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2025.12.23
新宿にオープン。モーニングからディナーまで1日の食が楽しめる新複合施設「DIGS」
東京・新宿にモーニングからランチ、ディナーまで時間帯で異なる食が楽しめる新複合施設「DIGS(ディグス)」が12月23日にオープン。ベーカリーカフェ「BOUL’ANGE (ブール アンジュ)」、やブランチカフェ「FLIPPER’S(フリッパーズ)」、新業態の「Journal Standard DINING(ジャーナル スタンダード ダイニング)」の3ブランドがそれぞれの階に出店しています。駅からも近くアクセス便利。観光やショッピングの合間にぜひ訪れてみてくださいね。
異なる3ブランドが同居する食の新複合施設

1階のBOUL’ANGE新宿店は2025年9月2日に先行オープンしている
東京メトロ・新宿三丁目駅から徒歩約1分。新宿高島屋やニュウマン新宿に隣接しており、細い路地裏に佇むパリのアパルトマンのようなレトロな建物が「DIGS(ディグス)」です。3階建ての施設内には、焼き立てのパンとコーヒーのベーカリーカフェ「BOUL’ANGE 」、2階はふわふわパンケーキがメインのブランチカフェ「FLIPPER’S 」、3階には新業態の「Journal Standard DINING」がオープン。それぞれのフロアで時間帯によって異なる1日の食が楽しめます。

建物の右側にある階段から2階・3階に行くことができる
1F:ベーカリーカフェ「BOUL’ANGE」

北海道から九州まで19店舗を展開している人気ブーランジェリー(2025年12月時点)
「BOUL’ANGE」は、2017年に誕生したベイクルーズ初のオリジナルブーランジェリー。外皮はパリパリ、中はもっちりとした食感が特徴の人気No.1の「クロワッサン」は、国産バターと、オリジナルブレンドの小麦を使用し、職人が一つずつ丁寧に折り込み仕上げています。

店舗外にはスタンドタイプのイートインスペースが併設。購入してすぐに焼きたてを頬ばることができる
2025年9月に先行オープンした「BOUL’ANGE 新宿4丁目店」の店内ではガラス越しに工房を眺められ、職人が丁寧に焼き上げる様子を間近で見られます。香ばしい香りが立ちのぼり、パンが焼き上がる瞬間は食欲をそそられますね。壁に沿うように置かれている棚には焼きたてのパンがずらりと並べられています。その中には、ブランド名を冠する食パンや本場フランスの伝統的な製法で仕上げた食事に合わせて選べるバゲットなど、バリエーション豊富なパンがそろいます。

上段「クロワッサン“△”」(346円~389円)、左下「クロワッサン“□”」(346円~389円)、右下「クロワッサン“○”」(324円~389円)※新宿店限定
ピラミッド型・キューブ型・球形といった遊び心あふれる形の進化系「クロワッサン」。定番のクロワッサンとはひと味違う、まるでアートのようなこちらは新宿4丁目店限定。プレーンのほかにフランボワーズとチョコレートがあり、見た目から楽しめます。それぞれの形や味を入れられる専用の箱も用意されているので、ちょっとしたお土産にもおすすめです。

「サワードゥ」(810円)(ハーフサイズ 405円)※8%税込
天然酵母サワー種でしっくり発酵させた伝統的なパン「サワードゥ」も 新宿4丁目店限定。店内の工房で毎朝焼き上げています。外側は香ばしく軽やかな食感。中はしっとりとしており、気泡が生むふんわりとした口あたりにほっこり。ひと口ごとに、小麦のうま味と香ばしさがゆっくりと広がります。毎日の食卓にちょうどよいハーフサイズも選ぶことができますよ。

サワードゥの風味に合う具材を選んだサンドウィッチもラインナップ

BOUL’ANGE 新宿4丁目店
ブール アンジュ シンジュクヨンチョウメテン
2F:ブランチカフェ「FLIPPER’S」

フリッパーズブランチプレートや抹茶のスフレパンケーキ、グリークヨーグルト、ビーツを使用したスムージーなど新宿店限定メニューが勢ぞろい
建物の右側にある階段を上がると、2階に朝9時からオープンのブランチカフェ「FLIPPER’S」があります。契約養鶏場「竹鶏ファーム」の新鮮たまごで作るふわふわ新食感の「奇跡のパンケーキ」やブランチメニュー、新鮮な野菜を使用したサラダメニューなどを豊富に楽しめます。新宿店では抹茶を使用したスフレパンケーキをや抹茶ラテなど、新宿の店舗でしか味わえない限定メニューがそろいます。

