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2019.09.15
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【鳥取編】〜「梨のエスニック風おむすび」と「春雨茶碗蒸しスープ」〜
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第32回は鳥取県。「梨のエスニック風おむすび」と「春雨茶碗蒸しスープ」です。ナンプラーを使って、いつもの味をエスニック風にアレンジしてみました。パクチーなど香草をたっぷりと添えていただきましょう♪
爽やかな後口「梨のエスニック風おむすび」

晩秋まで旬を迎える梨は、鳥取県が国内生産量第一位を誇ります。二十世紀をはじめ様々な品種があり、みずみずしさと甘さが魅力です。 今回はそんな今が食べごろの梨をおむすびに。人参やささみとあえて、スイートチリやナンプラーをプラス、エスニック風なますを作りました。さっぱりと爽やかな後口で、食がすすみます。小さめのおむすびの上にたっぷりとのせて、どうぞ。 【材料】(2人分) ・ごはん…茶碗軽く2杯分 ・梨…1/6個 ・人参…1/6本 ・ささみ…1本 ★ナンプラー…小さじ1 ★スイートチリソース…大さじ1 ★砂糖…小さじ1/2 ★レモン汁…小さじ1 ★すりおろしにんにく…小さじ1/2 ・パクチー…お好みで

1:梨と人参は千切りにする。ささみは蒸してほぐしておく 2:★を混ぜ合わせて、1の野菜を漬け込み冷蔵庫で1時間寝かせる 3:小さめに握ったごはんに、2のなますをたっぷりかけ、パクチーやチリソースを添えて完成 (ごはんさんより) 「梨は漬け込むと水分が出るので、ごはんに乗せるときはよく水気を切ってからのせてくださいね。漬け込み野菜はオリーブオイルであえて、サラダとして食べても美味しいですよ」
食感が楽しい「春雨茶碗蒸しスープ」

茶碗蒸しの中に春雨を入れていただくという鳥取県西部(米子市)。ふわふわ卵の中に、シコシコの春雨の食感が楽しいひと品です。あんかけスープをかけた茶碗蒸しなら卵を崩していただくので、出来上がりが少々失敗しても大丈夫。具材は、お好みのものを入れて楽しんで。 【材料】(2人分) ・卵…2個 ・春雨…35g(1包) ・豚ひき肉…30g ・むきえび…4尾 ・パプリカ赤…1/8個 ★中華だし…小さじ1 ★水…150cc ★ナンプラー…大さじ1/2 ★みりん…小さじ1/2 ☆ナンプラー…小さじ1 ☆水…100cc ☆みりん…小さじ1/2 ・片栗粉…小さじ1/2 ・水(水溶き用)…大さじ2 ・パクチー…お好みで

【作り方】 1:春雨は茹でて2センチ幅に切っておく。豚ひき肉、海老は茹でておく。パプリカは5ミリ角に切る 2:耐熱容器に春雨、海老、パプリカ、ひき肉を入れる。その後、ボウルに卵を割りほぐし、★を加えた卵液を流し込む。 3:蒸し器に2を入れ、強火で30秒、弱火にして6分蒸す。蒸し器がない場合は、耐熱容器にお湯が入らない程度のお湯をフライパンで沸騰させて蒸してもOK。 4:☆を全て入れて温め、水溶き片栗粉でとろみをつけて餡を作る。お椀に3をスプーンで掬って入れて、餡をかける (ごはんさんより) 「あつあつのままでも、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。卵の固さはお好みで調整してみて下さいね」
【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/片岡 祥
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