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2025.10.08
連続テレビ小説の舞台・松江で文豪の足跡を辿る「小泉八雲を辿る旅」界 玉造
島根県の玉造温泉に佇む全室露天風呂付き客室の温泉旅館「界 玉造」では、2025年10月1日から2026年3月20日までの期間、連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台、松江で文豪の足跡を辿る滞在プログラム「小泉八雲を辿る旅」を開催しています。 文豪・小泉八雲が好んだ人力車に乗り、妻セツとともに暮らしたゆかりの地を巡るガイドツアーや、代表作『怪談』の世界に浸る「怪談茶室」、八雲の晩酌のエピソードにちなんだオリジナルの和菓子と日本酒のセットを楽しむことができます。 連続テレビ小説のモデルとしても注目される八雲やセツの人物像、彼が日本の心の原風景を見出した松江の情景に触れる1泊2日の旅はいかがですか?
妻セツと暮らしたゆかりの地を巡る人力車ツアーや、代表作『怪談』の世界観を味わう体験
八雲が愛した人力車でゆかりの地を巡るガイドツアー
いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿「界 玉造」へ
お茶室で茶の湯体験
「温泉いろは」に参加&大浴場で温泉に浸かる
妻セツと暮らしたゆかりの地を巡る人力車ツアーや、代表作『怪談』の世界観を味わう体験

松江大橋
ギリシャに生まれ、ジャーナリストとして複数の国を渡り歩いた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は1890年に来日し、松江で1年3か月を過ごしました。松江の文化や風習に感銘を受けるとともに、妻・セツとの暮らしの中で日本の文化や精神性を見出し、著作を通じてその魅力を世界に発信しました(*1)。特に、日本の民話や伝説を再話した『怪談』は、彼の代表作として今なお読み継がれています。 八雲が愛した松江の地に佇む「界 玉造」では、滞在の中でドラマに関連した体験で、より深く松江の魅力を楽しむことができます。 *1 松江観光協会HP
八雲が愛した人力車でゆかりの地を巡るガイドツアー

人力車で訪れる小泉八雲旧居
まずは八雲が日常の足として好んで利用した人力車に乗り、彼が暮らした時代の面影が残る松江の街並みを巡るプライベートツアーに参加しましょう。 八雲と妻セツが暮らした「小泉八雲旧居」や、彼が愛した宍道湖の景色を望む「松江大橋」、怪談の舞台となった寺院「普門院」など、土地の魅力に精通した界 玉造のスタッフが選び抜いたルートを巡ります。 人力車に揺られながらガイドの話に耳を傾け、八雲が見た松江の原風景を追体験できますよ。
・時間:13:00~14:00
・料金:18,000円(税込)
・定員:1日1組限定・1組2名まで
・予約:公式サイトにて宿泊日の7日前までに予約
予約はこちら
いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿「界 玉造」へ
「界 玉造」は、日本最古の美肌の湯といわれる玉造温泉に佇む、全室露天風呂付きの温泉旅館。「出雲国風土記」にも記された歴史ある美肌の湯として名高い温泉を、大浴場のみならず、客室露天風呂でも存分に楽しめます。 食事は、しじみや蟹など、旬の食材をふんだんに使った会席料理。島根発祥といわれる日本酒を楽しんだり、日本庭園を眺めながら茶室で松江の茶の湯文化を感じたりするのも風流です。 また、神話をもとにした「石見神楽」の舞を毎晩上演。出雲の文化を身近に感じることができますよ。

ご当地部屋「玉湯(たまゆ)の間」
「界 玉造」公式サイトはこちら
お茶室で茶の湯体験

日本庭園を望む茶室「蛙瞑庵(あめいあん)」でお点前を披露するのは、三斎流の亭主。出雲の歴史などの話に耳を傾けながらひとときを過ごすことができます。
「温泉いろは」に参加&大浴場で温泉に浸かる

