連載コラム「暮らしと、旅と...」
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連載コラム「暮らしと、旅と...」

暮らしの視点で全国各地を旅してみると、いったいどんな楽しみがあるのだろう? 調味料や食器、ファブリック、雑貨、洋服など日本各地の風土から生まれたものや各地に息づく暮らしの知恵。旅と暮らしは、遠いようで実は近く寄り添っているように思えます。 この連載では、暮らしの延長線の旅を楽しむトラベルライター朝比奈千鶴が日本中を旅して見つけてきた、とっておきの暮らしと旅のエッセンスを毎月1つの地域を4週にわけてお届けします。どうぞお楽しみください。

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【連載・暮らしと、旅と…】奄美群島をフェリーでめぐってみたら

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島をめぐった最終回に、旅の行程をご紹介します。 奄美大島のほか、加計呂麻島、喜界島、徳之島などからなる奄美群島の島々は、鹿児島の南から台湾へと続く弧状に連なる島々、琉球弧に属しています。今回の旅はフェリーで与論島、沖永良部島、奄美大島をめぐりました。

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【連載・暮らしと、旅と…】奄美大島・縁に導かれてたどりついた場所

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島をめぐる旅で最後にたどりついたのは、奄美大島の「陶工房カフェ 夢紅(ゆめくれない)」。南の島らしいゆるやかなムードが流れるこのカフェは、「きっと好きだと思いますよ」とこれまで訪れた島々でおすすめされた場所です。さて、どんなところなんでしょうか。

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【連載・暮らしと、旅と…】奄美大島・豊かな自然を感じるエコツアー

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島をめぐる旅は3つ目の島、奄美大島へ。沖縄、佐渡島に次いで、国内で3番目に大きい島・奄美大島は、世界自然遺産への登録を目指している奄美群島のなかで最もエコツアーが盛んな地域です。今回は、亜熱帯の豊かな生態系を体感できると評判の金作原(きんさくばる)を歩く原生林探検ツアーに参加してみました。

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【連載・暮らしと、旅と…】沖永良部島・1日3時間半だけ開く島のオアシス

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島をめぐる旅、2つ目の島、沖永良部島のとっても素敵なカフェをご紹介します。お店の名前は「CAFE Typhoon(カフェ タイフーン)」。実はこのカフェ、1日3時間半しか開いていません。その理由は、一度食べたらハマってしまうと評判の「沖永良部島型ちんすこう」をオーナーの植中りえさんがたったひとりで作っているから。島内だけでなく全国からお取り寄せの予約が殺到するという大人気の島型ちんすこう。でも、どんなに忙しくてもカフェを開けるのはなぜ?

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【連載・暮らしと、旅と…】沖永良部島・爽やかな風に吹かれる島の時間

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島をめぐる旅、2つ目の島は沖永良部島を訪れました。沖縄から船で奄美群島をアイランド・ホッピングしながら奄美大島まで北上するこの旅で、どうしても泊まりたい宿が沖永良部島にありました。今回はお目当ての宿、1日1組のみ宿泊を受け入れている古民家宿「Shimayado當(しまやどあたり)」についてお届けします。 一軒家宿に流れる心地よい時間は、いつも爽やかな風が吹いていました。

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【連載・暮らしと、旅と…】与論島、語り継いでいきたい大切なもの

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島をめぐる旅で訪れた、与論島の話は今回で最後です。旅人にとって与論島最大の魅力は、世界を見渡してもトップレベルの美しさを誇る海の青さでしょう。でも、暮らしの目線で旅をしていると、与論ならではの伝統的な布織物や方言、祭りなどの文化が気になります。そこで今回は、「与論民俗村」を訪ねてみることにしました。

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【連載・暮らしと、旅と…】与論島、今そこにある物語を形に変えて

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。奄美群島編第2回である今回は、与論島の情報誌『かなしゃ』についてお送りします。前回登場した「くじらカフェ」の壁にもセンスよく陳列されていた『かなしゃ』は、5冊完結型の与論島の住人による情報誌です。 ひと目見て、美しい表紙に魅せられたこの冊子。実は、人生の旅の果て、与論島に移住してきたアーティストたちの島への想いが昇華して完成したものでした。