「スフレパンケーキ 抹茶」(2035円)※新宿店限定
注目は、新宿店限定の「スフレパンケーキ 抹茶」。祇園辻利の宇治抹茶を贅沢に使用しているとろける口どけのスフレパンケーキです。スフレパンケーキの上にはふわっとした軽い食感の濃厚な抹茶クリーム。パンケーキの下には抹茶とカスタードソースがアクセントになっており、甘すぎず抹茶本来のほろ苦さとコクが味わえます。 自分で抹茶を点てて、フォームミルクを注ぎ完成させる「抹茶ラテ」も新宿限定。スフレパンケーキと合わせて、抹茶の味を堪能してみて。

メレンゲを混ぜ合わせた生地を専用の銅板で20分じっくりと焼き上げる

「フリッパーズブランチプレート」(2750円)
「フリッパーズブランチプレート」は、メレンゲを使わずしっかり焼き上げ、食事との相性がぴったりなアメリカンスタイルのパンケーキに、フランスの伝統的なソーセージ・シポラタと竹鶏ファームのたまごをのせたボリュームのある一皿。 付け合わせにじゃがいもとアボカド、キャロットラペ、サラダが添えられており彩り鮮やか。たまごはフライドエッグのほかに、スクランブルエッグを選ぶことができます。少し遅めの朝食やランチにどうぞ。
FLIPPER'S 新宿店
フリッパーズ シンジュクテン
3F:Journal Standard DINING

「ティナ―コース」(7150円)2.5時間ドリンク飲み放題(+2700円)※2名から利用可能
「DIGS」の最上階にあるのは、新宿の喧騒を離れてパンバーガーやランチ、ディナーが楽しめる「Journal Standard DINING」。薪火を使用して丁寧に焼き上げるグリル料理や旬の食材を活かしたメニューを気軽に楽しめるのが魅力です。 特におすすめなのは、17時30分から23時まで提供する「ディナーコース」。前菜からメイン、デザートまで素材の持ち味を大切にしたこだわりの料理を楽しめます。

「鮮魚のセビーチェ」(単品 1880円)
「鮮魚のセビーチェ」は、その時々に一番おいしいお魚を使用する魚介のマリネ。ココナッツミルクとアボカドピューレに、唐辛子をプラスしてピリッとした辛さがアクセントになっています。

「BBQグリル 黒毛和牛ランプステーキ」(単品 5380円)
メイン料理の「BBQグリル 黒毛和牛ランプステーキ」は、旨味が強くやわらかい赤身肉にマスタードソースをかけた一皿。スモーキーな薪火で焼いており、表面はカリッと香ばしく、中はしっとりジューシーな味わい。じっくり煮詰めたフォンドヴォーソースともよく合います。ランプ肉はお店のキッチンで捌いて下処理まで行っている本格派。添えてある野菜のグリルと一緒に味わってみて。

1階の「BOUL’ANGE」のパンと合わせて“パン飲み”もできる
食事と一緒にワインを合わせてみてはいかが。熟成させたブドウ果汁だけで作られる「ナチュラルワイン」をソムリエがセレクトしています。滋賀のヒトミワイナリーで作られる鳥のラベルがキュートな「Soif Rose 2024」は山形県産のスチューベン(黒ぶどう)のみを使用。ごくごく飲めて旨みもしっかりと感じられるワインです。 ほかには、中華料理やスパイシーな食事にもぴったりなワシントンワイン「カンフー・ガール」やパンやバターのような風味が感じられるカリフォルニアワイン「ブレッド&バター シャルドネ」などがおすすめです。
Journal Standard DINING 新宿店
ジャーナル スタンダード ダイニング シンジュクテン
モーニングからディナータイムまで一つの建物の中で完結
ショッピングの後や映画の待ち時間など、どの時間に訪れても食事が楽しめる「DIGS」。 どんな時間に訪れてもお腹が満たされます。ぜひお気に入りのメニューを見つけてみてくださいね。

DIGS
ディグス
https://www.instagram.com/digs_shinjuku/
1F:BOUL‘ANGE。2F:FLIPPER’S、3F:Journal Standard DINING
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撮影:南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ

テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
【連載】東京カフェ・スイーツニュース

日本スイーツ協会認定のスイーツコンシェルジュ南森エレナさんがいま気になる東京のカフェ・スイーツをご紹介。心躍る見た目はもちろん、味もお墨付きのキュートなスイーツをめしあがれ♪
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