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2023.03.12
小金井公園に桜を愛でに。大正レトロな一軒家カフェからお花見帰りに寄りたいスープ屋まで~東京桜さんぽ~
春らしい陽気が続き、東京都内の桜の開花ももうすぐ。今回は約50種1400本の桜が咲く「小金井公園」を、バスでのアクセスの拠点となる駅周辺のお店と一緒にご紹介します。日比谷公園の5倍という広さを誇る公園はもちろん、園内や近くの名所、ゆったり過ごせるグルメスポットなど、魅力満載。ぜひ春のおでかけプランづくりの参考にしてくださいね。
さまざまな桜を長く楽しめる「都立小金井公園」
すてきな建築物がずらり♪「江戸東京たてもの園」
名建築でお茶を♪ラ・ランデ邸内のカフェ「武蔵野茶房」
野菜たっぷりで元気に♪「カレーの店 プーさん」
ランチもおやつもおまかせ♪「スープ屋 でみcafé」
さまざまな桜を長く楽しめる「都立小金井公園」
昭和29年、玉川上水沿いの都市公園として開園した「都立小金井(こがねい)公園」。園内には約50種1400本の桜が咲きますが、そのうち400本ほどが「桜の園」にあります。桜の園にも多くの品種があり、ひと月ほどに渡ってさまざまな美しさを楽しめます。 隣接する玉川上水には国の名勝にもなっている桜並木「小金井桜」も。こちらでは280年ほど前に植えられたヤマザクラを眺めながら、ゆったりさんぽを楽しめます。
都立小金井公園
トリツコガネイコウエン
すてきな建築物がずらり♪「江戸東京たてもの園」
1993年に「東京都江戸東京博物館」の分館として小金井公園内にオープンした「江戸東京たてもの園」。文化的価値が高い歴史的建造物が移築・復元された野外博物館です。 建物は、江戸時代の商家や農家から、明治・大正期の洋風建築物(写真/小出邸)、昭和初期の邸宅など40棟。園内は3つのゾーンに分かれ、それぞれがひとつの街のように楽しめます。内部を見学することもできるので、タイムスリップ気分が味わえます。
江戸東京たてもの園
エドトウキョウタテモノエン
名建築でお茶を♪ラ・ランデ邸内のカフェ「武蔵野茶房」
板張りの壁と腰折れ屋根が印象的。内部はデ・ラランデ氏の居住時を再現している
見学やさんぽで疲れたりお腹が空いてきたりしたら、園内でひと息つくのもおすすめ。江戸東京たてもの園には食事やお茶ができる建造物もあります。そのひとつ「ラ・ランデ邸」は、明治時代の気象学者が設計し、ドイツの建築家、デ・ラランデ氏が大規模増築を行った建物。食堂だった部分がカフェ「武蔵野茶房(むさしのさぼう)」となっています。
「特製おいものパフェ」。1杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーともよく合う
武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店
ムサシノサボウエドトウキョウタテモノエンテン
野菜たっぷりで元気に♪「カレーの店 プーさん」
小金井公園までバスが出ている駅のひとつ、JR武蔵小金井駅から徒歩4分の「カレーの店 プーさん」。看板もなく目立たない場所にありながら、わざわざ訪れる人も多い名店です。 こちらのカレーは、とにかくたっぷり野菜や果物をベースに漢方薬との共通点も多い20種類近いスパイスに加え、こんぶや椎茸などの旨味も加えた身体に優しいもの。少し辛めの「インド風カレー」と辛くない「ヤングカレー」があり、好みに合わせて選べます。
カレーの店 プーさん
カレーノミセプーサン
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高柳涼子
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