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【連載・暮らしと、旅と…】与論島、リゾートアイランドの雨の日は

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。今回から、鹿児島県屋久島と沖縄の間に位置する、奄美群島をめぐります。第一回目は奄美群島にある島のひとつ、与論島を訪れます。  * * * * * * * * * * * * * * * * *  1972年に沖縄が返還されるまで“日本最南端”の島であった与論島は、昭和リゾートブームの際には、「東洋の海に浮かび輝く一粒の真珠」と謳われ、絶頂期を迎えた観光地でした。多くの旅の選択肢が増えた現在、若者がこぞってビーチで寝そべっているようなかつての風景は見られませんが、現在でもリピーターが多く、根強い人気のあるリゾートアイランドです。 近年では、2007年公開の映画『めがね』のロケ地で話題となりました。小林聡美さん扮する都会からやってきた主人公のタエコが民宿「ハマダ」にスーツケースをひきずってやってくるところから物語は始まります。人生の転換期を迎えたタエコは、そこで“たそがれ”、島人たちとの交流を通してゆっくりと心を開いていきます。そんな映画のストーリーに重ね合わせるかのように、海辺で“たそがれる”ひとり旅のお客さんも多いのだそう。 私も、タエコのように「ハマダ」のロケ地となった「ヨロン島ビレッジ」に出かけてみました。映画そのままに、日常を離れた世界にワープ!

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【連載・暮らしと、旅と…】糸島半島1日ドライブめぐり・後編

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。糸島編第5回である今回は、糸島半島1日ドライブめぐり・後編をお送りします。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * 前編でご案内した糸島市志摩小金丸にある「Petani coffee」を出てすぐのところにある「タビノキセキ」は、アーティストの工房が集まる「やかまし村」内にあります。アーティストの長井裕司さんとなつこさん夫婦が、2010年から糸島で営んでいるガラス工房です。ショウケースの並ぶギャラリーに入ってみると、たくさんのガラスのアクセサリーが陳列されていました。なかでも、可愛らしい小さなガラスのペンダントに惹かれて手に取ってみると、とても繊細なジュエリーのよう。この作品は、アロマオイルを数滴注入することで香りを放つアロマペンダントでした。「タビノキセキ」のオリジナル作品です。

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【連載・暮らしと、旅と…】糸島半島1日ドライブめぐり・前編

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。糸島編第4回である今回は、糸島半島1日ドライブめぐりの前編をお送りします。 前回ご紹介した「糸島くらし×ここのき」制作の本「糸島おくりもの帖」を見ながら,気になる場所を地図にポイントしておき、「さて、行くぞ」といざ走り出してみると、ここにもあそこにも、と立寄りたい場所がいっぱい。1日ではとうてい回りきれません。「また来よう」と心に決めて糸島半島を車でめぐった場所をご紹介します。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * 糸島を観光する醍醐味は、なんといっても海岸線の雰囲気にあるらしい。そのムードは、カリフォルニアに近いという情報も。彼の地は何度かロングドライブをしたことがあるのでどんなムードなのかは少しだけ想像できますが、サーファーが波を求めてやってくる場所だけに、さぞかしアメリカ西海岸を彷彿させる開放的な空気が流れているのだろうと運転するのを楽しみにしていました。この日は快晴。筑前前原駅付近をスタート地点にし、さて、海に向かってGO!

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【連載・暮らしと、旅と…】糸島でめぐりめぐる、“おくりもの”

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トラベルライター朝比奈千鶴による、暮らしの目線で旅をする本連載。糸島編第3回の今回は、地元の間伐材を使うにはどうしたらよいか、と奔走する店主と、地域をめぐりめぐる自然とモノの循環のお話です。どこで作られたものであろうが、愛情がこもっているもの、そしてそれを職人さんの技術で昇華させたものは使っていて気持ちがよいものです。旅で、そんなお土産に出会えたら最高の想い出になりますね。  * * * * * * * * * * * * * * * * * * *   福岡県糸島市へ旅したきっかけは近所の書店で見かけた「糸島おくりもの帖」という一冊の本でした。ページをめくってみたら、地域の紹介をはじめ、そこに暮らす人、作る人などが素敵に紹介されていました。糸島にあるショップが発行しているらしく、この本を買うと、糸島にある素敵なものが通信販売で買えるという、いわゆるカタログ本の体裁です。そして価格は1000円。え〜っ、カタログなのに高いのでは、と思いましたが、読み進めていくうちに「糸島の暮らしぶりを知ってほしい」という制作サイドの熱い想いがこちらに伝わり、これは買うべき、と即購入しました。

