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2021.04.10
銭湯、醗酵所など魅力的なスポットがたくさん!「梅小路ポテル京都」
2020年10月、梅小路公園沿いにホテル「梅小路ポテル京都」がオープン。「ポテル」というネーミングは、物資や文化の出入り口を語源とする「Port」と「Hotel」を組み合わせたもの。 JR梅小路京都西駅から歩いて5分ほど、京都観光の玄関口であるJR京都駅からも15分ほどの場所にあります。館内には客室をはじめ、宿泊せずとも利用できるレストラン、銭湯、梅⼩路醗酵所など魅力的なスポットがたくさん。ゆっくりと巡りたくなるような空間です。
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木のぬくもりとシンプルさが心地よい客室
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洋スタイルの「ガーデンツイン」(2名・朝食付き24000円~)、和スタイルの「ウッドフラットツイン」(2名・朝食付き18000円~)、伝統技術を取り入れた「SILK」(2名・朝食付き16000円~)といった客室がそろう
客室は、木を基調とした落ち着く空間。梅小路公園に面したテラス付きの洋スタイルと、靴を脱いでくつろげる和スタイルの部屋がメインです。 さらに、4室限定で京都ならではの伝統技術や原材料に触れられる部屋も。丹後ちりめんの部屋「SILK」は、京都の海をイメージした丹後ちりめんのパネルやクッションが美しく、職人が使用した刷毛も飾られています。ほかにも、箔押しや北山杉、京銘竹をテーマにした部屋がありますよ。
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ポテルでの過ごしをさらに楽しくさせる「あわいの間」
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本は「誠光社」、ボードゲームは「TANSAN」がセレクト
ホテルの各階には、本、音楽、ゲームなどをテーマにしたスペース「あわいの間」があり、京都にゆかりのあるお店や会社がセレクトしたものが並びます。音楽をテーマにした「Music」は、京都発の音楽レーベル「bud music(バドミュージック)」がセレクトしたレコードを楽しむことができる空間。 好きな曲を楽しむのはもちろん、ジャケットが気になったものや、居合わせた人が流している曲を一緒に聴いてみたりと、新たな出会いが広がりそうです。
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宿泊客以外も利用できるレストランとカフェ
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「Potelランチ」(2200円~)をはじめ、朝昼夜と趣向を凝らした料理が味わえる
レストランは、⽬の前で仕上げる炭焼き⿂や⾊鮮やかなフレッシュ野菜など豊富なおかず で「ごはんが美味しくなる」朝⾷、お⾁やパスタといったメインとサイドブッフェを楽し めるランチ、素材をより美味しく仕上げる「炭」を⾹ばしい⾹りや⾳などと⼀緒に五感で 楽しめるディナーと、時間によって異なる楽しみがあります。 素材にもこだわりが詰まっており、野菜は京都を拠点とした企業「坂ノ途中」が扱うもの。農薬や化学肥料に頼らず丁寧に育てられた野菜が味わえます。
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「ポっとさんど(クロックマダム)」(単品800円、ドリンクセット1000円)。10:00~17:30で購入可能(なくなり次第終了)
館内にはカフェもあります。ランチにおすすめなのが、2021年3月末からスタートした「ポっとさんど」。自家製のポテトチップスが付いたホットサンドで、とろりとした半熟卵とホワイトソースが入った「クロックマダム」をはじめ、「マルゲリータ」「Zenzai-ぜんざい-」の3種がそろいます。 ミカフェートのコーヒーやムレスナティーと一緒に楽しみたいメニューです。テイクアウトもできるので、テラスや梅小路公園で食べるのもいいですね。
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ふらりと立ち寄りたい横丁がホテル内に
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壁の絵は、銭湯絵師が京都をイメージして描いたものなのだそう
「梅小路横丁」と名付けられた路地には、「牛乳石鹼」とコラボした銭湯「ぽて湯」があります。壁に描かれた絵や風呂桶、のれんなど、内装のところどころに銭湯文化を感じます。
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つい座ってみたくなるブランコのような椅子が印象的。醗酵所内には、麹をつくる「麹室(こうじむろ)」も併設
銭湯を出ると目の前に広がるのが「梅⼩路醗酵所」。オリジナルの発酵食品や、全国各地から集まったおしゃれなパッケージのお酒を購入できるほか、立ち飲み、ワークショップなどを通じて発酵の魅力に触れることができます。購入したお酒は部屋やレストランへの持ち込みも可能。 銭湯と醗酵所も宿泊せずに利用できます。お湯に浸かって疲れを癒したあとに、お風呂上がりの1杯を醗酵所で楽しむ、という至福の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
梅小路ポテル京都
ウメコウジポテルキョウト
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