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2023.01.17
3/4-3/12|京都の歴史と現代アートが融合する 「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」
歴史ある京都を舞台にしたアーティスト主導のアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO 2023(アーティスツ フェア キョウト)」が2023年3月4日(土)・3月5日(日)に京都府京都文化博物館 別館と京都新聞ビル 地下1階、3月4日(土)から3月12日(日)に名勝「 渉成園(枳殻邸)で開催されます。
美術展とアートフェアをボーダレスに展開する、刺激的なフェアが再始動

今年で6回目を迎える「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」は、まだ見ぬアートシステムが生まれる事を願い「Singularity of Art( シンギュラリティ オブ アート)」をテーマに開催。若手アーティストを推薦するアーティストである「アドバイザリーボード」と公募により選出された、可能性溢れる若手アーティスト40組の作品が出品されます。

京都府京都文化博物館 別館(メイン会場)撮影:高橋保世 ※2022年開催の様子
メイン会場は、京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル 地下1階に加え、名勝庭園「渉成園(枳殻邸)」が展示会場に決定。 この趣のある3カ所のユニークヴェニューで、ペインティングからテクノロジーを駆使したインスタレーションまで、多種多様な表現手法の作品を展示・販売します。

音羽山 清水寺(清水寺会場)撮影:顧剣亨 ※2022年開催の様子
新たに渉成園(枳殻邸)が展示会場に
渉成園(枳殻邸)
「渉成園(枳殻邸)」は、東本願寺から東に約200m ほどに位置する東本願寺の飛地境内地の池泉回遊式庭園です。池の周囲には四季折々の花と京都タワーも望める、国の指定名勝です。

鬼頭健吾《untitled(hula-hoop) 》 インスタレーション 制作年:2017年 撮 影:木暮伸也 Hara Museum ARC
3月4日(土)から3月12日(日)は、そんな名勝「渉成園(枳殻邸)」(東本願寺飛地境内地)を舞台に、若手アーティストを推薦する「アドバイザリーボード」らによる展覧会が開催。 展示されるのは、本イベントのディレクターを務める椿昇をはじめ、池上高志、加藤泉、名和晃平、やなぎみわら国際的に活躍する14組のアーティストと若手アーティスト9組による作品です。

田村友一郎《Milky Mountain/裏返りの山》 インスタレーション 制作年:2019年 Govett-Brewster Art Gallery、ニュージーランド
通常は非公開の茶室や書院などの歴史的建造物の貴重な空間で、現代アーティストたちの作品が展示されます。京都の伝統とともに歩んできた会場を巡りながら、日本を代表する現代アーティストと若手アーティストによるアートの饗宴をお楽しみくださいね。

池上高志《 Mind Time Machine》 映像インスタレーション 制作年:2010年
サテライトイベントも開催

左 面高慧 右 広瀬菜々 & 永谷一馬 ACT Vol. 3《停滞フィールド 2020→2021》 (2021、TOKAS本郷) 撮影:加藤健 画像提供:Tokyo Arts and Space
さらに「ARTISTSʼ FAIR KYOTO」のサテライトイベントとして3月2日(木)から「ARTISTS' FAIR KYOTO:SATELLITE 2023」が開催。

たかくらかずき《アプデ輪廻 ver1.0》ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2021
「ARTISTSʼ FAIR KYOTO」のコンセプトに共感した企業が、京都から発信するアートシーンをともに盛り上げるため、過去に「ARTISTSʼ FAIR KYOTO」に出品した作家とコラボレーションし展覧会を開催します。 今年は飲食店、ギャラリーを中心とした会場4ヶ所で、旬のアーティストの作品展示・販売を行い、多彩な層へアートとの出会いを促進しますよ。 そして今年は、出品作品から特に優れた作品を表彰する「ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2023 マイナビ ART AWARD」授賞式を3月2日(木)に一般公開で開催。作品の魅力や選定にあたってのポイントなど、受賞作品・アーティスト情報をいち早くキャッチする機会になります。 アートに染まる早春の京都を、ぜひ楽しんでくださいね。

鶴田憲次《-niwa- 2012 水-1(川迫鉱山)》 サイズ:H130.3×W193.9cm 素 材:Acrylic on canvas 制作年:2012年
ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023
京都府 メイン会場(京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル 地下1階)、渉成園会場:渉成園(枳殻邸)
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