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2025.10.27
一度は泊まりたい、全国のブックホテル8選【2025年】
10月27日は「読書の日」。今度の旅は話題のブックホテルで、本に囲まれて過ごす、静かで贅沢な時間を楽しんでみませんか? こちらの記事では、本をテーマにした箱根のインタラクティブ・メディアホテルをはじめ、晴耕雨読の時を過ごすことができる山形の田んぼに浮かぶホテル、志賀直哉が愛した歴史とモダンが融合した城崎温泉の老舗宿まで、全国(山形・神奈川・富山・長野・愛知・京都・兵庫・福岡)の一度は泊まってみたい、おすすめの人気ブックホテルをまとめてご紹介します。 すべてオンラインでの予約が可能なので、気になるホテルは早めの予約がおすすめですよ。
【山形】坂茂氏設計。山形県庄内地方、晴耕雨読の時を過ごす田んぼに浮かぶホテル「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」
【神奈川】「本のある暮らし」を提案する、新しいライフスタイルの温泉宿「箱根本箱」
【富山】神通峡の絶景と温泉、料理、アートが彩るスモールラグジュアリーホテル「リバーリトリート雅樂倶」
【長野】老舗旅館の歴史を繋ぐ、全室露天風呂付の2つのホテルから成る複合施設「松本十帖」
【愛知】地下鉄伏見駅から徒歩約3分、本の世界を旅するホテル「ランプライトブックスホテル名古屋」
【愛知】地下鉄伏見駅から徒歩約3分、本の世界を旅するホテル「ランプライトブックスホテル名古屋」
画像提供:一休
「本を読むことは、旅をすることに似ている」といいます。だったら、「本の世界を旅するためのホテルがあってもいいのでは」という思いで生まれたのがランプライトブックスホテルです。こだわりの本をとり揃えた1階の本屋さんで、その日の一冊を選び、読書をするためにつくられた部屋で夜通し本の世界に没頭してもらう。そんな、現実の旅だけではない、ちょっぴりマニアックな旅のかたちを提案します。
1階本屋は24時間営業で、「旅」と「ミステリー」を中心に約3,000冊の書籍をラインナップ。書籍に関連した雑貨も取り扱うなど、ホテルという空間から、新しい読書スタイルを提案していきます。また、カフェスペースも用意しています。お気に入りの一冊が見つかったら、一緒にコーヒーや紅茶も、ぜひ。
画像提供:一休
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ランプライトブックスホテル名古屋
愛知県名古屋市中区錦一丁目13-18
【京都】細部まで京都のモノにこだわった、ぬくもりある複合型「ポテル」「Umekoji Potel KYOTO」
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緑あふれる梅小路公園や京都水族館、京都鉄道博物館に隣接、観光の拠点としても利便性に優れた場所に誕生した「ポテル」。「Umekoji Potel KYOTO」は、Potelの由来であるPort=港のように価値ある出会いが行きかう場所として、京都に訪れる旅人に、穏やかな滞在と好奇心を与え、まだ見ぬ新しい京都へいざなうホテルです。
宿泊者専用スペース「あわいの間」には、京都にゆかりのある本やレコード、ボードゲームといったテーマごとの空間を用意。壁一面の本棚には、京都で本屋「誠光社」を営む、ブックソムリエの堀部篤史さんがセレクトした多種多様なジャンルの本たちが並びます。普段は手に取らない本との出逢い、時間を忘れるくらい夢中になれる本と過ごすことができます。
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「京都の一人旅おすすめ宿10選」の記事はこちら
Umekoji Potel KYOTO
京都府京都市下京区観喜寺町15
【兵庫】昭和2年創業。志賀直哉が愛した歴史とモダンが融合した城崎温泉の老舗宿「城崎温泉 登録有形文化財の宿 三木屋」
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「城崎温泉 登録有形文化財の宿 三木屋」は、旧きよき日本の温泉街、城崎温泉の中心部に佇む創業300年の日本旅館です。文豪志賀直哉が定宿とし、名作短編「城の崎にて」が生まれました。国の登録有形文化財に認められた昭和二年築の木造建築と300坪の日本庭園の風情はそのままに、2013年11月にロビー・ダイニング・大浴場など大規模リニューアルを行い、歴史とモダンが融合した現代の日本旅館に生まれ変わりました。
旧き良き時代の逗留者がそうであったように、滞在中は時間を忘れてゆっくりと過ごせるよう、ロビー横のラウンジスペースにライブラリーを設置。本のセレクトは城崎温泉の出版NPO「本と温泉」にも関っているブックディレクターの幅允孝氏が手掛けました。 ゆったりとしたソファと落ち着いた照明、本のある空間は凛とした空気が流れ、一日中居ても飽きない居心地の良さがあります。
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城崎温泉 登録有形文化財の宿 三木屋
兵庫県豊岡市城崎町湯島487
【福岡】博多駅徒歩約7分、5000冊収納のロビーライブラリーが圧巻のホテル「THE BASICS FUKUOKA」
画像提供:一休
「THE BASICS FUKUOKA ザ・ベーシックス福岡」は INTELLECTUALS WORLD をコンセプトとし、ただ泊まるだけではない、ここに滞在することで福岡への旅そのものがもっと楽しくなるような、より上質な滞在を通してゲストの知的好奇心やワクワクする心を刺激する、既存のホテルにない新しい体験や世界観を提供しています。
ロビーには「Bibliotheque de la Terre ~ 世界をめぐるライブラリー」をテーマにしたライブラリーが設けられています。高さ約42メートルの吹き抜けが圧倒的なインパクトとなる円形ロビーにある12本の円柱を利用し、高さ約8メートルの書架を6本設け約5,000冊の書物を収納。書物は実際に手に取って、ロビーや専用ラウンジ、客室とお好みの場所で読むことができます。
画像提供:一休
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THE BASICS FUKUOKA
福岡県福岡市博多区博多駅東2-14-1
* * * 一度は泊まってみたい全国のブックホテルはいかがでしたか?お気に入りの本に囲まれながら、くつろぎのひとときを過ごしてくださいね。
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