209
2019.06.06
奈良の“きんぎょのまち”でアジサイさんぽ。矢田寺と大和郡山のカフェ5選
奈良市のおとなり・大和郡山市。かつては郡山城の城下町として栄え、いまでも古き良き町並みが残っています。養殖金魚の生産が日本一で、「きんぎょのまち」とよばれ、街を歩けばいたるところに金魚のモチーフや水槽で泳ぐ金魚に出会えます。 そんな大和郡山にある「矢田寺」は、関西屈指のアジサイ寺として知られています。今回は、アジサイと金魚の町のカフェをご紹介。梅雨の合間のおさんぽに訪れてみてはいかがでしょうか。
1万株の花が咲く!関西随一のアジサイ寺「矢田寺」
大和郡山市にある「矢田寺」は、関西屈指のアジサイの名所。2万5000平方メートルの広大な境内にアジサイの庭園や見本園があります。お寺の本尊であるお地蔵さんが持っている宝珠(ほうじゅ)がアジサイの丸い花と似ていることにちなんで、約55年前から植え始められたそう。現在では約60種類10000株もの花が、5月半ばから9月にかけて次々と咲きそろいます。 アジサイ園の開園は6月1日から7月10日。期間中は、近鉄郡山駅やJR法隆寺駅から臨時バスも発車します。詳しい開花情報は公式サイトに写真付きで更新されるので、訪れる際はチェックしてみてくださいね。
矢田寺
ヤタデラ
水槽のあるスペシャルティコーヒー店「K COFFEE」
こちらの「K COFFEE」は、各国から買い付ける生豆を自家焙煎するコーヒーショップ。元ガソリンスタンドをお店にしているため、外のベンチに腰掛けていただきます。 大和郡山市といえば、“きんぎょのまち”。カウンター上の金魚のいる水槽は「金魚箱」と名付けられて、訪れる人の目を和ませています。
こちらでは自家焙煎のコーヒーを丁寧にドリップした一杯がいただけます。おみやげにもピッタリなコーヒーバッグ「ちゃっぽんコーヒー」のパッケージに金魚のイラストが描かれているのも、こちらのお店ならではですね。
K COFFEE
ケーコーヒー
金魚鉢に入ったソーダがユニーク。金魚づくしの「柳楽屋」
近鉄郡山駅から歩くこと約5分。石畳が南北に伸びる柳町商店街にあるのが、カフェ「きんぎょcafé~柳楽屋・陽だまり」。店内には多くの水槽があり、金魚が悠々とが泳いでいます。あちこちに置かれた金魚グッズを見つけるのも楽しいですよ。 丸い金魚鉢の「きんぎょソーダ」、夏祭りの屋台にあるポイが飾られた「金魚すくいあんみつ」が人気メニュー。金魚型にくりぬかれた黄桃が涼やかです。
きんぎょcafe~柳楽屋・陽だまり~
キンギョカフェリュウラクヤヒダマリ
季節の花とフルーツのタルトを楽しむ「コロールカフェ」
お花屋さん「corolle (コロール)」のアトリエに併設された「corolle cafe(コロールカフェ)」は、2019年4月にオープンしたばかり。ショーケースには橿原市のパティスリー「Sweets&Cafe あゆみ工房」のケーキが並びます。 花屋さんが手がける美しいディスプレイのある空間で、野菜を彩りよくたっぷり使ったランチや、旬のフルーツを農家から仕入れて作るタルトがいただけます。季節の花を愛でながら、旬のフルーツタルトをじっくり味わえば、心も癒されますよ。
corolle cafe
コロールカフェ
果実まるごとサンドイッチ「イチバンヤ フルーツカフェ」
「ICHIBANYA fruits cafe(イチバンヤ フルーツカフェ)」は、長年フルーツショップを営んでいるオーナーが、目利きならではのセレクトで旬の果実を使った、フルーツ大福とフルーツサンドのお店。道路に面したショップで購入し、店内のカフェスペースでいただけます。 フルーツのおいしさを最大限に生かすため、フルーツサンドのパンは特別にオーダーしているそう。季節ごとに中身が変わるので、旬の味を堪能できますよ。あんとフルーツとの絶妙なバランスにこだわったフルーツ大福もジューシーな果実感が楽しめます。
ICHIBANYA FRUITS CAFE
イチバンヤ フルーツカフェ
氷からシロップまで奈良産素材のかき氷「和カフェ モリカ」
近鉄郡山駅から徒歩3分ほど。古代米や雑穀を販売している「モリカ米店」の販売スペースの奥にはカフェが併設され、お店で扱う上質な豆や奈良県産古代米を使ったおはぎやぜんざいがいただけます。 5月中旬~9月限定で登場するかき氷は夏の人気メニュー。随所に地元・奈良産の素材をたっぷり使用。白玉も大和郡山の黒米、赤米、奈良の古代みかんの3種類と贅沢です。和を感じつつ、ヘルシーなのが嬉しいですね。
***** いかがでしたか? 今回は過去に紹介した記事から、奈良・郡山のカフェをまとめてご紹介しました。 営業時間、定休日などの最新情報は、各施設に確認してからおでかけしてくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
朝光洋理
の人気記事