「温泉いろは」では界 玉造の湯守りが、玉造温泉の歴史とともに泉質や効果的な入浴法を説明します。 そのあとは、風呂敷に湯道具をつつんで、大浴場へ。美肌の湯を広々とした浴槽でゆったり堪能できます。入浴後は湯上がり処で一息。湯上がりドリンクやアイスキャンディーもありますよ。
しじみや蟹など、旬の魚介を味わう会席

夕食は、ご当地の食文化を活かした会席料理をどうぞ。メインの台の物は、山陰の味覚のどぐろと、宍道湖の名産であるしじみがたっぷり入ったスープを使った「しじみ牛しゃぶ」です。しじみでとった滋味深いスープが牛肉の味わいを引き立てる、他にはない新しい組み合わせを楽しめます。 蟹漁が解禁される秋から冬の季節は、旬の味覚「松葉蟹」を様々な調理法で提供する蟹会席がいただけます。特に、島根の伝統的な素材「石州瓦(せきしゅうがわら)」であつらえたお鍋で用意される「蟹すき鍋」は、蟹の旨味をじっくりと味わえる一品です。
八雲のエピソードにちなんだ日本酒と和菓子を味わう「八雲酒セット」

黄身しぐれと3種の日本酒
食後は、八雲が和菓子の「黄身しぐれ」をつまみに晩酌を楽しみにしていたというエピソードから着想を得た「八雲酒セット」を楽しむことができます。 「黄身しぐれ」は、地元の老舗和菓子店「風流堂」と共同開発した、日本酒の餡を忍ばせた界 玉造オリジナルです。日本酒は相性の良いにごり酒、八雲が隠岐の島で飲んだとされるお酒の逸話を元に再現したもの、そして八雲ゆかりの地・熊本の酵母と島根の酒米を掛け合わせたコラボレーション酒の3種がそろいます。八雲が愛したとされる和菓子とお酒の組み合わせを体験してみて。
・時間:18:30~21:30
・料金:1,500円(税込)
・場所:界 玉造 日本酒BAR
詳細はこちら
八雲の代表作を楽しむ「怪談茶室」

雪女の怪談朗読イメージ
夜には、静寂に包まれた館内のお茶室にて開催される「怪談茶室」に参加してみませんか? 前半は、八雲の生涯や彼が『怪談』を執筆するに至った背景を、妻セツとのエピソードを交えながら解説。後半は、代表作の中から特に有名な「雪女」と「耳なし芳一」の二編を、オリジナルの映像演出とともに朗読します。 さきほどご紹介した「八雲酒セット」を片手に、物語の世界観を深く味わいましょう。
・時間:20:00〜20:30
・料金:無料
・場所:界 玉造 茶室
・定員:6名まで
・予約:宿泊当日に施設フロントで予約
詳細はこちら
神話の世界への誘い。ご当地楽「石見神楽」

島根県は多くの神話の舞台とされ、出雲大社をはじめとする数々の神社が位置しています。その年の豊作や豊漁を祈願し、神々に捧げる神楽が盛んな地でもあります。 界 玉造では、この地域に伝わる伝統芸能「石見神楽」をスタッフが披露してくれます。演目は素戔嗚尊(スサノオノミコト)が大蛇を日本酒で酔わせ戦う「大蛇(オロチ)」。鮮やかな衣装をまとったスタッフが、軽快なお囃子に合わせてダイナミックに舞います。
* * * 松江で文豪の足跡を辿る「小泉八雲を辿る旅」はいかがでしたか?小泉八雲が日本の心の原風景を見出した松江の情景を、この機会にぜひ楽しんでくださいね。
概要
・期間:2025年10月1日~2026年3月20日 *人力車ガイドツアーは一部除外日あり
・備考:人力車ガイドツアーは現地集合、現地解散です。
荒天の場合は中止の可能性があります。
詳細はこちら
界 玉造
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ことりっぷ編集部
界

「王道なのに、あたらしい。」をコンセプトに、全国23ヶ所に展開する、日本初の温泉旅館ブランド。心地よい和にこだわった快適な空間で、ご当地文化や季節にこだわり、その土地ならではの旅を提案します。地域の魅力を再発見できる温泉旅館です。
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