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2015.11.20
あちこち世界へトリップ 湘南のんびりお散歩 by THE SHONAN MAG
〈THE SHONAN MAGより提供〉 湘南では観光名所や海までの道のりも、気の向くままお散歩しながら楽しんでもらうのがオススメです。 今回は、湘南の観光名所「江の島」へのアクセスに便利な小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」まで、一つ手前の「鵠沼海岸駅」から歩いてみます。一駅歩いてみるだけで、まるであちこちいろいろな世界へトリップするようなお散歩になりますよ。
国内外から買い付け セレクトショップで自分への贈り物を

鵠沼海岸駅を出てすぐに広がる “鵠沼海岸商店街” 、通称 “マリンロード” は、石畳が続く道にいろいろなお店が立ち並ぶ楽しい通り。 ガラス戸からのぞくかわいい雑貨の数々に思わず吸い寄せられてしまう、「STUDIO・LEON(スタジオレオン)」さんへお邪魔します。

お店の方と一緒にお出迎えしてくれるのは、ラブラドールレトリーバーのアンちゃん。人なつこくて、優しい瞳で、艶々した黒い毛並みがとてもきれいです。

お店には、日本のほか、ブラジル、メキシコ、ペルー、アフリカ、チュニジア、モロッコ、アメリカなど、国内外から一つ一つセレクトして買い付けられた雑貨が並びます。ナチュラルなインテリアや雑貨、アンティーク品、アクセサリーなど、ほとんどが1点モノです。

あっという間にたくさんの雑貨に囲まれて、まるでいろいろな国の空気をいっぺんに吸い込むようで、とても楽しくなります。
村上春樹も訪れた湘南の“ホノルル”を満喫

鵠沼海岸商店街を抜けて国道134号線に出たら、江の島に向かって歩いていくと、そこにはハワイの… ではなく、 “湘南の”ホノルルが見えてきます。 その名も「ホノルル食堂」です。

天ぷらや刺身、煮魚、焼魚、丼物。その上に控えめに書かれたお店の名前「ホノルル食堂」。「うむ。これぞ湘南のホノルルだ」なんて、妙に納得してしまうこの存在感がたまりません。知る人ぞ知るこちらのお店は、作家・村上春樹氏も通われていたという定食屋さんです。

「白身魚とえびのかき揚げ丼」をいただきました。エビ、お魚、お野菜がサクサクのかき揚げになってとってもボリューミー。ほんのり甘いタレと絶妙にからみます。長年地元で愛され続け、これからも大切にしたい食堂です。
スリランカカレーで身体の中からデトックス

国道から1本道をそれて、脇道に入ります。
車の騒音が少し遠くに。青空をバックにズンとそびえる「江ノ島ボウル」の大きなボーリングのピンが見えてきます。 そこから少し歩くと“日々の生活に、身体に良いものを”をコンセプトにしたショップ「Natural Law」さんがあります。

店内は、オーガニックなナチュラル思考のドリンクやフードが楽しめるカフェと、ヨガやギャラリー展などを行うアートスペースを併用しています。

素材にこだわった自家製オーガニックオレンジシロップのソーダ割り。甘すぎず、爽やかに喉をうるおしてくれて身体がシャンとします。
浦島太郎の気分になってみる

さらに海へ向かって歩いて江の島に近づくと、小田急江ノ島線の終着駅「片瀬江ノ島駅」に辿りつきます。耳を澄ませば波の音が聞こえて、まるで竜宮城にたどり着いた浦島太郎の気分になりました。 いかがでしたか?思い切って一駅歩いてみることで、出逢える世界が湘南にはたくさんあります。ぜひ、自分だけの特別なトリップを体験してくださいね。
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THE SHONAN MAG ライター yukari
THE SHONAN MAG

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