温かみのあるモダンな装飾に囲まれたアンティークカフェ

気が付かず通り過ぎてしまいそうな佇まいの外観

世田谷線上町駅から徒歩1分。駅から目の前の横断歩道を渡りボロ市通りの方面に歩いて行くと見えてくる、白いカーテンとグレーの扉のかわいらしい外観のお店が「101世田谷堂」です。店名の“101”は、ビルの部屋番号から名付けられたのだそう。友人のお部屋に行く気軽な気持ちで来店していただきたいという姉妹店「202カリー堂」の想いが受け継がれています。

入口付近のグリーンソファ席が人気

店内はアンティークな雰囲気とモダンな装飾が取り入れられた温かみのある空間が広がり、入り口の扉を開けた瞬間ホッとする安心感が感じられます。「居心地の良い空間を作るため、あえて内装業者を入れず手作りにこだわった」と店長の本橋さん。やさしい自然な色合いの漆喰塗りの壁は、お店のスタッフさんと関係者でDIYを行い世田谷堂オリジナルのテイストをプラス。全体的に落ち着く空間に仕上げたのだそう。

ひとりでも少人数でもゆっくりと過ごすことができる

コの字になっている店内のレイアウトには、テーブルや椅子、ソファ席が18席設置。個性がある席は照明や花瓶の配置にもこだわっており、どの席に座っても居心地良く過ごせます。訪れる度にお気に入りの場所を見つけてみて。

テーブルや椅子、ショーケースなどの設備は前に営業していた店舗が使用していたものをそのまま受け継いでいる

スパイスの調合から手作りにこだわったスープカリー

「骨付きチキンと7種類の野菜カリー」（1450円）※「海老スープ」は101世田谷堂限定

メインの食事は、北海道出身のオーナーがスパイスの調合から手作りにこだわったグルテンフリーのスープカリー。手作業で仕上げるほか注文を受けてから一杯ずつ丁寧に作っています。スープカリーは「トマトスープ」と、101世田谷堂限定「海老スープ」の2種類。具材は「骨付きチキンと7種類の野菜カリー」をはじめとする4種類とトッピングを組み合わせたオリジナルカリーを選べます。 「海老スープ」は、ベースに旨みをひき立たせるオマール海老ヘッドを贅沢に使用。数十種類のスパイスを掛け合わせたオリジナルカリーです。海老の風味とスパイスのアクセントに、ブールマニエとブランデーを加えてよりコクが感じられる味わいになっています。ほろほろとやわらかい骨付きチキンを崩しながら、たっぷりの野菜と一緒に最後の一口まで味わってみて。

店舗限定グルテンフリースイーツ

メニュー注文はワンドリンク制。スイーツの単品注文は不可

食後やコーヒーなどのドリンクと一緒に楽しみたいスイーツは、「生チョコモコ」と「イタリアンプヂン」、「抹茶テリーヌ」の3種類がそろいます。すべて小麦粉などを使用しないグルテンフリーで、「生チョコモコ」と「イタリアンプヂン」は、101世田谷堂限定スイーツです。

「生チョコモコ」（880円）※101世田谷堂限定

もこもことした雲のようにかわいらしい見た目の「生チョコモコ」は、やわらかなムースに カカオ65％のクーベルチュールチョコレートをふんだんに使用したスイーツ。一口食べた瞬間から香り豊かな生チョコムースが淡雪のようにゆっくりと溶けていき、その口どけなめらかな食感に食べるたびに癒されます。 底には玄米粉を使用したいグルテンフリーのクランブルが敷いてあり食感のアクセントに。生チョコムース中には甘酸っぱいフランボワーズソースが入っており、チョコレートの濃厚な風味を引き立てます。

「イタリアンプヂン」（780円）※101世田谷堂限定

「イタリアンプヂン」は、イタリアンプディングとブラジルプヂンそれぞれの魅力的な要素を取り入れた世田谷堂ならではのオリジナルプリン。プリン生地には国産卵を贅沢に使用したアパレイユに、北海道産生乳を使用したマスカルポーネを使用しており、下層部に玄米粉で焼き上げたグルテンフリーのココア生地を敷いた2層仕立てになっています。 表面は喫茶店のようなほどよい固さの生地で、食べるとクリーミーで滑らかな口溶けがたまりません。世田谷堂のスープカリーとの味のバランスと相性を考え、プリンは優しい甘さに。自家製カラメルのほろ苦さがスープカリーとプリンのバランスを整えております。スープカリーを食べる時はぜひプリンと一緒に合わせてみて。

焙煎士こだわりの自家焙煎コーヒー

「コーヒー（Hot）」（580円）

「コーヒー」は、店舗に在籍する焙煎士がこだわり抜いたイエメンのシングルオリジンの豆を使用。店舗にて自家焙煎をした豆を挽いて、1杯ずつ丁寧にハンドドリップしたコーヒーを味わえます。フルーティですっきりと爽やかな後味が、スパイシーなスープカリーや甘いスイーツと相性がぴったりですよ。 コーヒーのほかに、エスプレッソを使用したカフェラテ、カフェモカなどドリンクの種類も豊富です。のんびり過ごしたい時にふと立ち寄れる「101世田谷堂」にぜひ足を運んでみてくださいね。