタルト」（350円）、「抹茶チョコラテ」（480円）※器は撮影用

「抹茶チョコラテ」は、銘茶の里・京都和束町の極上抹茶を惜しみなくホワイトチョコレートに練りこんで作った抹茶チョコレートに、ミルクを合わせた香り豊かなラテ。 「出来立て生チョコタルト」は、カリッとしたタルト生地と、口の中にとろりと広がるガナッシュの競演にうっとり。 お店横に用意されたカウンター席で味わえます。

「焼き立てガトーショコラ」（250円）、「カカオラテ」（450円）もおすすめ

人気のショコラトリー「Dari K」って？

カカオ豆を自家焙煎してチョコレートに仕立てる「Bean to Bar」の先駆け的存在で、今では世界有数のカカオ産地であるインドネシアの農家と協働してカカオの木の栽培まで手がける「Tree to Bar」のスタイルに進化。 フレッシュな味わいが評判を呼び、この数年、世界のチョコレートの祭典・パリの「サロン・デュ・ショコラ」にも出展し、受賞歴を重ねている注目店です。

「990」にはカカオの魅力を最大限に引き出す、という想いが込められている

チョコレートの歴史はマヤ文明の時代にまでさかのぼります。発酵食品であるカカオは薬として重宝されていたことにちなみ、新ブランドのロゴデザインは「（薬）壺」と、カカオの実のかたちをイメージしているのだとか。

おみやげにぴったりなチョコレートやクッキーも

ほかに、エスプレッソのように濃厚な「カカオプレッソ」やカカオ100%の本格ドリンク「カカオドリンク」もスタンバイ。 朝8時半から開いているので、チョコレートで始まる朝も素敵♪　箱入りチョコレートは、 手みやげにぴったり。京都に着いたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。