【嵐山】格調高いライトアップに魅了される「鹿王院」

足利義満が創建した京都十刹第五位・宝幢寺。その塔頭だった「鹿王院（ろくおういん）」は応仁・文明の乱で寺が焼失したあと唯一再建され、寺格を引き継いだ名刹です。日本初の平庭式枯山水庭園は嵐山が借景。石畳の参道とともに紅葉の名所となっています。

【御室 仁和寺】ライトアップ限定の御朱印も♪「仁和寺」

世界遺産「古都京都の文化財」を構成する社寺のひとつ「真言宗御室派総本山　仁和寺（にんなじ）」。かつては皇族が住職を務め、「五重塔」や「二王門」など、重要文化財や国宝に指定された建物や収蔵品など見どころ満載の古刹です。

【北野白梅町】太閤・秀吉ゆかりの紅葉が美しい「北野天満宮」

全国1万2000社ほどの天満宮・天神社の総本社「北野天満宮（きたのてんまんぐう）」。「御本殿（国宝）」や「三光門（重要文化財）など、桃山建築の貴重な遺構も目白押しです。 梅の名所として有名ですが、紅葉もすてき。西側を流れる川に沿って豊臣秀吉が築いた土塁「御土居（おどい）」を、春と秋には「もみじ苑」として公開します。御土居の下と上からの眺めや、川や建造物との競演、ライトアップも楽しめます（2025年は11月1日～12月7日）。

【清水五条】京都の秋らしい風景が広がる「清水寺」

音羽山の中腹に広がる境内に30以上の堂塔伽藍が並び、世界遺産の構成要素の一つにもなっている「清水（きよみず）寺」。778年の開創以来、広く人々に親しまれています。本堂から断崖に張り出した舞台は古くから全国で高層建築として知られ、京都を代表する景観です。 紅葉の見ごろに合わせた夜間特別拝観を2025年11月22日～12月7日に実施。紅葉と舞台が鮮やかにライトアップされ、名庭園「成就院」も同日程で特別公開されます。

いかがでしたか？ 今回は、ことりっぷWEB＆アプリで会員のみなさんに投稿いただいたものや、過去に「ことりっぷweb」で紹介したものの中から、紅葉のライトアップイベントを行う京都のスポットをまとめてご紹介しました。情報はそれぞれの公開時点のものですので、事前に確認しておでかけくださいね。