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2024.12.20
【滋賀】雪のメタセコイア並木や名建築、発酵グルメにいやされて。琵琶湖と周辺をめぐる冬の旅
日本全国、旅に行ったら訪れたい美しい景色や、定番だけではなくことりっぷ独自目線のおすすめスポットを紹介する連載「ニッポンいいとこ案内」。今回は、滋賀県の琵琶湖と周辺の5つのまちへご案内。美しい景色やパワースポット、名建築、豊かな食文化など、ほかにはない魅力がいっぱいです。ぜひゆっくり味わいにおでかけしてみてくださいね。
【高島】紅葉も雪景色も美しい「メタセコイア並木」
【近江八幡】気軽に見学できるヴォーリズ建築「旧八幡郵便局」
【大津】おしゃれな船で優雅に琵琶湖クルーズ♪「ミシガン」
【長浜】奥深い滋賀の発酵文化に魅了される「湖のスコーレ」
【米原】名山のふもとの古民家でガラス体験「YANEURA」
【高島】紅葉も雪景色も美しい「メタセコイア並木」
紅葉の終わりにはもう少し濃いレンガ色になる。撮影:スターユーザーmilkさん
琵琶湖周辺でぜひ訪れたいのが、フォトジェニックなスポットとして人気を集める高島市の「メタセコイア並木」。1981年に学童農園の整備の一環として始まり、地域の人々に大切に守られてきました。読売新聞社の「新・日本街路樹百景」のひとつにも数えられています。
追加の植林などを経て、現在は約2.4km・約500本の規模に成長。水田や遠くの山々とも競演し、新緑や紅葉、雪化粧など四季折々に美しい並木道となりました。さまざまな気象条件が揃った冬の日には、ふんわりと雪に覆われた木が並ぶ幻想的な眺めを楽しめます。
メタコセイア並木
メタセコイアナミキ
【近江八幡】気軽に見学できるヴォーリズ建築「旧八幡郵便局」
レトロな外観がすてき。自然光を多く取り入れるため、窓の大きさや数も考慮されていたそう
明治時代後期に高校の英語教師として来日し、近江八幡市でキリスト教の伝道や社会貢献を生涯にわたって続けたウィリアム・メレル・ヴォーリズ。知識と技術を生かして教会、学校、住宅などの建築物を手がけ、国内外で1600棟以上を残しました。同市には氏の作品や足跡が多く残り、大正10年(1921年)築の「旧八幡郵便局」もそのひとつです。
かつての窓口カウンター。館内や館内の美品を保存するためのワークショップなども不定期で行われている
「レトロなヴォーリズ建築を探して、近江八幡の洋館街をふらりとお散歩」の記事はこちら
旧八幡郵便局
キュウハチマンユウビンキョク
【大津】おしゃれな船で優雅に琵琶湖クルーズ♪「ミシガン」
4階建ての白い船体が目印。船内では音楽やパフォーマンスのショーもあり、小旅行気分が味わえる
日本一大きな湖、琵琶湖。ときには開放感たっぷりに湖上から楽しむのもいいですね。琵琶湖を観光する船は、発着地もルートも数多くあります。京都市中心部からも20分ほどと便利な大津の港を拠点に南湖をめぐる琵琶湖汽船の「ミシガン」もそのひとつ。滋賀県の友好姉妹都市であるアメリカン・ミシガン州との親善を願って名づけられたクルーズ船です。
デッキからの眺め。近江富士の別名を持つ三上山や比叡山なども望む大パノラマが広がる
「ミシガンクルーズ」の記事はこちら
ミシガンクルーズ
ミシガンクルーズ
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文/高柳涼子
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