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2013.09.10
落語家が創業した甘味処、京都「文の助茶屋 本店」
京都東山のシンボル・八坂の塔を眺めながら二年坂へ向かって歩いて行くと風情ある茶店があります。こちらが落語家・二代目桂文之助が明治末期に創業した老舗甘味処「文の助茶屋本店」。香ばしい香りととろける食感が好評のわらびもちの名店として人気です。
淡雪のようにふわっと溶けるかき氷 3つのきなこが味わえる期間限定メニュー

八坂の塔のすぐ近く、香ばしい香りと口の中でとろけるようなわらびもちをはじめとする甘味がいただける茶店。遊び心を散りばめたお店のたたずまいも大きな魅力です。 初夏から秋口にかけて、ぜひともおすすめしたいのはかき氷。なかでも、きなこをふんだんに味わえる「田舎氷」は期間限定がゆえに、この時期を狙ってわざわざ訪問する人も多いというメニュー。 白みつときなこを合わせたきなこみつが、氷の粒までよく染みこみ、口どけはふわっとしていて、まるで淡雪のよう。てっぺんには香味豊かなきなこアイスクリーム、氷の中に潜むわらびもちもきなこ味。「きなこ好き」ならぜひとも試してみたい逸品です。
ほんのり自然な甘みにほっこり、米麹100%の甘酒

創業時からお店とともに歩んできた「甘酒」は通年メニューでスタンバイ。砂糖とアルコール不使用、米麹100%で昔ながらの製法で仕上げ、さっぱりした喉ごしに米のつぶつぶ感が加わります。 甘酒といえば、「冬の飲み物」というイメージがありますが、本来、甘酒は夏の飲み物だそう。夏バテしやすい時期、食欲不振になると身体は栄養を欲しがります。そんなとき、麹酵素により醸成される天然の麦芽糖、ぶどう糖は消化吸収がよく、適度な糖分が身体を癒してくれるのだとか。 創業以来愛されるロングセラーメニューで夏の疲れをリセットしてはいかがでしょうか。
文の助茶屋 本店
ブンノスケヂャヤホンテン
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