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糸島・地域に暮らす人のための365日を愛おしむ“こよみ”

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今月は、福岡県糸島市にお邪魔しています。連載タイトルである「暮らしと、旅と…」をそのままに体現できる産直市場をめぐり、お土産をたんまりと買い込んでしまいました。そこで、漬物や野菜の生産者・川上ハルエさんに出会い、一緒に自宅の納屋にあるアトリエ(農作業所)へ。漬物を漬けたり、加工食品の試作をしたり、出荷用の里芋の皮をむいたりするアトリエは、まるで実験室のよう。1年で順繰りとやることが決まっていて忙しいというハルエさん。壁にかかっていた日めくりカレンダーをぱらぱらとめくりはじめ「そろそろキュウリの種まきせんにゃいかんの〜」とつぶやきました。

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糸島・産直めぐり。そこに、豊かな素材があるから

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”美味しいものがたくさんある場所”として、多くのメディアなどで話題に上ることの多い福岡県糸島市。糸島といっても、島ではありません。福岡県と佐賀県の県境に位置する、人口約10万人の都市です。海も山もあり、北部海岸線沿いは北九州方面のサーファーに人気のエリアと知り、なんとなくメロウでスローなムードが流れていそうな場所というイメージを抱いていました。今回の「暮らしと、旅と...」では、食いしん坊たちの心をつかむ糸島の魅力を探ってみようと思います。

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「暮らしと、旅と...」海外編/トロント・日曜骨董市で感じる街の息づかい

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海外旅行に出かけたとき、日曜日は店が開いていなくて困った!という経験はありませんか?もし、日曜日に都市部に滞在することがあったら、ぜひチェックしてもらいたいのが「サンデーマーケット」。大概の都市では、日曜でもどこかの場所で朝からマーケットを行っているから、そういった場所をめぐるのも楽しいもの。でも、住民向けのローカル食材のマーケットだけでは旅行者にとっては、お土産が買えなくて少し寂しい。そんなときは、ぶらぶら歩きのついで掘り出し物に出合えるかもしれない現地の骨董市にでかけてみませんか? この冬に訪れたカナダ・トロントには、多人種の人たちが暮らすコスモポリタンシティらしい「サンデー・アンティークマーケット」がありました。

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津南・雪の上を歩いて体感、苗場山麓ジオパーク

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各地に暮らす人の営みには、大前提として自然環境が大きく影響しています。ことりっぷweb連載「暮らしと、旅と...」津南編では、雪んこに扮して雪の集落を歩いたり、雪下にんじん掘り、古代布アンギン編みなどを体験してきましたが、すべて地形を含めた自然環境が長い年月をかけて造り上げた津南エリア独特の風土の賜物でした。津南編最終回は、津南の自然環境を自分の足で歩いて感じるスノートレッキングに挑戦します。昨年12月にジオパークに認定されたばかりのここでは、スノーシューを履くのは目的ではなく手段。ジオ(地球)を感じる雪の散歩へ出発です!

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津南・雪が残してくれた幻の古代布・アンギン

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多くの縄文遺跡が発掘されている新潟県の津南町。そのなかに、暮らしに使われていた布があります。その名もアンギン。初めてみたときに植物を人の手で編んだ力強さ、編み目の美しさにはっと目を奪われてしまった私。「暮らしと、旅と...」津南編vol.3は、幻の布といわれるアンギンを農と縄文の体験実習館「なじょもん」で編んでみます。

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津南・春を待ちわびる、積雪3メートルの宝物

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雪下で越冬する野菜が甘みが増しておいしいと近頃人気ですが、国内屈指の豪雪地帯として知られる新潟県津南町の「雪下にんじん」もそのひとつ。雪解けの時期にやっと掘り出せるようになる「雪下にんじん」は、店頭に並ぶと津南の人たちが春の訪れを感じる野菜です。連載「暮らしと、旅と...」津南編vol.2は、農家民宿に泊まり、フルーツのように甘いと評判のニンジンを掘りに出かけます。

