使いごこちを確かめたアイテム

小さな看板を頼りにビルの4階

営むのは網岡さんご夫妻。店に並ぶ商品は、実際に使ってよかったものだけを厳選しています。穏やかにひとつひとつのアイテムを丁寧に紹介してくれるので、暮らしに取り入れるイメージをしながら、じっくりと時間をかけて選ぶ時間も楽しめます。

伝統と新しさが感じられるケトル

OPA kettle Mari10780円

数あるアイテムのなかから、暮らしを豊かにしてくれるおすすめの3点をご紹介します。 こちらはフィンランドのOPA社のケトルです。映画『かもめ食堂』に登場したもので、根強いファンも多いとか。洗練された見た目の美しさはもちろんですが、錆びにくく耐久性のあるステンレス製で、長く愛用できるのも魅力のひとつです。まろやかに湧いたお湯でコーヒーをドリップしたり、紅茶を淹れたり。使い心地をたしかめてみてくださいね。

かわいい糸巻はオブジェにも

左側がString tidy、右側はCreamore Mill / bishop twine stand

「異なる素材のもの同士が調和するように」という想いでつけられた「糸と樹」という店の名前。オープン当初から扱うこちらの商品は、コットンの糸と木の台座、シルバーのハサミが調和し、店名に込められた想いを体現しているかのよう。ラッピングなどで糸を実用的に使うのももちろんですが、置物としても存在感を放ちます。

使うほどに手になじむ牛革のがま口財布

親子がま口4400円、ミニがま口2420円

こちらは東京の下町で作られているというがま口財布。シンプルなデザインと小物入れなどさまざまな使い方ができることから老若男女問わず人気のアイテム。牛革なので使ううちに手になじみ、変化していく質感も楽しみのひとつです。

バリエーション豊富にそろう宮島杓子

ほかにも石鹸やタオルといったバスアイテムやアパレルなどもそろいます。時期によっては宮島にある宮島工芸製作所が手がける宮島杓子をはじめ、作家もののアイテムが並ぶこともありますよ。

「糸と樹」で扱うのは、どれも長く使い続けられるものばかり。使い込むうちに変化していく風合いなど、長く丁寧に愛用するからこそ感じられる魅力を楽しんでくださいね。