【但馬】絵画のような世界にうっとり。「但馬安國禅寺」

撮影：スターユーザーmilkさん

秋の旅のお楽しみといえば、紅葉。たくさんの名所が揃う但馬エリアでも人気のスポットが「但馬安國禅寺（たじまあんこくぜんじ）」です。足利尊氏が鎌倉時代末期に建立したこちらの名物が、樹齢150年のドウダンツヅジ。例年、11月中旬に鮮やかに赤く色づきます。 高さ・幅はそれぞれ約10ｍで、本堂の座敷から見ると大きな絵のような美しさ。2024年は11月27日（期間延長）まで、見頃に合わせた一般公開を実施中です（平日8:00～17:00、最終受付16:30）。

【丹波】天目かえでが彩る三丹一の名所「高源寺」

鎌倉時代に開創された丹波市の古刹「高源寺（こうげんじ）」も紅葉さんぽにおすすめのスポット。開創者である遠谿祖雄禅師が、約10年に修業した中国・杭州の天目山から持ち帰って植えた「天目（テンモク）カエテ」が11月上旬～中旬ころ見頃を迎えます。 かつて末寺が3000を数えた名刹で、三重塔、惣門、山門、仏殿、方丈、多宝塔など貴重な建造物がずらり。紅葉との競演も美しく、三丹（丹波・丹後・但馬）一と称されます。

【但馬】雲海シーズンまっただ中♪ 天空の城「竹田城跡」

標高は353.7m。虎が臥せているように見えることから「虎臥城」の別名も持つ

朝来市の「竹田城跡」は古城山山頂にある山城の遺跡。廃城から400年ほど経つ今もほぼそのまま残る石垣は、現存するものでは国内屈指の規模です。「日本100名城」のひとつで“日本のマチュピチュ”とも呼ばれ、国指定の重要文化財です。

桜の名所でもある朝来山の「立雲峡」は3つの展望台を持つ人気スポット

**** いかがでしたか？連載「ニッポンいいとこ案内」では、日本全国の旅の目的地にしたいスポットを順次紹介予定。楽しみにしていてくださいね。