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津南・ゆきんこ遊びのあとは、温泉でぽっかぽか

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二十四節気の啓蟄(けいちつ)を迎え、そろそろ地中から虫も這い出してきそうな気配ですが、雪国といわれる地域はまだまだ冬景色。世界有数の豪雪地帯である新潟県中魚沼郡津南町は、今年も多い所で3mを越える積雪になりました。2015年3月のことりっぷweb連載「暮らしと、旅と...」は、春の訪れを待つ津南町へ豪雪地の暮らしと文化を体験しに出かけます。見渡す限り真綿に包まれたような白色。上越新幹線越後湯沢駅からは車で1時間弱のところにある津南では、連綿と続く雪国の暮らしを体感できる場所がありました。

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向島・島民に愛される和み場所で、あの人のあの味を

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連載「暮らしと、旅と...」向島編の最終回は、島で出会う人たちが毎回のようにランチにおすすめしてくれる「向島洋らんセンター」内にあるオープンカフェ「Pacu Pacu」をご紹介します。ここは、前回ご紹介した立花テキスタイル研究所のみなさんも常連だとかで「向島でのランチといえば、洋らんセンターのカレー」という人も多いとか。そんなPacu Pacuで人気なのが、じっくり煮込んだいのしし肉のカレー。でも、実はカレーよりもシェフの江頭さんのファンのほうが多いというウワサ...!

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向島・和棉をつむぎ、暮らしをつなぐワークショップ

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連載「暮らしと、旅と...」vol.1、2では、尾道駅前から渡船で渡ったところにある向島の立花地区を訪ねました。今回は、立花で始まったことから会社名にもなっている「立花テキスタイル研究所」で参加した和棉から糸をつむぐワークショップのお話です。

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向島・島影眺め、海を散歩しながらひみつ基地へ

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連載「暮らしと、旅と...」前回でご紹介したウシオチョコラトルのある立花自然活用村からそのまま海のほうへ下った同じ立花地区の海岸は、静かな海が広がっていました。中国山地に季節風を受け止めてもらっているお陰で、晴れた冬の日の瀬戸内海はとても穏やか。今回は砂浜からお散歩気分で”ひみつ基地”に向かう、約2時間半のカヤックツアーに参加してみました。

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向島・海を見下ろす高台のチョコレート工場で

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連載「暮らしと、旅と...」2015年2月は、広島県の尾道駅前からフェリーで5分の場所にある向島を訪ねました。向島は22.23平方キロメートルと東京でいえば品川区と同じくらいの大きさの島ですが、島の南側に位置する立花地区はぐるり山を囲んで世帯数が346くらいしかありません。そんなコンビニもないような静かなエリアに昨年、チョコレート工場やカフェ機能も備えた食堂、若い女性がひとりでパンを焼く一軒家のパン屋など、若い人たちがそれぞれ偶然に立花地区にお店をオープンしました。しかも、わざわざそこを目指していく人がいる珠玉のお店たちばかり。 なかでも、高台にあるチョコレート工場「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」はテレビなどでも紹介され、地元の若い人からお年寄りまで「あそこ行った?」と話題になるような注目のスポットになっています。ではでは、バレンタインデーのチョコでもお目当てに、足を運んでみましょうか。

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鎌倉・今日から始める、禅ごはん

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お正月の贅沢口に慣れてしまい、カロリーの高いものを食べる日が続いています。これは食の嗜好を修正しなければ体に蓄積していくばかり。悲しいかな、体重だけではなく内臓や血液の値への影響も心配なお年頃なのであります。そんなときに精進料理の料理法を身につけていたならば、きっとふだんの食事から嗜好修正の糸口がつかめるはず。連載「暮らしと、旅と...」鎌倉編vol.3 は、稲村ガ崎の山庵「不識庵」の精進料理教室「禅味会」で、季節の禅ごはんを習ってきました。

