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2016.05.25
ノスタルジックな坂の街。函館で行きたいレトロな雰囲気のカフェ4選
古くから港町として栄えた函館には、和洋の文化がミックスされた建物が今も多く残ります。開港当時に流行した“擬洋態建築”の建物を改装したカフェは雰囲気たっぷり。今回は、観光名所が連なる八幡坂の近くで行きたいレトロカフェを4つ紹介します。

大正時代の和洋折衷な建物を活かした甘味処「花かんろ」

抹茶500円(税別)、白玉クリームあんみつ600円(税別)
市電末広町から日和坂を上り徒歩約5分。元町公園や旧函館区公会堂などの名所に近い「花かんろ」は、1921年(大正10)年築の和洋折衷な建物を活かした甘味処です。北海道産のあずきを使ったあんこや白玉、寒天も手作り。それらが贅沢に入った「白玉クリームあんみつ」がおすすめですよ。 ○花かんろ [住所]0138-22-9213 [電話]函館市元町14-6 [時間]9:00~17:00 [休]不定休

1階は和風、2階は洋風という建物は大正時代に建てられたもの。どこか懐かしく落ち着ける雰囲気

蔵を利用した和風喫茶「茶房ひし伊」

ワッフルセット920円。コーヒーか紅茶を選べる
市電宝来町駅からすぐの、もとは質屋だったという蔵を利用した和風喫茶「茶房ひし伊」。1階は洋風のテーブル席、中2階には和風の座敷席があります。サンドイッチなどの軽食からあんみつ、パフェといった甘いものまで、メニューも豊富ですよ。コクがあり、飲みやすいと評判のコーヒーと合わせてどうぞ。 ○茶房ひし伊 [住所]函館市宝来町9-4 [電話]0138-27-3300 [時間]10:00~17:30 [休]無休

着物や和雑貨などを扱う「古きものなどなど」も併設している

国の重要文化財で過ごすティータイム。「タチカワ カフェ レストラン メゾン」

市電大町駅から徒歩約3分の「タチカワ カフェ レストラン メゾン」。国の重要文化財に指定されている「米穀商・太刀川家住宅店舗」の1階部分を利用した古民家カフェ&レストランです。自家製ケーキやサンドウィッチのほか地元食材を使った本格的なフランス料理を味わうことができます。 ○TACHIKAWA CAFE Restaurant Maison(タチカワカフェレストランメゾン) [住所]北海道函館市弁天町15-15 [電話]0138-22-0340 [時間]10:00~18:00 [休]月曜

ケーキのような洋風チラシ「JOE&RACCOON」

金森赤レンガ倉庫群で有名なベイエリアから、徒歩5分ほどのところにある「JOE&RACCOON」。お店で一番人気のメニューは、ケーキのようにデコレーションされた「洋風チラシ」。古い建物が持つ独特なスロータイムを満喫できますよ。
「JOE&RACCOON」の記事はこちら
***** 開港当時の雰囲気が残る函館の街並みは、のんびり散策にぴったり。坂が多い街を上り下りしたあとは、趣のあるカフェで元気をチャージしましょう。
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朝光洋理
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