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2021.08.24
定番銘菓から新登場のお菓子まで、金沢で買えるかわいいおみやげ13選
茶の湯文化が加賀藩制時代から盛んだった金沢は数多くの銘菓と菓子処が点在しています。そんな金沢のお菓子はおみやげのお菓子もハイレベル。今回は、おいしさはもちろん、美しくかわいいパッケージの心ときめく、「おみやげにもらったら嬉しい」お菓子をことりっぷ編集部が13個セレクトしました。金沢駅直結の「金沢百番街 あんと」やひがし茶屋街などで購入できるお菓子も多数あるので、新幹線に乗車する前や観光途中に立ち寄って購入できますよ。
生チョコのような濃厚さ。洋の風味も楽しめる和菓子「たろうのようかん」
ころころフォルムにほっこりする「加賀八幡起上もなか」
金沢より届いた遊び心たっぷりの新感覚和菓子「紙ふうせん」
香ばしい大粒ナッツを甘納豆仕立てに「ぴーかんナッツ甘納豆」
キュートな後ろ姿に癒される「にゃんこのバウム in Kanazawa」
生チョコのような濃厚さ。洋の風味も楽しめる和菓子「たろうのようかん」
「たろうのようかん」は、ミニマルで洗練されたパッケージの食べきりサイズ羊羹。やや柔らかめの食感は口当たりがよく、丁寧に練られたあんが手仕事を感じさせます。注目は、和菓子の伝統にとらわれないその味わい。細かく砕いたピーナツの粒が白あんベースのあんのアクセントになった「ピーナツバター」や、チョコレートを小豆あんに混ぜ込んだ「カカオチョコ」は、これまでにない新しいおいしさ。濃厚な素材をあんこと合わさることですっきりした後味に仕上がっています。
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ころころフォルムにほっこりする「加賀八幡起上もなか」
金沢に伝わる郷土玩具「加賀八幡起上り」は、地元で「はちまんさん」と親しまれ、子どもたちの成長と幸せを願って作られる伝統工芸品。これを元に考案されたお菓子が、赤いおくるみをまとった「加賀八幡起上もなか」です。発売から65年以上、金沢に訪れる人だけでなく地元でもハレの日や出産祝いに贈られる、おめでたいお菓子です。 パッケージのおくるみを開けると、中にはまたまたはちまんさんが。梅や松の絵柄ももなかに描くという、緻密なこだわりぶりです。北海道産小豆で炊き上げた粒あんを、石川県産もち米を使った香ばしい最中種で包んでいます。
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金沢より届いた遊び心たっぷりの新感覚和菓子「紙ふうせん」
白、ピンク、黄緑の淡い3色が美しい、まん丸フォルムの最中「紙ふうせん」。ふわりと浮かびそうな見た目が魅力的、中からはカラコロとかわいい音が聞こえます。 パリッとした最中の皮の中には、鮮やかな色の小さな寒天ゼリーがお目見え。外側にコーティングされた砂糖のシャリシャリ食感も心地よく、寒天のやさしい甘さとやわらかさに心がほぐれます。それぞれ白ワイン(緑)、ぶどう(ピンク)、レモン(白)味で、和に洋のエッセンスを吹き込んだ新感覚のお菓子です。
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香ばしい大粒ナッツを甘納豆仕立てに「ぴーかんナッツ甘納豆」
金沢三茶屋街のひとつ、にし茶屋街で芸妓さんより「茶屋街のおもたせ」として人気を集める甘納豆屋さん「かわむら」。 そんな地道で丁寧に行われる甘納豆の製法を応用したのが「ぴーかんナッツ」。くるみよりもえぐみが少なく、濃厚なまろやかさが特徴のピーカンナッツをオーブンで焼き、秘伝の蜜を煮詰めて、オーガニックシュガーをまぶしていきます。サクサクした食感が心地よく、自然な甘みがナッツ本来の香ばしさを引き立てます。
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キュートな後ろ姿に癒される「にゃんこのバウム in Kanazawa」
猫の日に誕生した「にゃんこのバウム」。金沢の洋菓子店「ぶどうの森」が地元らしさを感じるお菓子をと開発した見た目も楽しいスイーツです。猫の後ろ姿がプリントされた耳付きの小箱には、イラストと同じ模様のバウムクーヘン入り。思わずなでたくなる丸っこい背中に癒されます。 しっとりとしたキャラメル生地は、ほろ苦い大人の甘さ。素材の旨みを引き出すと言われる能登の塩「わじまの海塩」をアクセントに、甘さとまろやかな塩味がほどよく同居しています。
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創業85年の佃煮屋さんが作るサクッと香ばしい「クルミのおやつ」
缶の中に入っているのは、キャラメリゼ風に仕上げた香ばしいクルミ。石川県金沢市で佃煮の製造・販売を行う「大畑食品株式会社」が作る「クルミのおやつ」です。 金沢市で昔から親しまれてきたクルミをローストしてフレーバーとともに釜の中へ。佃煮づくりの製法を活かし、クルミを壊さないよう丁寧に絡めてカリッと仕上げました。 可愛いらしいリスのイラストが描かれた缶は「大好きなクルミを見つけたリスたちが、大事に抱えて仲間とくるくると回って遊んでいる様子」をイメージ。食べ終わった後も小物やおやつ入れに使いたくなりますね。
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