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2024.03.01
【2024年】京都の春旅で訪れたい桜の名所10選。風情ある庭園や幻想的な夜桜も
四季折々に美しい表情を見せてくれる京都。今年の京都の桜の開花予想は3月23日の見込みです。3月下旬から約1か月間にわたり、街のあちこちでさまざまな品種の桜が楽しめます。 こちらの記事では、お花見の名所や夜桜のライトアップなど、ぜひ訪れたい人気の桜の名所を、桜の見頃や品種・本数、イベント情報とともにまとめてご紹介します。 薄紅色の風景を求めて、春さんぽへでかけませんか。
庭園のヤエベニシダレザクラが美しい「平安神宮」
「祇園のシダレザクラ」のあるお花見の名所「円山公園」
シダレザクラのライトアップはまさに幽玄の世界「高台寺」
歴史あるお寺の風情あるシダレザクラに感動「醍醐寺」
季節ごとに色とりどりの花が御苑を彩る「京都御苑」
季節ごとに色とりどりの花が御苑を彩る「京都御苑」
環境省京都御苑管理事務所
市街地のほぼ中心に位置し、京都御所を囲む外周約4kmの広大な公園。苑内に生育する樹木は約5万本といわれており、梅、桜、桃、モミジなど四季を通じて人々の目を楽しませています。 近衞邸跡のシダレザクラや出水の小川周辺などのサトザクラをはじめ、さまざまな桜が楽しめます。
【桜データ】
■例年の見頃:2024年3月下旬~2024年4月中旬
■桜の品種・本数:約1000本(シダレザクラ、サトザクラ、ギョイコウ、ヤマザクラほか)
■イベント:日程未定 春の自然教室
京都でもっとも遅く咲く桜「仁和寺の御室桜」
真言宗御室派の総本山。中門内の西側一帯には、京都で一番遅咲きの桜として江戸時代から庶民に親しまれている「御室桜」の林があります。 樹高は低く、2mから3mほどで、「わたしゃお多福 御室の桜 鼻が低ても 人が好く」と詠われました。
【桜データ】
■例年の見頃:2024年4月上旬~2024年4月中旬
■桜の品種・本数:約200本(御室桜)
■イベント:2024年3月23日~5月6日 御室花まつり
■料金:仁和寺御所庭園大人800円・高校生以下無料、御室花まつり 特別入山料大人500円・高校生以下無料
仁和寺の御室桜
ニンナジノオムロザクラ
嵐山ならではの風情が楽しめる、世界文化遺産の史跡・特別名勝「天龍寺」
京都五山の一位として栄えた名刹。曹源池庭園は嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、四季折々の美しさをみせています。 多宝殿の前に大きなシダレザクラがあり、人々の目を楽しませているほか、多宝殿横の望京の丘から眺める桜も評判です。
【桜データ】
■例年の見頃:3月下旬~4月中旬※昨年の情報
■桜の品種・本数:約200本(ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヤマザクラ)
■料金:庭園参拝料大人500円・小中学生300円(諸堂参拝は300円追加)
山全体を優美に彩る1000本の桜「石清水八幡宮」
徳川家光が造営した漆塗りの美しい本殿、舞殿、楼門、回廊等が国宝に指定された「石清水八幡宮」。 標高123mの男山山上にあり、春には全山が美しい桜で彩られます。 特に神苑のシダレザクラは見事で、春には恒例の「男山桜まつり」が催されます。
【桜データ】
■例年の見頃:3月下旬~4月中旬※昨年の情報
■桜の品種・本数:約1000本(ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラ)
■料金:拝観料無料
石清水八幡宮
イワシミズハチマングウ
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