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鎌倉・大切な器にまつわる記憶を紡ぎ直して

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※こちらの記事は2015年1月18日公開のものです。 ふと気づくと、お気に入りの器の端が欠けていることがあります。どうやら、ガサツに扱ってしまっていた模様。そんな器たちがいつの間にか食器棚の端に寄せられてたまったことに気づき、これはどうしたものかと頭を抱えていたところ、江ノ島電鉄由比ヶ浜駅近くにある「蕾(つぼみ)の家」で1日からでも参加できる金継ぎ教室が行われているのを知りました。これまで、大切にとっておいたカケのある器が蘇りそうな予感!連載「暮らしと、旅と...」鎌倉編 vol.2は、器を修繕する「金継ぎ」の技法を習いに由比ヶ浜に出かけました。

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鎌倉・小正月の幕開けは和の香りとともに

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年が明け、もうすぐ小正月(1月15日)を迎えるにあたり、福を招くといわれる「餅花」の一種、繭玉飾りをアレンジした香り繭玉飾りを用意してみました。これは、年末に北鎌倉のシェアアトリエハウス「たからの庭」で開催された「かほり紫」の香座(和の香り創作講座)に参加して作ったオリジナルのもの。自分で配合した屠蘇散(とそさん)と一緒に、清々しい気持ちでこれから二度目のお正月を迎えます。今月は、寺社仏閣が多い古都・鎌倉でこの講座のように気軽に参加でき、暮らしにとりいれられる”和の体験講座”を4回に渡り、ご紹介いたします。

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徳島・冬の森の神秘とスーパーマンに会いに行く

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徳島の一部の地域が雪に見舞われた12月5日。ちょうどお昼過ぎまで私が滞在していた神山も、離れた直後にこの冬初めての降雪がありました。みるみるうちに山は白銀に染まり、前日に訪れていた「四国山岳植物園 岳人(がくじん)の森」はすっかりと雪景色に包まれてしまったようです。標高約1000m、ゆうに4ヘクタールもの広大な敷地面積持つ「岳人の森」は、山田勲さんが42年前に森を拓くことから始めた壮大なプロジェクトでした。

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徳島・里山にピザの香り。遊山場からはじまる新しい暮らし

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連載「暮らしと、旅と...」徳島編 vol.2は、前回訪れた「粟カフェ」のオーナー中山竜二さんからご紹介いただいた、同じ神山町にある「yusan pizza」へ。今年の7月にオープンしたばかりなのに、あちこちで「もうピザは食べた?」と聞かれるほど、評判のお店でありました。なんでも、夫婦ふたりで営んでいる一軒家のピザ屋ということもあり、前日の夕方までに電話予約をしないと入れないことが多いとか。早速、電話をかけて予約を入れたところ、翌日のために既に生地を発酵中でありました。滑り込み、セーフ!

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徳島・神秘の地、神山で不思議を求めて里歩き

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連載「暮らしと、旅と...」今月は、徳島県名西郡にある神山町へ旅をします。 ITベンチャー企業のサテライトオフィスの移転や世界中からのアーティストが作品を作るために一定の期間滞在するアーティスト・イン・レジデンス、さらには求職者支援訓練を行う神山塾によりクリエイティブ人材の移住者が相次ぎ、2011年には転入者が転出者よりも上回ったという「創造的過疎の町」。一度足を踏み入れたら神山が好きになってまた戻ってくる人が続出するという不思議な魅力を放つ神山町は、実は、神秘の地、パワースポットでもありました。今回はそんな神山を歩いてめぐるべく、町内にある「粟カフェ」オーナーの中山竜二さんにガイドをお願いしてみました。

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鹿児島・新しい文化の芽吹き、萌えいずる場所

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連載「暮らしと、旅と...」鹿児島編、最終回となりました。美山から鹿児島市内へ戻り、vol.3でお伝えした「tawaraya 名山」をのぞいたら、そこには現在の鹿児島カルチャーの息吹あふれる”場”がありました。

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鹿児島・里で、街で、ふだん着の和服で

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前回、vol.2でご紹介した薩摩焼のふるさと、美山を紹介する「クラフトマンビレッジ美山」のウェブサイトは、「お、ここは楽しそうだぞ」と旅心を刺激し、はるばる美山まで足をのばす大きなきっかけとなりました。そこで、気になっていたのがカフェもある呉服店「tawaraya」の存在です。 そもそも、クラフトマンビレッジ美山は「tawaraya」のご夫妻がご主人の俵積田寛志さんの実家のある美山でお店を開き、奥様のまりこさんがブログで地域情報を発信したことから始まったプロジェクトです。現在は、クラフトマンビレッジ美山のメンバーとして鹿児島市名山町にあるビル、レトロフトチトセ1Fの名山店と美山店を行ったりきたりしながら本業の着物と美山、両方の魅力を伝えるべく奔走中のおふたり。どちらのtawarayaも、センスのよいセレクトショップにいるような気分で和の装いを眺められます。

