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2021.01.28
【毎日おやつ】生チョコのような濃厚さ。洋の風味も楽しめる和菓子「たろうのようかん」/石川県
全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は石川県の「たろうのようかん」をご紹介します。
洋の素材×あんの甘さとしっとりした食感「たろうのようかん」
「チョコピーパック」ボックスのイラストは画家の熊谷玲さんによるもの。木の実や鳥たちをやわらかなタッチで描いた絵がすてき
武家文化が栄え、武士のたしなみであった茶道がひろまった金沢。伝統の和菓子に現代のアレンジを加えて進化した、現代らしいお茶菓子に出会いました。 「たろうのようかん」は、ミニマルで洗練されたパッケージの食べきりサイズ羊羹。やや柔らかめの食感は口当たりがよく、丁寧に練られたあんが手仕事を感じさせます。注目は、和菓子の伝統にとらわれないその味わい。細かく砕いたピーナツの粒が白あんベースのあんのアクセントになった「ピーナツバター」や、チョコレートを小豆あんに混ぜ込んだ「カカオチョコ」は、これまでにない新しいおいしさ。濃厚な素材をあんこと合わさることですっきりした後味に仕上がっています。
若い人にも和菓子を広めるべく、和菓子の街・金沢に創業
手前から「カカオチョコ」「ピーナツバター」「ホワイトチョコ」
写真の「チョコピーパック」は「カカオチョコ」「ホワイトチョコ」「ピーナツバター」の3種類の詰合わせ。ほか抹茶味の「こいちゃ」やスタンダードなこしあんの「小豆」を含めた5つの味をそろえています。 和菓子職人の技術でチョコやナッツなど洋の素材を取り入れ、新しい和菓子を作り続けている「茶菓工房たろう」。お茶だけでなくコーヒーや紅茶にも合う羊羹は、菓子のジャンルを超えたニュースタンダードになりそうです。
【おやつデータ】
●たろうのようかん
価格:1115円
内容:3本
賞味期限:製造日から60日間
購入できる主な施設:本店、弥生店、鬼川店、百番街店
オンラインショップ:https://www.sakakobo-taro.com/yokan.html
茶菓工房 たろう 新本店
サカコウボウタロウ シンホンテン
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ことりっぷ編集部 撮影:清水ちえみ
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