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2022.02.27
たわしの老舗が手掛けるスタイリッシュなカフェを併設「亀の子束子 谷中店」
下町風情の残る根津の路地裏にある「亀の子束子 谷中店」。こちらは1907(明治40)年に東京・文京区本郷で創業し、現在は北区に本社を構える「亀の子束子 西尾商店」のアンテナショップで、2020年11月に谷中から移転したのを機に小さなカフェスペースを併設したお店へと変化しました。たわしや雑貨を選んだら、併設のカフェですてきなひとときを過ごしてみませんか。
昔ながらの雰囲気が残る根津にあるたわしとカフェのお店
言問通りを1本入った路地裏にたたずむお店
東京メトロ根津駅1番出口から徒歩約1分。昭和の面影が色濃く残る根津エリアにある、築75年の銭湯をリニューアルした建物の1階に「亀の子束子 谷中店」はあります。以前はここから千駄木方面に6分ほど歩いた場所にありましたが、販売スペースを拡大し、ひと息つける休憩スペースを作りたいという思いから、2020年11月に根津へと移転してきました。この移転を機に販売のみのお店から、カフェを併設した軽食がいただけるお店へとリニューアルしました。
軒下に飾られているユニークでかわいい大きなたわし
こちらは軒下に飾られている大きなたわしです。酒屋の杉玉のような趣きで、遠くからでも目を引きます。こちらは実際に使うこともできるそう。ユニークでかわいいですね。
洗練された空間には、100点以上の商品が並びます
白を基調としたシンプルな店内
天井の高い広々とした店内には、たわしの機能性はそのままに、現代にも合うポップでかわいいものや靴洗い用、実用的に使えるキーホルダータイプ、ボディケア用などがラインナップされています。たわし以外にも、屋号の亀の柄をあしらったトレーナーや靴下、トートバックなどのアパレルグッズやマグカップなど、100点以上の商品が並びます。
昔からのファンも多い、おなじみの「亀の子束子」
長持ちで使いやすい「亀の子束子1号」(429円)
まずご紹介するのは定番の「亀の子束子」。たわしは少しの洗剤で汚れが落とせ、素材の丈夫さから簡単にへたらず長く使えるということで、体や環境にやさしいエコなアイテムとして再び注目を集めています。店の看板商品でもある「亀の子束子」は、使用する素材や製法を販売当初からほとんど変えずに作られており、誕生から115年を迎えた今でも多くの人々に愛されています。鉄製のフライパンや根菜類など、汚れを根こそぎ落としたいときに適しており、常連さんのなかにはこのたわしで身体を洗う人もいるのだとか。サイズは4種あるので用途に合わせて選びましょう。
親しみやすいポップでかわいいデザインの商品も
カラフルな色味がかわいい「亀の子ジャンプ」(大小・各550円)
若い人に気軽に手に取ってもらえるようにと開発された、ポップでかわいい新商品も数多く販売されています。こちらは靴洗いや鉄のフライパンの手入れなど、さまざまなシーンで活躍する「亀の子ジャンプ」。柄の部分の色が5色あり、もう少し柄が短くヘッドの小さいサイズのものも。洗うもののサイズによって選ぶといいですよ。
リピーターも多い「亀の子スポンジ」(グレー/オレンジ各330円)と「亀の子ウォッシュ」(770円)
「亀の子」の名前を受け継ぎ、“スポンジのスタンダード”となるべく誕生した「亀の子スポンジ」もあります。防カビ加工を施し、銀イオンを練り込んだ抗菌効果の高いアイテムで、汚れがきれいに落ち、スポンジ自体も長持ちすると人気です。 合わせて使えるオリジナルの食器用洗剤「亀の子ウォッシュ」も。こちらはアルコールやパラベンなどを使わない手肌や環境にやさしい合成洗剤で、「亀の子スポンジ」との相性も抜群です。 パッケージもおしゃれなので、プレゼントにもおすすめ。
亀の子束子 谷中店
カメノコタワシヤナカテン
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クエストルーム 写真:古本麻由未
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