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鹿児島・クラフトマンビレッジ美山的一日美山案内

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連載「暮らしと、旅と...」鹿児島編vol.2は、前回訪ねた「美山窯元祭り」の翌日にまた美山へ。地図を広げると全て歩いて回れそうに見えるけど、祭りのときにずいぶんと歩かなければいけないような印象を受けた私。では、鹿児島市内から日帰りで訪れる旅人は、ふだんの美山をどんな風に歩いたら、面白いの? そこで、美山の情報発信をしている「クラフトマンビレッジ美山」のおふたりにガイドをお願いし、ふだんの美山をめぐってみました。美山の魅力は、どんなところにあるのでしょうか?

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鹿児島・400年以上の歴史を持つ薩摩焼のふるさと、美山の窯元祭りへ

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連載「暮らしと、旅と...」みっつめの旅先は、鹿児島。11月1日から3日にかけて鹿児島県日置市東市来町の美山地区で行われていた「美山窯元祭り」に出かけてきました。400年以上続く薩摩焼発祥の地へは鹿児島市内から電車とバスを乗り継いで早ければ40分、遅くても待ち合わせをあわせて1時間以内で行くことができます。町から森へ、そしてどんどん秋の里山へと車窓の景色が変わりゆくのを眺めていると、美しい山と名付けられたエリアはいったいどんな場所なんだろうと、わくわく胸が高鳴ります。

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金沢・触れてうつくし、使ってうまし。暮らしが変わるグラス

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連載「暮らしと旅と...」金沢編の最終回は、「factory zoomer/shop」へ。実はこの連載を始めるきっかけとなったのは、遠方の友人から贈られたひとつのグラスでした。それは、シンプルなかたちでありながら、使っていくうちにどんどん存在感が増していく不思議なグラス。使っているうちに、友人が毎日のように使っているお気に入りのグラスと同じものを私に贈ってくれたのだとわかってきました。このグラスのもつ心地よい感覚をさりげなく共有してくれたんだと。同じ作り手の作ったグラスをもっと手にとってみたい!そこで、私はグラスの作り手であるガラス作家、辻和美さんのショップへ足を運びました。

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金沢・ちょこっとトレーに街の明日を乗せて

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連載「暮らしと旅と...」金沢編 vol.3 は、石川県指定伝統工芸品、金沢桐工芸の「岩本清商店」へ。店を営む岩本家は、世代を継いだ若き3人組が伝統工芸品を独自のスタイルで継承中です。金沢のカフェや雑貨屋さんでよく見かける「ちょこっとトレー」は、岩本清商店で作られた桐の工芸品のひとつ。安江町のギャラリー喫茶「コラボン」で見かけた、軽くて使いやすそうな焦げ茶色のトレーを見た第一印象は、「あ、なんかいい感じ」。チェックしていた人は私のほかにも、きっといるはず。

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金沢・魂のこもった和菓子を、ひとくち

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連載コラム「暮らしと旅と…」金沢編、第1回目はひがし茶屋街のある東山の路地裏を散策し、ふと気になった古民家に入り、名刺を作ってみました。今回は、この夏に上生菓子で知られる「吉はし」を尋ねた話をお届けします。

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金沢・古くて変わらないもの、変わるもの。

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※こちらの記事は2014年10月10日に公開されたものです。 連載「暮らしと、旅と…」、淡路島編はいかがでしたか? 今回からご案内する二つ目のエリアは、金沢です。 加賀百万石の城下町には、足を運んだことのある方も多いのではないでしょうか。私は金沢市内から車で30分ほどの場所で育ったこともあり、それこそ帰省のたびに訪れています。 ちょうど10年前、2004年の10月に金沢21世紀美術館がオープンし、それからは金沢駅のシンボル、大きな鼓門が完成。万年旅行者の視点で見ると、駅から行く最初の観光エリア、近江町市場周辺までの道路が広くなり近くなったような気がします。周遊バスや公共レンタサイクル「まちのり」システムのおかげで、ほうぼうに離れていて動きにくいように見えた東西の観光エリアへの導線がよくなるなど街の様子は年々変化しており、何度訪れても新しい発見と味わいがあります。自分自身も年を重ね、趣向も変化していき、同じ街を訪ねても、見るもの感じることが変わってきました。そんな目線で、金沢で今の暮らしにつながるエッセンスを見つけてきました。

