約300年前から残る歴史ある建造物

大きな看板が目印

武蔵五日市駅から西東京バス「数馬行」あるいは「都民の森行」に乗り、「数馬バス停」下車後、徒歩8分のところに「兜家旅館」はあります。こちらは、約300年前に建てられた、木造4階建て兜造りの茅葺屋根をもつ建物が魅力の閑静な旅館。 現当主は、19代目・岡部敬祐さん。約400年前から林業を営んでいた岡部家は、約300年前にこちらの建物を建て、養蚕の場として利用していたそう。その後、約50年前に旅館としてオープンして以来、奥多摩の秘境・檜原村の名物旅館として多くの人が訪れています。

見事な兜造りの茅葺屋根の建物

本館と別館がある

窓外の見事な景色に圧倒される

趣のある兜家の看板

兜造りの茅葺屋根にも圧倒されますが、宿から見える景色も圧巻です。緑豊かな山々に囲まれた、小川のほとりに建っているので、どの部屋の窓からも圧巻の大自然の景色を望むことができます。夏は青々とした木々が生い茂り、秋は紅葉が見事に色づき、見ごたえたっぷり。

旅館のエントランス

川のせせらぎが聞こえる渓谷

本館と新館あわせて趣ある客室が全16室

ふた間からなる広々としたお部屋

客室は、座卓、布団、ミニ冷蔵庫、金庫、お茶セットが完備された簡素な和室スタイル。茅葺屋根の本館のほかに新館もあり、お部屋は全部で16室（1泊2食付／1人18000円～※2名様から予約可）あります。新館の客室は、全室囲炉裏付のふた間続きのお部屋で、中にはきれいにリノベしたお風呂付の部屋も。

きれいにリノベしたお風呂付の部屋も

囲炉裏のあるお部屋も

柔らかな日差しが差し込むお部屋

山菜とジビエ料理などの山の幸がいっぱい

鹿肉や猪肉を使ったジビエ料理

宿でいただけるお料理は、山菜料理や鹿肉や猪肉などを使ったジビエ料理のコース。ほかにも、きのこ鍋や馬刺し、山菜のてんぷらなど追加で注文することもできます。山菜は地元で採れた新鮮なものを提供しています。品数も豊富でボリューム満点ですよ。

山菜やお豆腐、わさびなど地元の食材を使った料理の数々

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歴史と趣きを感じさせる建物

圧倒的な大自然の中、悠久の時間が流れる、唯一無二の空間「兜家旅館」。ほっとひと息つきたくなったときにぜひ足を運んでみてくださいね。