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淡路島・海のめぐみ、身体感覚をとりもどす食卓へ

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連載、「暮らしと旅と...」vol.3でご紹介した淡路島の夏のイベント「ノープランパーティー」。テーマとなったのは、島でとれた「塩」でした。魚や肉など淡路の素材とあわせて存分に使われ、大活躍をしていました。そして、その塩を入れるための道具、「塩つぼ」を初めて目にし、実際にそれらを持ち帰り、使ってみることにしました。

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淡路島・島の小さなお祭り、食の即興音楽を聴く一日

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年に一度、淡路島の五色町鳥飼浦にある築100年の古民家、gallery+cafe樂久登窯で行われる「ノープランパーティー」。今年で4回目を迎え、淡路島の夏の終わりの定番イベントとなりつつあるそうです。今回は、そんな小さなお祭りを覗いてきました。

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淡路島・風が体を駆け抜けていく、島のふく

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旅行に出かけるとき、洋服選びに困りませんか? どこかに行けばいつの間にか誰かのカメラに納まって記録に残ってしまう今、SNSにタグづけされた自分を見返すたびに、「あ~あ」とがっくりすることがあります。私を例に挙げるならば、それまで似合っていると思っていた洋服が、エイジングにともなう肌質や体型の変化によって似合わなくなっているのを如実に感じます。がっくり。そろそろ、自分の変化にあわせてクローゼットの中身を更新するときに差し掛かってきたのでしょうか。前回ご紹介した「233」のギャラリーで見つけた、手触りのいい「島のふく」は、ちょっと見た感じ、体型をあまり気にしなくてよく、しかもおしゃれで着心地のよさそうな雰囲気が気に入りました。もっとラインナップが見たくなり、南あわじ市の津井にあるアトリエ兼ショップに伺うことにしました。

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淡路島・コモード56商店街に吹く、あたらしい風

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連載コラム【暮らしと、旅と...】第一回目にご紹介したいのは、淡路島。私ことトラベルライター朝比奈千鶴が、ここ数年、何度も足を運んでいるお気に入りの土地です。 関西では週末に気軽に足をのばせる場所として知られているかもしれませんが、交通の便を考えると、関東ではなじみの薄い場所といえると思います。最近、SNSなどで情報をキャッチした友人から、「今度、旅先に淡路島を考えているのだけど、どこに行ったらいいのかしら?」と聞かれることが増えてきました。 ううむ、国生みの島だから超パワースポットな磐座(いわくら)があるし、点在するカフェや宿のセンスがステキだし、生産者やクラフト作家さんとの出会いも楽しめるだろうし...とまあ、さまざまな観点からの入り口がありすぎて、ひとことでは今、現在自分が感じている淡路島について伝えられません。 ということで、今回、読者のみなさんを私の友人と思って、私の感じている淡路島を、みなさんが実際に訪れることのできるお店やイベント、買うことのできるモノを通してお伝えしていこうと思います。

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10月18日(金)から2025年1月19日(日)まで、東京都杉並区で「てくてく杉並スマホでスタンプラリー 〜ことりっぷ×杉並区〜」を開催中。 JR中央線、西武新宿線、京王井の頭線の3つの路線が通る杉並区は、それぞれの路線や駅にさまざまな魅力があふれています。今回スタンプラリーでは、魅力的な杉並区のうちの100スポット以上が設定されています。街なかを散策しながら、いろいろなところに寄り道をして、スマートフォンで気軽に参加してみてくださいね。 毎年多くの観覧者が訪れる東京高円寺阿波おどり招待券(桟敷席)や、杉並区の交流自治体、北海道名寄市の名産詰め合わせなど、魅力あふれるプレゼントが当たります♪

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